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＊＊第3話＊＊
がちゃ…ばたん!

「ただいまぁ〜…つっかりたぁ〜」
深夜近くにゼルルが帰ってきた
「あ、ゼルにいちゃおかえり〜ぃ」
しのがゼルルを出迎えると
「あ、しのっちはいこれぇ〜一緒に飲もう〜？？」
コンビニの袋をしのに渡した

しのは袋を開けるとポテチと缶が2本入っていた

「あの、私お酒はまだ…」
しのが一緒に飲もうという誘いを断ろうとすると

「片方ジュースだよー」
とゼルルが笑った

「あ、じゃぁいただきます!」

・・・・・・・・・・・

プシュっ!!
心地のいい音がリビングに響く
しのは先に飲み物を飲んでいたその間にゼルルはテレビをつけたり、ポテチの袋を開けてから飲み物を飲んだ

「あ、これ、ジュースだ…しのっちぃ〜そっちおさk」
しののほうを向くとしのは顔を真っ赤にしてニコニコしていた———

「クフフ、ぷーくっくっく」
意味もなく笑っているしのにゼルルはこれは酔ったなと確信した

「しの、もう寝なよｖ」
——苦笑。

「うーんそうしゅるぅぅ…」
しのはそう言うとゼルルのひざにまたがって向かい合うようにしてゼルルの胸にもたれかかった

「いやいやそっちじゃなくてね、しのっちの部屋二階でしょ？ほら行ってきな〜」
ゼルルはしのを起こすとひらひら手を振ってお酒を飲んだ

「ほぉぉい…しのっちのお部屋、にかぁい」
しのはふらふらとリビングを後にした

・・・・・・・・・・・・・
しばらくして

「ぅわあ！！？？しのチャン！？」
クウの声が響く

ゼルルがガロとクウの部屋へ行くとクウのおなかの上で気持ちよく寝息を立てていた
しょうがないからクウはしのとユウキの部屋で寝ることになった

次の日の朝・・・・・・
「…あたまいたーいなんでー？？」
しのがおきてパジャマを脱ぐと

「まって、すとっぷ！しのチャン」
赤面しながらガロが言う

「…はへ？」

時を同じくして・・・・

「ふぁぁーねっむい」
ユウキがパジャマを脱ぐ

「アー…ぺちゃパイだなぁ残念！」
クウが残念そうにため息を吐く
「・・・はへ？」

・・・・・・・・・・
「「なんであんたがそこにいるのー！！？？」
ガロとクウのほっぺに赤いもみじができてた理由をゼルルとクウとガロだけが知ってる