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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 気まぐれ屋さん 「リボーン夢」 ( No.11 )
- 日時: 2010/10/01 17:05
- 名前: 美玲 (ID: GXT1iSs/)
「へへ、こ、これでおあ・・いこ・だ・・ぞ・・」
どうやら、敵の一人がまだ残っていて最後の力を振り絞りこの一発を撃ったのだろう・・・・・
「ちくしょう、おい△△大丈夫か?」
『う・・ん。それよりザンザスは大丈夫な・・の?』
「人の心配するより自分の心配をしろよ」
△△の腹からは大量の血が出ていた・・・・
『私このまま死んじゃうのかなぁ・・・・?殺される人の気持ちが分かった気がした。エヘへ、死ぬのって怖いねぇ・・・・う゛っ』
「おい、もう喋るな。大丈夫だ!お前を死なせない」
俺が守るって言ったのに。これじゃぁ俺がお前に守られてるじゃねぇか・・・・
『ザンザス・・・。5日後、何の日か覚えて・・る?』
忘れるわけがない。5日後は俺たちが付き合って3年目の記念日だ・・・
「ああ、覚えてる」
『一緒に祝いたかったなぁ・・・』
「何言ってやがる。一緒に祝うんだ!だから、だから・・・」
俺は涙が止まらなかった・・・・
『私、もっとザンザスとイチャイチャしたかったのに・・・もう無理だね・・・』
△△は泣きながら、でも必死に笑って俺にそう言った・・・
ああ、そうだ。お前はいつも笑顔で話しかけてくるのに俺はいつも素っ気無い態度しかとらなかった・・・
でも、お前は俺の事を愛し続けてくれた・・・・
こんな事になるんだったら、もっと早く素直になるべきだった・・・
そんな事を思っていると△△が口を開いた・・・
『ザンザス・・・私はいつまでもザンザスの事を愛し・・てる・・よ』
それが、△△の最後の言葉だった・・・
「おい△△。△△!死ぬなよ。おい」
お前が居なくなったら俺はどうすればいいんだよ・・・
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