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△△が死んでから５日後・・・・
俺はまだ立ち直る事ができず部屋にこもっていた。

「う"ぉぉぉい、クソボス！△△から預かったビデオだ。受け取れ！」

「△△から？」

「そうだ、５日前に△△から預かったんだ。この記念日の日に渡してくれとな」

「でも、どうしてカス鮫が持ってるんだ？」

「自分で渡すのは照れくさいからって頼まれたんだ。△△の為にもしかっりしろ、クソボスが！△△の思いを無駄にすんじゃねぇぞ！」

そう言い残してスクアーロは出て行った・・・・

俺はそのビデオを見ることにした・・・・




『ザンザス〜♪うーんちゃんと映ってるかなぁ？』

「△△・・・。」

ビデオに映ってるのは手を振りながら喋る元気な△△だった・・・

『さて、ここで問題です。今日は何の日でしょーう？まさか、忘れたなんて言わせないからねぇ』

そうか△△はこの日のためにビデオを用意してくれてたのか・・・

『今日は私とザンザスが付き合って３年目の記念日ですｗｗ覚えてくれてたかな？
そこで、私はこの日のためにビデオレターを制作しましたぁ☆パチパチパチ　
ということで、普段は恥ずかしくて言えないことをぶっちゃけていきます♪
だから、このビデオはザンザス一人で見てるかな？私は多分一緒に見るのが恥ずかしいからベルやマーモンと遊んでるかな？
まぁそんな事はどうでもいいんだったｗｗ
えぇっと、ザンザス。私はザンザスのことを世界で一番愛してるよ////。ビデオでも恥ずかしいな・・・・

あっ、２つ私からのお願い事があります。
１つは、無理をしないこと。ザンザスは素直じゃないからみんな分からないかもしれないけど私は知ってるよ。いっつもみんなの為に無理してる事・・・。
少しは私のことも頼ってよね☆

もう１つは、このビデオを見たら何も言わずに私のことを抱きしめて下さい☆

伝えたい事は以上ですｗｗ

最後に・・・・・



《私を選んでくれてありがとう》』



俺は涙が止まらなかった・・・・・


「抱きしめてってお願いした本人がいないんじゃ叶えてやれねぇじゃねぇか」



もし、今お前がここに戻ってきてくれるのなら俺は精一杯の愛をお前に捧ぐ・・・・・

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　end