二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国basara 一人芝居 ( No.1 )
日時: 2010/09/20 17:36
名前: まる ◆tsGpSwX8mo (ID: Zkr5nzN7)



 とてもきれいな快晴。
 合戦日和、とでもいえそうな日だった。

 「全力で来い・・独眼竜は伊達じゃねぇってことを教えてやる!」
 「ぐ・・・・っ」

 「政宗様、御油断なさるな」


 伊達軍は奥州の内乱を止めようと合戦をしていた。
 相手は奥州の小さき武将。

 時間もかからないはずなのだが、兵が多く倒してもきりが無かった。




        ☆






 外が騒がしい。
 ただごとではないような気がする。

 「・・・何だ?」

 部屋の前にいる兵士に聞くと、

 「貴様には関係のないことだ」

 と、相手にされない。

 畳3畳程度の部屋の一角に腰を下ろすと、静かにその音を聞く。
 「・・・・、」

 ____キィン


  キィン      ォォォォッ


     ァァァァッ      ダダダダッ



 「・・・合戦・・?」


 自然にそう思い、首に下げていた袋をそっと握った。
 懐かしい匂いがして、自然体でいられる気がした。