二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国basara 一人芝居 ( No.3 )
日時: 2010/09/22 20:17
名前: まる ◆tsGpSwX8mo (ID: ZdIvc/1u)



 「__で、アンタらは敵?味方?敵だったら今すぐどいてくれない?でなきゃ斬る」


 とても楽しそうに笑いながら彼女は言う。
 戦うことを楽しんでいる様にに見える。

 「俺たちはこの城のモンじゃねぇ」
 「奥州を束ねる独眼竜、伊達政宗様だ」

 「あぁ、アンタが・・。ならいっか。城主はこの先で自刃してるよ。伊達軍の勝ちだね、オメデト」

 操は軽く刀を振り、汚れを払うと鞘にしまった。

 そのまま2人の横を通り、城の入り口に向かって歩き出す。

 「おい、テメェは何処の軍だ?」

 「軍?  私はもう仕官してないよ。昨日合戦負けて当主がいなくなっちゃったからね。こっちに捕まってたんだよ」

 2人の間を通り越し、止まって振り返る。

 「ねぇ、独眼竜さん。もしいいなら私を雇ってくれませんか?」

 「!?」

 「ok. いいぜ」
 「政宗様!いいのですか?今知り合った相手ですよ?」
 
 「いちいち疑っていたらキリがないだろ?」
 「じゃ、今日からよろしくー」

 操は小さく笑った。
 小十郎は呆れたようにため息をついた。