二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ぬらりひょんの孫-永遠ノ唄- ( No.33 )
日時: 2010/10/07 22:56
名前: 向日葵 ◆5tAuYEuj7w (ID: 5bBsNqZt)

*・.納豆小僧、その後の悪夢.・*

納豆小僧は御猪口を持ったまま固まっていた。
目は、「やっちゃったゼ」と語っている。
上目づかいで毛倡妓を見つめてみると、そこには髪をゆらゆらと揺らし、仁王立ちで立っている毛倡妓がいる。
助けるつもりはさらさら無いらしい。
まあ、それも当たり前だが。

納「あ、あははー」

ザ☆笑って誤魔化してみよう!

作戦に出たが敢え無く失敗。
視線の冷たさが氷点下を切った。

毛「あんた……何したかわかってる?」

鬼がいる。
納豆小僧はセイメイノキキを感じた。
あ、やられる。
これは、あれだ。
自分だけが怒られるのだろう。
ふと後ろを見ると、一緒になって言っていたはずの諸々妖怪が酒に酔い潰れて伸び切っていた。

納「ご、ごめんなさいいいっっ」

納豆小僧はたまらず逃げ出した。
が、近くにいた黒田坊がすかさず首根っこを掴む。

黒「何を逃げている? 納豆」


声がただひたすらヤバかった。
悪寒が走った。


納「わ……わ…わわ………」


顔はもう真っ青でもう呂律も回らない。
(そもそも口があったかは知らぬが。)

そのまま、納豆小僧は意識をドブの中に捨てた。


後は、ご想像にお任せしますノシ