二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Memory 【ヘタリア×ちびさんデイト】 ( No.1 )
日時: 2010/10/08 21:28
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

プロローグ

今日も平和(?)に国際会議。
私—アレックス共和国も国なので勿論参加しています。今日も国の平和に貢献中です。
まぁ、国と言っても様々な国がある訳ですが……


「アレックス共和国! おはようなんだぞ☆」
「よぉ、アレックス」
「朝から可愛いねぇ〜」
「おはようある。今日も元気そうあるね」
「ふふふ、アレックスも元気?」

まず、連合国の皆さん。ちなみに私は結構古株でアメリカやイギリスよりちょっと年上なんですよ、はい。
フランスよりは年下ですけどね……一応。


「おや、おはようございます。アレックス共和国さん」
「ヴェー、おっはよ〜♪」
「おはよう…………」

こちらは枢軸国の皆さん。日本さんとは結構話のソリが合うんですよ。
ちなみに私の国では音楽が盛んなのでドイツさんやイタリアとも結構国交があったりします。



今の方達が、私と国交のある人達で皆面白い。
私もいつかそんな国になれたらなぁ……とか思います。





お姉ちゃん、みたいな……









場所は変わってアメリカ・マサセッチュー州のナンタケット島。
一人の楽器奏者が、優雅に楽器を吹いていた。
と、そこに一人の青年がスケッチブックを持って通りかかっている。

「おはようございます、春さん」
「おはよ、セージ。絵は順調?」

えぇ、まぁ。とセージと呼ばれた青年は曖昧に答えつつその場に座って花を眺めていた。
春と呼ばれた女はセージの返答を特に気にするわけでもなく休憩、と言う風にその場に座る。
目は何処か遠くを眺めているかのような何処か浮いている視線だった。


「……もう此処にきて3年か……」

春は感心した風に溜息をつくと寝転がりナンタケット島の青く広い空を見つめる。天気は快晴。
セージは不思議そうに春を見ながら花のデッサンを続けていた。
二人の間、いやナンタケット島に穏やかな空気が流れる。





妹にも、見せてあげたかったな——————






二人の姉妹は全く別の場所で深く深く溜息をついた。