二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【二ノ国】 マルの『秘密の冒険』 ( No.107 )
- 日時: 2011/10/18 20:44
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
第十四話 「vs魔獣ハリケーン」※グロ注意…
「避けて……!」
「うんっ!」
オリバーはハリケーンの攻撃をかわした。
ハリケーンの通った所には、強風が吹く。
「「くうっ……」」
(此処からは誰の攻撃か、あまり説明できません。人数が多い。ちなみに、PS3版の戦闘をイメージした戦い方を。しかし三人以上)
『ラァ——ッ!』
無数の風の刃がマル達を襲う。
「……!(烈風)」
「烈火斬りっ!」
この攻撃は、ハリケーンの風をかなり押さえた。
「!有難う!……コンセントーン!」
「……召喚!灼熱ブレス!」
この炎の威力は、かなりの光と熱。
『グアァアア……!ハァ、ハァ……』
そう、火属性。それはハリケーンの弱点!
「いけ!」
「グ……ゥッキュー!ウィシュ!(烈火斬り)」
「ほう、お前もその技を……しかし我に勝てるかな?連続斬り!」
『グッ!』
「キュー……」
ルッチは困っている。
これは彼の使える技じゃない。
しかし!
「……!」
剣に力を貯める。
そして……!
「ウィ…シュッ!!ッ!ッ!(連続斬り)」
ザシュ!グシュ!シュッ……!
剣で斬りつける音は絶え間なく続く。
「(とどめっ!!)グッ……キュゥウウウ!」
煉獄の炎となった剣は、ハリケーン……ソーラの肉体を——
『ァ……グルァアアアアア——!ッ……』
真っ二つに。
見てらんない……!
「……!ルッチ……」
これは、流石の主人も声が出ない。
「やっちゃったか…?もしや、我が悪い?」
「はぁ……」
「……」
「……キュー?…!…!」
ルッチは慌てた素(そ)振りを見せた。
自分のやってしまった事。
それが物凄い事だからだ。
「キュ……」
そしてとても申し訳なさそうに……
彼の言葉で「ごめんなさい」を言ったのだろう。
「いいよ……終わっちゃった事だから……。でも、次からは……」
「キュー!」
ルッチ語で、了解!
だと思う。
そしてあたりは静寂。
文字通り、寂しいほど静か。
氷の冷たさはそれに拍車をかける。
これから、どうするの……