二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【二ノ国】 マルの『秘密の冒険』 ( No.76 )
- 日時: 2011/08/01 21:30
- 名前: 彌浪 ◆BWqKsmtrLo (ID: u6knrXHP)
第(記念すべき)十話「vsミーアメア!後編」
戦いは三ターン目に突入した。
わかった事は、相手は状態異常にさせる厄介な相手だということ……。
交代するか……自然回復を待つか……アイテムを使うか……
……待って、状態異常?
——悩んでた私が馬鹿だった!
「リフレメロディ!!」
「……。あれ、マル?…ルッチ。……えっと…あ、そっか。…ごめん……」
「大丈夫!さ!早くかた、つけちゃお!」
「うん!」
「……ウィシュ!」
「ギャッ!……ヒャヒャッ!」
バシィン!叩いて来た。
効かないって……分かった?ふふっ。
—次のターン、
「さ!これで決めるよ!」
「うん!」
「グッキュー!」
このターンで……終わらせる!
「コンセントーン!」
「ヤァッ!(デタラメ斬り!)」
「ギャ……!」
「……バルゼノン!」
凄い閃光だ。もう凄まじいを超えている。
そりゃ、コンセントーン二回がけだもん!
終わりだっ!
「ク……ギャァァァァァァァッ!」
しーん……
やった……?
やったの……!?
「やったぁ!」
「やったね!ルッチ、戻っていいよ」
「キュー!」
「……。誰……?誰よ……!」
どうやらミーアは意識を取り戻したらしい。
「あっ!えっと…僕はオリバー…」
「私はマル!ミーア……さんですよね」
「……」
ミーアは黙っている。
「う……っがはっ…がはっ!」
「だ……っ」
「「大丈夫ですか!?」」
「……ククッ。あははっ!……ねぇ!教えてよ。何にも……分かんないよ!?」
狂ってる……。見えない……心が……。——仕方無いね。ソーラから……解決する!
私がオリバーのほうを見ると、そっちも同じ事を考えていたらしく、こくりと頷いてきた。そして私も頷き返した。
……あれ?なんか声がする。
「おーい!オリバー!」
「マーク!あ……警察の人、呼んでくれた?」
「勿論だぜ!」
……良かった。
でも、私達、話せないんだよね。一ノ国の住人と。
……はぁ。
すぐ隣からは、警察がミーアと言い合っている。
ミーアは、ただ黙っている。
——だが。
「ねぇ……五月蝿いよ。君達皆、どうなっても知らないよ?」
『……ひっ!』
警察弱い……。やっぱり、二ノ国に行こう!
「(ボソッ)行こう!オリバー!」
「(ボソッ)うん!」
よし!気を引き締めて……!
「マーク…」
「ん?どうした」
「ちょっと僕、大事な用事があって。こんな事態なのに…ごめん!」
「ああ。仕方ないさ。行ってこいよ!」
「うん!……有難う。(ボソッ)マル!」
「分かってる!」
「……ここなら、見つかんないよね」
「うん……!」
(ゲート使ってます)
『二ノ国』
「どうだった?そっちは」
「えーっと……」
言えないよね……物凄く……
——だったから……。
「ナイトメアに、取り付かれてました。ナイトメアは倒したんですけど、でも……心の輪郭が見えないんです」
「そうか……。あ、こっちはだな。まぁこいつはまだ生きている。だが、危ない。いつ死んでもおかしくない」
「そうですか……」
「あっ!一応、回復魔法使った方がいいかな」
「関係ないだろう。体力の問題じゃない」
「そうですか……」
「何……話してんだ……よ……!うっ!」
「「「ソーラ!」」」
「黙れ……!お前…等は……私…が……叩……きのめし……て、やる!がはっ!」
vsソーラ……本当に、幕を開けたのか?