二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 少年陰陽師*もしも、昌浩に二つ違いの姉がいたら・・ ( No.3 )
日時: 2011/03/23 06:49
名前: 翡翠 (ID: 2fGMg0kq)

*紫春*

「んーよく寝た〜」

腕を思いっきり伸ばす。
布団から出た私はいつもの様に母上達のいる方へと向かう。
廊下を歩いていると、奥の部屋から弟の昌浩が出てきた。

「おはよう、昌浩」

声をかける。

「おはようございます、姉上」

笑顔で言う昌浩の後ろをぽてぽてと、白い物の怪が歩いている。

「おはよう、もっくん」

私が、そう挨拶すると、あからさまに顔を物の怪は引きつらせた。

「お前もいい加減もっくん言うな!」

勢いよく言う物の怪の姿に二人して笑う。
これが、私の一日の始まりだ。