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第21話　最強剣士VS天才剣士

エルザ「しつこい奴だ……」

北大路「はぁはぁ…だが、もうそろそろ若が到着しますよ…」

エルザは『悠遠の衣』を身にまとい柳生四天王の一人、北大路いつきと戦っている

エルザ「（こいつ私の弱点を見抜いてくる……）」

東城「北大路!!!若が参ったぞ!」

突然柳生家の門が開き、長髪の男の後ろに「若」らしき剣豪が見える

エルザ「あいつが…」

九兵衛「貴様ァァァ!!!」

ガキーン!

エルザ「クッ!何て速さだ!」

九兵衛は一瞬で門の前で戦っているエルザに剣を抜いた

エルザ「なら、私も!換装『飛翔の鎧』!」

エルザはヒョウのようながらのある鎧を身にまとっている

東城「（何者だあいつ…いきなり鎧を瞬時に換えた…）」

エルザ「ハァァァ!!!」

ガキーン!
九兵衛は刀でエルザの剣を受け止めた

九兵衛「何者だ!」

エルザ「そういうのは人から名乗り出るもんじゃないのか!」

九兵衛「なら、その口からたたき出してやろう!!!」

その瞬間二人は肉眼では捕らえられない速さで戦いを始めた

北小路「若!気を付けてくだされ！そいつは銀髪の男より強いかもしれませんぞ!!!」

九兵衛「わかった!!!」

エルザ「換装『天輪の鎧』!循環の剣（サークル・ソード）!」

妙「ゴラァァァァァァァァ!!!九ちゃんに何してんだァァァ!!!」

突然乱入してきた妙はほうきを振り回した風でエルザのはなった剣を柳生家の屋敷の方に吹っ飛ばした
エルザの剣は見事に屋敷に突き刺さっている

九兵衛「……」

東城「……」

北小路「……」

エルザ「やってしまったな…」

妙「ん?」

九兵衛、東城「ギャアアアアアァァァァ!!!」

妙はにっこりしていた…

——続く——