二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法のお店 ムーンライト魔法学校だより ( No.17 )
- 日時: 2011/04/29 10:24
- 名前: minmin (ID: BKGAQbzV)
- 参照: http://ameblo.jp/busuke1031eri/
こっから話は千秋目線へ戻ります
四話は、魔法のお店のほうへ!(とびすぎ
あと、文字数オーバーするので今回も分けます。
第四話 お店ゲット!(+作者専用秘密道具公開!!)
千秋が魔界に来て1年たったある日のこと———
「お〜い!千秋、のえる!」
…煩い。
すっごくいいところだったのに。
さっきの声聞いたら忘れちゃった…。
(何をしていたのかはご想像にお任せします。
もしかしたらR-18系かもね←)
「まったく…
いっつも寮で大きな声出すなって言ってるのは
テツじゃないの!?」
同感。
ていうか、一年前は私はそれで1時間の間説教をされて…
思い出したくないな。
「それはいいから急げ!
校長先生から今すぐ塔へ来いって、伝言があるんだ!」
テツさんは凄く慌てた様子で言った。
きっと、ものすごく重要なことなんだろう。
R-18のグロかな!?
これ、期待しちゃってもいいんじゃない!?
…ん?
「テツさん、私とのえるちゃんだけですか?
たしか、いつもならk「あいつなら先に行った!それより、速く行け!」
テツさんに怒鳴られて、
私たちは急いでホウキに乗り、塔へ向かった。
「うわっ!!」
って、なぜか知らないけど
のえるちゃんが一瞬ホウキから落ちそうになったような…。
…気のせいか。
のえるちゃんに限って、そんなこと無いもんね。
「到着!」
「ああ、テツさん煩かった…。」
あんな事があっても全く気にしていない様子ののえるちゃんと、
テツさんが煩くて少し涙目になっている私。
本当、テツさんってば…
これじゃあ、示しがつかないんじゃないの?
「お前らにしては、ずいぶんと遅かったな。」
でた!極悪様!!(海斗だって…名前覚えろby海斗
あ、でも確かそれは昔勘違いしてただけなんだよね…。(そーだってby海斗
今は獲物になってるけど。
「…でも、確かに。
今日は、のえるちゃんにしては遅めだったよね。」
「無視かよ…。」
私は、そんな海斗の言葉を無視して言った。
途中で抜かしちゃいそうになったし…。
ていうか、ホウキから落ちそうになってたし…。
…きっと見間違いだろう。
「そろそろ本題に入らせてもらいますよ?」
「「「………。」」」
すみません。
正直に言うと、校長先生のこと忘れてました…。
「そろそろ君たちも成長してきた。
それで、今日は大切な話があります。
君たちの魔力をより高めるため、
君たちには転校してもらいます。」
「「「!!?」」」
「転校先は、ムーンライト魔法国一番の町、
クレセントタウン、ムーンライト魔法学校です。」
たしかそこって、魔力の高い人や
それを教える先生が集まってる、
この国で一番のエリート学校のある町だったような…。
「あと、そこに住んでる私の父にあったら、
これを渡しておいてください。
では、速くムーンライト魔法に行ってください。
急いでいるんです。」
そう言って校長先生は、
私たちを始まりと終わりの扉のところまでとばした。
(というか飛ばされた)
急いでるんだったら、
直接送ってくれればよかったのに…。
「千秋、おいてっちゃうよ。」
えっ…!
「ま…待って!」
千秋の心のすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく奥底の声(この選ばれし優秀な魔法使いをおいてくなー!てめぇら、一回死んでみてぇのかー!!?)
…と、千秋の心のすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく奥底の声の話してるうちに…(大半はすごーーー(ry)で閉められてますが?
「来ちゃったよ…ムーンライト魔法学校!」
私は、あまりにもその学校が凄かったため、思わず、口にしてしまった。
「ちょっと、なんで始まりと終わりの扉から来たのに、
寮の管理人さんに挨拶してないんだよ。」
あ、忘れてた(酷
私達は、寮の管理人さんに挨拶に行くことにした。
面倒だけどね!←
「よう、新入り。
テツから話は聞いている。
俺は、この寮の管理人のテツだ!」
………。
私達は、一瞬石化しそうになった。
理由は、ここの管理人さんが
今まで通ってた学生寮の管理人のテツさんとと、
外見も声も性格も喋り方も名前も全く同じだったからからだ。
「ねぇ海斗。
さっき、校長先生の父に会ってきたんだけど、
この人と同じように
校長先生の夜の姿そのまんまだったよ。
外見も声も性格も喋り方も…。
まぁ、一つ違うとすれば、まだ昼なのに月の姿って事くらいだけどね。」
と、いうことはこのテツも、
あっちのテツさんのの家族かもしれない…。
と、階段のほうから足音が聞こえた。
「あんた達煩い。少しは静かに出来ないの?」
その声は、なぜか知らないが聞き覚えのある声だった。
私は気になって振り返ってみた。
白い肌、ラベンダーの髪…
間違いは無いと思う。
私は、無意識の内に口を開いていた。
「もしかして… 楓?」
彼女は、私の声を聞いてこっちを向いた。
「その声、もしかして千秋…?」
私の名前を知っている…
ということは、楓である確率が高い。
けれど、私はあまりにも驚いて言葉が出なかった。
再会に驚く私たち二人と、
唖然としている三人。
そして、しばらくの間沈黙が続いた…。
「千秋、その子知っているの?誰なの?教えて!」
これ以上沈黙が続かないように、
のえるちゃんが話題を振ってくれた。
「彼女は楓。
両親がいなくなったところを私達が引き取って
一緒に生活をしていた、血の繋がっていない家族だよ。」
私が説明を終えた後、その沈黙は破られた。
「…やっぱり千秋なんだね!」
そう言って、楓の表情は明るくなった。
「久しぶりの再会…。
いいねぇ、青春だねぇ。」
そう言って、少し涙ぐむテツさん。
その後、長い長い世間話が何時間か続いた——
「…あのさ、悪いんだけどそろそろ学校行こうよ。」
退屈になってきたのか、のえるちゃんがそう言った。
のえるちゃんにそう言われたので、
仕方なく、寮を後にしようとしたとき、
テツさんがある事を言った。
「そうだ。王様がお前らのことを呼んでたぞ。
お前ら四人で行ってこい!」
作者「まだまだ続くZE☆」