二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法のお店 陽光と月光の魔法学校 ( No.67 )
日時: 2011/04/29 10:23
名前: minmin ◆LZFWVlxGhU (ID: BKGAQbzV)
参照: http://ameblo.jp/busuke1031eri/

第十四話 修羅場だよ!(馬鹿は)全員集合!



「なんだと!?
お前、ちょっと表出ろ!」

寮の中でいつもの様に大きな声が聞こえた。
のえるちゃんの声だ。
多分、のえるちゃんと獲物(海斗)が喧嘩をしたのだろう。

またいつものように孤島に行って、決闘をするのであろう。
十時間ほど経ったら戻ってくる…いつもの事だな。


にしても、よくそんな毎日喧嘩ばかり出来ると思う。
バリエーションも沢山有るし。

それほど二人は暇なのだろうか。
…私でも無い限り、それは無いと思った。

であれば、一方が切れやすく、もう一方が人をからかうのが好きなのかだろうか。
うん、それが一番当てはまりそうだ。

でも、それが合っているとは限らない。
やはり、本人、または第三者等に聞いたほうがいいか。

私は第三者に聞きに行こうとした…が、止めておいた。
なぜなら、そんな事に時間を使っている方が勿体無い事に気が付いたからだ。

私は、先程までの事を忘れることにした。
そして、読みかけだった“死霊の資料集”に再び目を向けた。





———孤島———


私はいつもの様にセイレーンとマーメイドに合いに来た。

孤島は、他の陸地から孤立している島。
その為、人気が少なく、歌の練習には最適なのだが、
最近では毎週決まった日に海賊気取りの泥棒が来るため、
セイレーンやマーメイドと歌の練習が出来ない。
追い払いたいけど、目立つのもあまり良くないので困ったものだ。


「今日こそ、ぼっこぼっこにしてやんよ!」

「俺の台詞奪うなっ!」

子供の声が遠くから聞こえた。
結構大きかったので、とても聞き取りやすかった。

どうやら、男子1名と女子1名が喧嘩をしているようだ。
タクシーの音ではないから、自分のホウキを使って飛んでいるのであろう。
となると、まぁまぁ実力のある魔法使いなのかもしれない。

この町で実力のあるものは…
やはり、国一の実力者である千秋。
けれど、千秋はその場で瞬殺してしまうからまず、無いだろう。

ならば、力だけはあるのえるか?
のえるは結構怒りっぽいところもあるし、よく喧嘩をするから可能性は高い。

じゃぁ、男子は?
この辺りでは、全体的にバランスの取れている海斗くらいだろうか。
よくのえると喧嘩をしているし…。


…この組み合わせだと、
また二人がしょうもないことで喧嘩をして、孤島で決闘、ってとこか。


まぁいい。
孤立している島だからって、狭いとは限らないからな。
セイレーン達に伝えて、別の場所で練習することにしよう。

…まぁ、最初からそうすればよかった話だが…。


そうして、私はその場を離れた。





———修羅場———


作者「のえると雑用係(海斗)がもうそろそろ孤島に着く。
だがその前に!ちょーっと肥満海賊野郎について説明しとくぜ!」


キャプテン・ドット

いわゆる肥満
泳げないのに海賊という名の泥棒をしている大人気無い大人
子供相手なら楽勝だろーwとか思って日曜日に孤島に着てみたが、
そのときはちょうど二人が喧嘩していたので、争いに何回も巻き込まれている
そのため、借りを返すために毎週日曜日に必ず孤島にやってくる

作者「んじゃ、修羅場に戻るぜ!」





ただぼけーっと突っ立っているドット。
やっと向こうから凄い勢いで向かってくる子供二人に気が付いたようだ。


「お前ら、今日こそ今までの借りを返してやr「「うっせぇ邪魔だこの肥満野郎!!!」」


のえると海斗の打っ飛ばす攻撃!▼
ドットの怒りのボルテージが上がった!▼


「お前ら!人の話しくらいちゃんときk「KY KY 空気嫁。」


ドットの怒り攻撃!▼
効果は無いようだ▼

のえるの黒い笑み!▼
効果は抜群だ!▼


「ごめんなさい。今日は許してください。
もう吹っ飛ばされてもいいです…いえ、吹っ飛ばしてください。」


ドットのドM発言!▼
効果は抜群だ!▼

「おお、自分から言ってくれるとは有り難い!」

「よし、有限実行〜♪」


のえると海斗はドットをぶっ飛ばした!▼
ドットは星になった!▼

ドットは倒れた!▼
のえると海斗はそれぞれ142経験値を貰った!▼

「経験値少ねっ!
これじゃあLv,上がらないじゃん!」

「まぁ、一桁や二桁よりかはマシだからいいんじゃないのか?」


のえるがハッとして言った。

「ねぇ、あたし達って何で孤島に着たんだっけ?」

「そういえば… 何でだっけな。」

目的を忘れたため、帰ろうとする二人。

しかし、突然煙が出てきた。

「なにこれ!一体誰だ!?」

???が不意打ちで煙幕を仕掛けてきた!▼
のえる達は咳をしている!▼

「薄らと影が見える!」

???のシルエット攻撃!▼
???はヒントを出した!▼

のえるの見破る攻撃!▼
相手の正体が分かった!▼

煙が晴れてきた!▼

「んじゃ、行くぜ!」

「おう!」

のえると海斗のぶっ飛ばす攻撃!▼

なんと、???の正体はリテイクだった!▼

「なんだ、ただのKsか。
倒すだけPPの無駄使いだな。」

「こいつは経験値とか全然でなさそうだな…。
努力値は全くなさそうだし。」

のえると海斗の毒舌攻撃!▼
リテイクのハート(=脳)に見えない矢が刺さった!▼
効果は抜群だ!▼
リテイクは倒れた!▼
のえると海斗はそれぞれ1経験値をもらった!▼
のえると海斗は999(ry リッチを貰った!▼
リテイクは借金して大貧民になった!▼

「んじゃ、要らなくなったヤツは食いますか。」

「美味しくなさそうだけど…
魔法を使えばマシになるか?」

のえると海斗は、黒い笑みを浮かべて言った。

しかし、作者の都合によってそれは拒否され、
代わりに借金で済ませることになったとさ♪
めでたしめでたし!