二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 大乱闘の裏 ( No.49 )
日時: 2011/08/16 16:26
名前: 無人 (ID: jKkloFvs)

街へ来た。



見渡す限りの人、人、人。

マリオ達はそんな所へやって来た。

「……暑い。」

ハンカチで汗を拭きながらマリオが呟く。

そう呟きながら歩いていると一回り大きな建物が姿を表した。



その建物を見るないや移動により疲れが見えていたスマブラメンバー達の顔が輝いた。

そして横断歩道を渡る途中………





マリオ達の耳にクラクションが鳴り響いた。
なんなんだと思いつつ鳴った方に顔を向けると………





いかにもガラの悪そうな不良がクラクションを鳴らしていた。



「おらさっさと行けよ! 亀が!」

「今そちらは赤信号ですよ。」

不良の態度に少々イラッとしながらも怒りを落ち着け説得するリンク。

「あぁ? 生意気に口答えなんかしやがって……そんなの知るか!!」

気付けば周りに人だかりが出来ているがスマブラメンバー達は気づかない。






と、リンクの反論に腹を立てたのか後ろの席からバットを取り出し車から出ようとした。
















その時だった。







我慢の限界を超え完全にキレたサムスが、なんと車を持ち上げそのまま不良を乗せながら人のいない所へ投げ捨てた。



スマブラメンバーも含みサムスを除く人々が呆気にとられ、機嫌を直したサムスは鼻歌を歌いながら建物へ向かった。



スマブラメンバーを気を取り直し建物へ向かった。









「……広いなぁ〜」

建物内のあまりの広さに呆然とするマリオ達。

「……って見とれている場合じゃないな。」



気を取り直し買い物を始めたマリオ達。

「……んで、メモにはなんて書いてあるんだ?」

「簡単に言うと雑貨、食糧、文房具……その他色々。」



あまりにも簡潔にまとめ過ぎている。




「……では別れて行きますか。」

リンクの提案により再びバラバラになるスマブラメンバー達。



この後起こる事も知らず……

Re: 大乱闘の裏 ( No.50 )
日時: 2011/08/22 21:11
名前: 無人 (ID: jKkloFvs)

結局班は四つに別れた。

マリオ、ルイージ、フォックスによる圧倒的に平凡なチーム。


リンク、サムス、ピカチュウによるエリートチーム。


カービィ、ドンキー、ヨッシーによるマイペースチーム。


そしてファルコン、ネス、プリンによる余り者チーム。


以上の四つに別れた。




「では3時にまた此処に集まりましょう。」

リンクの案によりスマブラメンバーは解散した。












マリオ率いる平凡チームは1Fで行動していた。




「………っと、次は電池か。 フォックス、そこの単二を取ってくれ!」

マリオの声に反応し電池を手に取ったフォックスが再度確認をする。

「兄さん! 茶碗の予備は10個だよね!?」

棚越しにルイージが尋ね、首を縦に振りながらマリオが茶碗を取りに向かった。







一方のカービィ率いるマイペースチームはというと……


「う〜ん、この果物なかなかいけるね。」

カービィ達はと言うとB1Fの試食コーナーで腹の足しになるものを食べ尽くしていた。



「おいカービィ! こっちにも美味そうな肉があるぞ!」

ドンキーの言葉にカービィとヨッシーは目の色を変え、ドンキーのいる所に直行した。




……………完全に目的を忘れている。




リンク率いるエリートチームは……


2Fでは大変な騒ぎになっていた。



リンクが頼んだ物をサムスがどこからでも何故か綺麗に投げつけていた。



例えナイフでも構わずリンクの所へ投げつけるため何人か巻き込んでいた。


悲鳴と怒号が飛び交う2F






そこにはいるはずの人物が居なかった。