二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン【中学再生作戦編】☆イメージソング募 ( No.169 )
日時: 2011/08/09 22:49
名前: 風風 (ID: 0T24nVPU)


第2話
 「悲しさは涙では消えない」

そのころ
美紗は、高等部の理事長室へ向かっていた

両手で大事そうにサッカーボールを抱きながら

美紗は、あんまり
母親が好きではない

何故かって?
それは…

 美紗「お母さん…美紗です。失礼します…」

美紗は珍しく
弱い声で敬語を使いながら
ドアを叩く

あれが、サッカー部1の
マイペース野郎なのか、
まるで別人であった

 彩「美紗?貴方が私に用事なんて珍しいわね
なにか用かしら?」

理事長室の真ん中の奥には
大きいデスクとチェアが
置いてある

そして、チェアの上には
少し白髪が混じった
クリーム色の髪を後頭部のところで綺麗なピンク色のリボンがついたピン止めで髪の毛を結っていた

瞳は美紗とは違う
沖縄の海のような
エメラルドグリーンの瞳
その瞳は美紗の心を見透かすかのように
美紗の心にささった

声はまだ、少し若く
45歳以上とは思えなかった

美紗は、静かに息を飲むと

 美紗「この学園に…雷門中のサッカー部の人が来たので、それの報告です」

美紗は、いい終わったあとは、固く口を結び
1歩、後ろに下がった

すると、彩の瞳が
するどく光り

 彩「見たいね、どうやらシュートをしたようね」

と彩はいう

美紗は、驚いた
いままで、この理事長室にいたのに
なぜ、お母さんが知っているのかと

そして、彩は更にいうのだ

 彩「約束は?」

美紗は、顔を下に向け

 美紗「わかってますよ…」

という

美紗は、理事長室を後にする

お母さんは、変わった
小学生4年ぐらい
までは、こんな性格では
なかった

では、今のお母さんは…

美紗は、そのまま、寮へ
戻った