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第２話
　「やるぞ!!」

　鬼「蘭桜ちゃ〜んどうしたら、こうなったの〜」

鬼乱は頭を軽くカキながら美紗に聞く

一方の美紗は顔を青くして円堂の方を見て、「私もわかりません」と呟く

　紅「美紗、また雷門だろ？なぜ、あいつらは此処に居候しているんだ」

紅葉の鋭い質問に美紗は黙り込む

一瞬、美紗は紅葉のことを見るが、大きな緑色の瞳に睨まれそれ以上見ることができなかった

　和「でも、練習だから、私はいいと思いますよ〜」

　歌「私も和泉に賛成!!」

　葦「た、たまには良いじゃないですか!」

１年、２年の何人かはやる気な様子でスパイクのヒモを固く結んでる

美紗は、まだ了承してくれない３年生の前にたち

　美「お願いです!今回だけ・・・今回だけでも、付き合ってください!!」

といい頭を下げる
蘭桜の人も雷門の人も、みな美紗のことを見ていた
美紗も大声で叫んだため、顔を赤くしていた

その思いが通じたのか、
鬼乱が一瞬微笑み

　鬼「理事長の娘に頭さげられたらね〜」

わざとらしく言う
紅葉も、それに乗り

　紅「今回だけって、美紗、みんなにそういうの何回目だ？」

ふざけて言ってくれる

　美紗「ぁ・・・ありがとうございます!!!」

美紗は久しぶりの笑顔でそういう

　灯「まずは第一歩ですね美弥日先輩!」

　美「・・・美紗があんなに笑顔なの久しぶりだな」


さあ、練習の始まりだ!!