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第４話
　「あ、きみ男の娘メンバーズの、、、」


美紗は、少しいらついているのかムッとした顔でパートナーを探す

　—の前にペアをくじ引きで決めるって、、、普通か、、、—


そんなことを頭の隅で思いながら、くじに書いてあった記号を見る
そこには『☆』と書いてあった。
２校が一斉に動き出すため、ペアを探すのは苦労するだろう

そんなことにもため息をついた美紗に

　　　「おーい!『☆（星マーク）』のやついるかぁ？」

後ろから、声が聞こえた


　美紗「あぁ、それぼく、、、、ってきみは」


やっとか...
そんなことを思いながら後ろを向くと、そこには青いポニーテールを揺らして辺りを見回す、風丸の姿があった。


美紗の微かな声が聞こえたのか、風丸は優しく微笑み「俺、風丸一郎太!よろしくな!!」

握手をするように美紗の前に手を前にだす。美紗は、一瞬驚いたが、苦い顔をして「よ、ろしく?」軽く挨拶した。


　「そいえば、きみってさ、男の娘メンバーに入った子だよね？」


思い出したかのように、空を見上げながら美紗は風丸に問いかけた。
風丸は、何故知っている
とでも、言いそうなほど苦い顔をして無言で頷いていた。