二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ナビ・ルナ&ムスビ ( No.135 )
日時: 2011/08/05 19:53
名前: ルルにゃん ◆8/MtyDeTiY (ID: frNsUPKP)

 名残惜しいけれど、ルナたちは荷物をまとめ、ホテルを出ました。
「楽しかったな。もっけの寝言も、ばっちり聞いたよ。うふふ、いつかばらしちゃおうかなあ。」
「オイ、やめろ!!そしてその前に、おいらに教えろ。」
 ルナはクスクス笑うばかりで、分かりません。
「おいら、なんていってたんだ?」
 もっけが首をひねるさまを見て、余計おかしくなりました。もっけは寝言で、「スネリ、分かった!分かったよ、結婚するからもうそれ以上猫パンチするのはやめろ!!」といっていたのです。
 もっけの夢の中で、もっけはスネリに結婚を責められていたようです。もっけはスネリがすきなのでしょうか?
 ホテルから離れ、しばらく歩くと待ち合わせ場所である、昨日のかわらに着きました。
「まだ、後30分はあるね。」
 この一言で、スネリにはルナが何を言いたいのか、よく分かりました。
「ええそうね、30分はあるわね。それから、ホテルの朝食はルナには少なかったわね。ちゃんと用意してあるわよ、追加の朝食。」
「わ〜い!あ、焼きそばパンだ!!しかも、2個用意してあるなんて、さすがスネリ!!!あ、でも…」
「と言うと思って、紙パックの牛乳を買ってきてあるわ。」
「やっぱり、スネリ大好きよ!」
 ルナは喜んで焼きそばパンをほおばりました。
「なあ、ルナ。」
 もっけがこっそりルナに耳打ちします。
「おいら、寝言でなんていってた??」
 あまりにももっけが可哀相なので、ルナは教えてあげました。
「うわ〜お、…それ、スネリにはばらさないでくれっ。殺される!」
 そんな2人を、改めてルナは微笑ましいと思うのでした。