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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ナビ・ルナ&ムスビ ( No.325 )
- 日時: 2011/12/13 17:21
- 名前: ルルにゃん ◆8/MtyDeTiY (ID: 86FuzJA.)
「ここに来たお客方は白い毛並みが立派な猫だった。そしてわたしを試し、あるものをわたしに預けていきなすった。そしてそのとき、娘かを確かめる方法をわたしに教えていったさ。」
「ってことは、あなたは妖怪にあってたんだ!!」
莉々の言葉を無視したマワルさんがルナちゃんに後ろを向くように言った。
「失礼させてもらうよ。」
そう言うと、マワルさんの手がルナちゃんのチョーカーにかかった。
「やっ……。」
ルナちゃんは抵抗しかけたが、動きを止めた。
するっとルナちゃんの首からチョーカーが外れた。一瞬だけ、わたしにも第3の目があるのが見えた。
「うっ。」
うめくと、ルナちゃんはどっとその場に倒れた。
「ルナちゃん!」
わたし達が駆け寄ろうとすると、ルナちゃんの身体に変化が起こった。
薄茶色の毛並みが、一瞬にして目もくらむような銀色に変わった!!
ルナちゃんはゆっくりと立ち上がった。顔を腕で押さえたまま。
「わたしの目を見ても驚かないでね。」
え……?どういうことだろう。さっきまでも目を見たりはしたけれど……。
「驚かないから。大丈夫、信じてるわ。」
玉ちゃんの言葉に、ルナちゃんは思い切ったように腕をどけた。
「あっ……!!」
その目は赤かった。さらに中央部に渦を巻いていたのだった。
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