二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ハリポタ】親時代【キャラ崩壊】 ( No.8 )
- 日時: 2011/08/07 20:49
- 名前: 観鈴 ◆IFLvgJyHYA (ID: zQJPnDCy)
入学編第三話
「どの寮になるのかしら・・ねえ、ジャーダはどこがいい?」
リリーがさっきからそれしか言ってないんだけど。
そんなに大事なのか?寮って。
まあ、私はとりあえずリリーと一緒ならどこでもいいがな!(キリッ
と言ったら抱きつかれた。超苦しい。リリーぱねェ。
——まもなく、ホグワーツに到着します————
しばらく二人でじゃれあい(私を抱きしめて離さないリリーとそれをはがそうとする私)をしていると、アナウンスが聞こえた。
「リ、リリー、そろそろ着替えないと」
「そうね!」
「イッチ年生!イッチ年生はこっちだ!」
「あ、あの人はハグリットよ」
2メートルはあるであろう大男を見ているとリリーが教えてくれた。
つかなんだ「イッチ」年生って。
「ジャーダ、一緒に乗りましょう!」
「そうだね」
城までは船で行くらしい。電車内で(じゃれあいという名の格闘が始まる前に)教えてもらったんだけど、ホグワーツはかなりすごいらしい。
結構楽しみだ。
「どうしたの?ジャーダ、ぼーっとして」
おっと、また自分の世界に入り込んでいたようだ←
「ホグワーツ楽しみだなーって考えててさ」
「そうなの?私も楽しみよ。でも、寮の事ばっかり考えちゃって・・」
そういって、うつむくリリー。
「大丈夫だよ、リリー。それにそんな暗い顔したら可愛い顔が台無しだよ?」
「ジャーダ・・・・!」
「ぐほぁ」
言わなきゃよかった。
そしてその光景を男子四人組が怪しげな目で見ていた。恥ずかしい。
「これから、組み分けの儀式が始まります。絶対に、ふざけたりしてはいけませんよ」
「「「「「はい!」」」」」
おお、皆緊張してんな。私はそれほどでもないんだけど。
「良いですね?では、行きますよ」
マクゴナガル先生が呪文らしきものを唱えて杖を振ると、私達の身長の何倍もある大きな扉が開いた。魔法すげぇ。
それから数分後、今は組み分けの最中だ。
やっぱ時間かかんね。今はサ行だからもう少しだ。
ちらりとグリフィンドールの方を見ると無事希望していたグリフィンドール寮に入ったリリーと目があった。
私がニコッと笑うと彼女も笑い返してくれた。リリーマジ天使。
怪力がなければ。
「ジェンマ・ジャーダ!!」
うおっ、遂に来たよ順番。てか考え事してたからかなりビビった。
心臓に悪い。
あー、でもちょっと緊張するなぁ。リリーと同じ寮になれますように!
願わくば同室にもなれたらいいな。
そんなことを考えながら椅子に座ると、マクゴナガル先生が帽子をかぶせてくれた。
《フム・・好奇心旺盛で、知力にも恵まれている・・・スリザリンがいいか、グリフィンドールがいいか・・》
グリフィンドール!!頼むから、グリフィンドールにしてくれ!
《よろしい。「スリザ(燃やすぞ)グリフィンドール!!」》
何でグリフィンドール希望したのにスリザリン入れようとすんだよ。
まあ結果グリフィンドールに入れたからいいけどさ。
私はすぐさまリリーの元へ向かった。
「やったわね、ジャーダ!・・でも、なんだか帽子の声が震えてたけど何かあったのかしら」
ぎくっ。脅し掛けたのばれたらマズイかもしれない。
まあ候補の中にグリフィンドール入ってたし良いよね。
あと船の時の四人組がまたこっちを見てた。脅し掛けたのばれたかもしれない。
そのまた数分後、リリーや同じ寮の人達と話しているといつの間にか組み分けは終わったらしく、校長のダンブルドアがたっていた。
つかあの白髭すげえ。足の所まであるんじゃね?
「えー、新入生の皆、入学おめでとう——」
他の学校同様にクソ長い挨拶が始まるのかと思いきや、掛け声だけで挨拶が終わった。校長先生はかなりユニークな人らしい。
「わ、すげえ」
「ほんと、急に料理が出てくるなんて」
校長の話が終わった途端、テーブルの上にあった皿に料理が現れた。
しかも豪華。あと何故かハッカキャンディ。意味わからん。
次回いよいよ「四人組」と対面。