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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモンBW】災厄の魔女〜凍てつく境界を統べる者〜 ( No.36 )
- 日時: 2012/01/05 15:54
- 名前: 水瀬燈夜 ◆Ci25SRjI3g (ID: RHCEY5Ol)
【第2章】奇襲! プラズマ団⑤
プラズマ団の2人を乗せたヨルノズクが見えなくなると、チェレンとトウヤははあ、とため息を1つついてその場に座り込んだ。その様子を見たトウコが2人に近づく。
「トウヤとチェレン、お疲れ様。にしてもあいつら常識ってものがないのかしら?」
「あはは、オレの部屋が……」
「あ、トウヤごめん」
トウコの一言で、トウヤとチェレンは今の状態を見て、それぞれそう言った。
トウヤの部屋は先ほどのバトルのせいか、半年前と同じようにかなり荒らされていた。ベッドやカーペットはひっくり返され、テレビも台からすっかり落ちてしまっている。Wiiとパソコンは不幸中の幸いか、何も壊れておらず普通にある。
「後で片付けなきゃな、オレとトウコで」
「そうね〜まあ、私は別に構わないけどトウヤの部屋だし」
「これは1人じゃ無理だろ;」
「そうね」
そう会話を進めている2人に、今までトウヤの後ろに隠れていたらしいレイティアがひょっこりと顔を出して恐る恐る口を開いた。
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