二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 疾風 × 私 = [ inzm/小説集 ] ( No.11 )
- 日時: 2011/12/22 19:02
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
- 参照: 冬休みの宿題ほとんど終わらせたよドヤッ
——お兄ちゃん、
水の中に居るように、ぼんやりと、それでいてはっきりと、——彼女の声が聞こえた。愛おしい、私の妹の声だ。懐かしいな、と言う前に目が覚める。薄らと額に汗が滲んでおり、嗚呼、夢だったのかと私は小さく笑った。隣ですうすうと寝息を立てている亜美を見遣り、軽く髪を梳くように撫でてから起き上がり外を眺めた。
憎たらしい程の晴天に、苛立つほどの陽の光。ちっと舌打ちをすれば、亜美がむくりと起き上がった。未だぼんやりとしているのか、ぼーっと此方を眺めて、一言。
「——……おねーちゃん、」
此方を見詰める亜美の瞳が酷く悲しそうで、嗚呼、夕香もこんな気持ちなのかと私らしくないことを考えた。やがて目が覚めたのか私を見遣りお早うと声を掛けて亜美が再びベッドの中へ潜りこみ、私の腰近くで丸まって寝始めたので私は再度網の髪を撫でてベッドを抜け出した。
いつものように、——聖帝として、"イシドシュウジ"として振る舞う為の準備を進めていると、漸く起きたらしい亜美がキャミソールに短パンとラフな格好をして私に再度お早うと声を掛けてきた。もう子供ではないのだから、そういう格好で男の前に現れるのはやめろ、と思いながらもお早うと短く返す。私は亜美に恋愛感情を欠片も抱いていないので、彼女がどんな格好で私の前に現れようが関係はない。最も、義理の妹、のような放って置けない娘、のような感じで接してはいるのだが。
「……せーてー」
「ん、」
甘えるような亜美の声に首を傾げていると、亜美はぽつりと呟いた。「せーてー、は、……」放って置いて良いの、と途切れ途切れに聞こえ何のことは理解できなかったが、暫く考えて漸く分かった。
「もう夕香は私を兄とは認めてくれないだろう」
其れは違う、と反論しようとした亜美の髪に口付けを落とし、私はさっさとそこを出た。ぽつん、と一人になった亜美がドア越しに「——……お兄ちゃんには気持ちなんて分からないんだって、夕香ちゃん」と呟いているのを、聞こえないふりして。
( もしも戻れるなら、と考えたことは無い )
+
豪炎寺は彩音といちゃいちゃしてますが、聖帝は亜美といちゃいちゃしてればいいなあって気持ちから書いたものですry でも、夕香ちゃんと聖帝が気になるから書いたヤケクソ文でもあります、あと、私はダーク買いまsss。
*ゆう の 呟き ( 寧ろ語り )
何で南沢×ミストレが無いんだろうショボンヌ 南ミス正義正義「可愛い」「可愛くない」って言い争いしてれば可愛いかなああと京ミスも正義!南ミス布教しようよし南沢さんイケメンッァアアァァアアry
因みに最近のゆうのあだ名は「えろみさわ」「がっさんくにみさわ」「ぼっちさわ」「なるしさわ」「べんち」でs・・えっ( 私のイメージカラーが紫だからって南沢さんとかおかしくね^p^
イナゴの選手名鑑かったy!