二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第1章 王族の姫からの頼み事とは ( No.95 )
日時: 2011/12/15 20:17
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)


白「非公式組織?」

吹「うん。ボクは知合いから頼まれただけだから、別にボクは所属してないけど・・・」

2人は木の根元に座り込んでいた。
吹雪は、特に表情を変えずに言う。
白夜は苦い顔をし、

白「俺は、そう言う非公式組織の一員にはもうなりたく無いんだよ。闇とか、悪党とか・・・もうそういう事には縁を切りたいんだ」

吹「・・・」

吹雪は何も言わず、彼をじっと見ている。
白夜は一息付き、


白「俺は『闇』に住んでいた時があった。でも、悪党になったって・・・意味は無かった。悪党には種類が有るけどな、結局は人を傷つけるだけだ」


彼は自分の思った事をすらすら言う。
吹雪が何か文句の1つ言う事は無かった。


白「だから。俺はもう罪の無い人を傷つけたくは無い。・・・馬鹿みたいだよな。正論じみた事言って。まるで偽善者だ」

吹「君は偽善者じゃ無いよ。正論じみても無い。完全な正論だよ。・・・君は罪の無い人を傷つけたく無いと言った。そこからして君は偽善者じゃ無い」

白「・・・だから、非公式組織のリーダーにはなれない。すまねぇな」

吹「良いよ。知合いの方にも言っておくから」


吹雪は持っていたレポートを両手で持つ。
レポートはビリビリと破れ、彼が宙に投げると、風に乗ってどこか虚空へと消えた。

粉雪は彼らの肢体(したい)を包む様に降る。





何この暗号は。もはや文でもないorz