二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.114 )
- 日時: 2012/01/06 11:01
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: もう少しで冬休みが終わってしまう…(T_T)
第26話「完成!俺だけの必殺技!!part2」
心「な、何…?あのフォーメーション…。」
マーク「あんなに両サイドをあけたら守備を捨てたのと同じだぞ…?」
一哉「中央突破か…?それとも何かの罠か…?」
土門「あれじゃあ中盤は中央を意識するしかなくなるな…。」
ディラン「そう見せかけてサイドからくるのかもしれないよ。」
ティアラ「エドガー達もやりますな〜w」
ラティア「そうね。」
ナイツオブクイーンからのボールで試合再開。エドガーにボールが回るが、ボールを後方に戻した。
心「えっ?!どういうこと?!」
マーク「同時にDFがあがった…。サイドから崩す作戦か?」
エドガーが指示をだし、3人の選手がエドガーの周りを囲んだ。
鬼道「これは…、エドガーを守っているのか?!」
ジャパンは止めようとするが、突き破られてしまう。
ラティア「中央を意識させて両サイドを囮にする。イナズマジャパンはその術中にはまってしまい、すきを作ってしまったのよ。」
ティアラ「攻撃型必殺タクティクス『無敵の槍』だね。」
ジャパンのDFが破られ、エドガーと円堂の一騎打ちとなった。エドガーがパラディンストライクを放つ。怒りの鉄槌が破られ、2−1になった時点で前半終了。
ティアラ「あーあ、先制されちゃった。」
ディラン「ラティアだったらあのタクティクス、どうやって攻略する?」
ラティア「そうね…。まず、DFを2人にする。」
土門「えっ?!そんなこと、できるのか?!」
ラティア「無敵の槍が無敵なのは、シュートを打つ前まで。シュートを打つ瞬間は周りの3人のDFが崩れるわ。その瞬間を狙うためのフォーメーション変更よ。」
一哉「なるほど…。」
ラティア「あと、攻める時はドリブルではなくパスを使う。横ではなく、上下の高低差を使ったパスよ。」
心「流石ラティアね!」
マーク「でも、ジャパンにそんなことできるのか?」
ティアラ「できるんじゃないかな?ジャパンって天才司令塔が2人いるじゃん。」
ラティア「というか、できなきゃ勝てないわよ。」
後半戦、ジャパンは栗松、綱海、土方をベンチに下げ、不動、佐久間、木暮を投入した。
ナイツオブクイーンからのボールでキックオフ。風丸と不動、鬼道と佐久間が其々アイコンタクトを取る。そして、ジャパンはゴール前に大きくスペースをあけてきた。
ナイツオブクイーンは無敵の槍の態勢になった。
不動「飛鷹!狙うのはシュートの瞬間だぞ!」
飛鷹「ああ!」
エドガーがシュートを打とうとした瞬間、飛鷹が真空魔でボールを奪う。
鬼道「相手にボールを渡すな!」
鬼道と不動の指示でボールがめまぐるしく移動している。まるで、自由自在に動く2つの台風のように。
染岡と豪炎寺があがり、攻撃態勢に転じた。不動がヒロトにパス、流星ブレードV2を放つが、ガラティーンに止められてしまった。
ティアラ「惜しい!ちょっとそこのGK!なんで止めるわけ?!空気読みなよ!!」
マーク「止めない方が空気読んでないと思うぞ;」
ディラン「でも、完全にナイツオブクイーンを封じこめてるよ!」
ラティア「有人と明王、2人の天才司令塔がいるから可能な必殺タクティクスね。」
この必殺タクティクスは「デュアルタイフーン」と名付けられた。
後半に入り、ゲームの流れをつかんだジャパンは攻撃の手を緩めない。
虎丸「今度こそ…、今度こそ決めるぞ!!」
ティアラ「あの虎丸って子、何か隠してるね。」
ラティア「気付いていたの?」
ティアラ「同じFWだからね。なんとなく分かるんだ。あんたの新必殺技…、楽しみにしてるよ。」
不動は虎丸にパス。ストーンプリズンをかわし、新必殺技の「グラディウスアーチ」を決め、同点になった。
ティアラ「私、あれ止められないかも。」
全「「「はっ?!?!」」」
ティアラ「だって、あんな沢山の剣が襲ってきたら恐いじゃん。」
ラティア「つまらない冗談言ってんじゃないわよ。」
マーク「ティアラ、冗談も程々にしろよ。」
ティアラ「…もう!!なんで心達みたいに驚いてくれないの?!」
ラティア・マーク「「嘘吐くの下手だから。」」
ティアラ「Σ酷っ!!」
ラティア「後半も残り僅か…。勝利の女神はどちらに微笑むのかしら?」