二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.115 )
日時: 2012/01/06 11:46
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: もう少しで冬休みが終わってしまう…(T_T)

第27話「完成!俺だけの必殺技!!part3」


鬼道がドリブルであがり、染岡にパス。エドガーはゴールエリアまで走る。


ティアラ「嘘っ?!マジでやるつもり?!」

ラティア「でしょうね…。じゃなきゃ、あんな所まで走っていかないわよ。」

心「どうしたの?そんなに驚いて…。」

ティアラ「見てれば分かるよ。」


染岡がドラゴンスレイヤーを放つ。が、エドガーがエクスカリバーで蹴り返した。


心「嘘っ?!ドラゴンスレイヤーを蹴り返した?!」

マーク「2つのシュートの相乗効果で凄まじいパワーになっているな…。」

ディラン「止められると思うかい?」

一哉「円堂はこういう時こそ進化する…。俺は止められると思うな。」

土門「俺も。ティアラとラティアは?」

ティアラ「私は止められると思うな♪」

ラティア「私もよ。」


木暮が旋風陣で止めようとするが、失敗。

円堂「どうする…。どうすれば止められる…?」

その時、円堂は赤キャップを被った老人の言葉を思い出した。

円堂「そうか!!止める必要はない!!ゴールに入れなければいいんだ!!どんなシュートでも、ゴールに入らなければ、得点にはならないんだ!!」

円堂は新必殺技の「イジゲン・ザ・ハンド」で止めた。

心「シュートが外れた?!」

ティアラ「違うよ、『外させた』んだよ。」

ラティア「できたのね…。守自身の必殺技が。」

一哉「どういうことだ?」

ラティア「今までの守の必殺技は全てお祖父様のものだったんでしょう?」

土門「ああ。円堂のお祖父さんが残した特訓ノートに書いてあった技だ。」

ラティア「でも、お祖父様の技だけでは世界レベルには勝てない。つまり、誰の真似でもない自分自身の必殺技が必要だったのよ。」

ディラン「なるほど…。」

マーク「でも、どうしてラティアがそんなこと知ってるんだ?」

ラティア「ちょっとね。」


円堂から鬼道にボールが回り、鬼道に指示で豪炎時と虎丸があがる。キラーフィールズで相手を抜き、タイガーストームで逆転。3−2で試合が終了、イナズマジャパンが初戦を制した。


ティアラ「すっごく面白い試合だったね!!私、こんなに面白い試合見たの初めてだよ!!」

ラティア「そうね。」

マーク「どこに行くんだ?」

ラティア「ちょっとね…、すぐ戻ってくるからそこで待ってて。」

ラティアはそういうと、ある人物のところに向かった。


師匠「これがお前の、世界への第一歩だな。」

ラティア「来ていらしたんですね、師匠。」

師匠「お前も来ていたのか。」

ラティア「はい、ユニコーンの皆と一緒に。師匠は1人で?」

師匠「ああ。」

ラティア「守の新必殺技…、ヒントをだしたのは師匠ですよね?『止められなれないなら、止めなければいいのかもしれない』とか言ったんでしょう?」

師匠「…聞いていたのか?」

ラティア「いいえ、ただの勘です。休憩時間の間、私は皆とずっと一緒にいましたから。」

師匠「…相変わらず、お前の勘は恐ろしいな。」

ラティア「ティアラの方が恐ろしいですよ。」

ラティアは苦笑しながらそういう。師匠も「それもそうだな。」と笑いながら答える。

ラティア「では、皆が待ってるので失礼します。」

師匠「…ラティア。」

ラティア「なんですか?」

師匠「…お前は守をどう思う?」

ラティア「…正直、羨ましいです。彼は…、守は私がいくら手を伸ばしても届かない場所にいる。実力は私の方が断然上なのに…、何故か彼には敵わないって思うんです。」

ラティアは悲しそうな表情でそう呟く。

ラティア「…私は一生、守がいるところには辿りつけないんでしょうね。」

ラティアは悲しい笑顔でそう呟くと、ティアラ達のところに戻っていった。




***
イギリス戦終了!!終了するまでに2日かかりました。2日かかったのに駄目文って悲しいですね(T_T)
次回からはいよいよチームK戦です!私がず〜〜っと書きたかった話なのでワクワクしてます!!><
さて…、ラティアには酷い目に遭ってもらうか。((ぇ