二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.141 )
日時: 2012/01/08 23:32
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 冬休みも残り僅かですね。

第33話「ラティアの決意」


ラティア「…?」

意識が戻ったラティアは、唇に温かな何かを感じ、ゆっくりと瞳を開ける。初めに目に入ったのは、茶色の髪。直後、温かな何かが離され、次に目に入ってきたのは深い藍色の瞳だった。
お互いの瞳がぶつかり合い、時が止まったように見つめ合う2人。

ラティア「?!?!/////」

ラティアは何が起こったのか分からなくなり、布団に潜りこんだ。

ラティア(えっ?!ちょ…、何がどうなってるの?!目が覚めたら目の前にフィディオがいて…、というか私、キスされてた?!)

状況を整理しようとしたその時、体全体に酷い痛みが走った。

ラティア「っ!!」

思わず布団から出てくるラティア。

フィディオ「大丈夫か?」

ラティア「え、えぇ…///」

ビアン「ニャア…。」

ラティア「ビアン…、心配かけてごめんなさい。」

ラティアはゆっくりとビアンの頭を撫でる。

フィディオ「ラティアが起きたって皆に知らせてくるよ。」

フィディオが部屋を出ていこうとした時、フィディオの手をラティアが引っぱった。

ラティア「…1人に…、しないで…。」

ラティアの手と声は酷く震えていた。熱のせいか、それとも何かに怯えているのか…、目も潤んでいる。要するに、涙目+上目遣いです。

フィディオ「えっと…///」

そんなラティアは見たことがないので、思わず赤くなるフィディオ。ラティアもハッとして、すぐに手を退けた。

ラティア「ご、ごめんなさい…///」

ラティアは顔を真っ赤にしてそっぽを向く。

フィディオ「…ビアン、皆を呼んできてくれないか?」

ビアン「ニャア。」

ビアンはそういうと、医務室を出ていった。医務室にいるのはラティアとフィディオだけ。

ラティア・フィディオ((き、気まずい…;;))

フィディオ「えっと…、具合はどう?」

ラティア「あんまりよくないかも…。」

フィディオ「…そっか。」

ラティア「…ごめんなさい。」

フィディオ「えっ?」

ラティア「パオロ監督のこととか…、ミスターKのこと…。」

フィディオ「どうしてラティアが知ってるんだ?」

ラティア「…ディスプレイで見たの。やっぱり…、あの時私が…、要求をのんでいたら…っ。」

ラティアはポロポロと泣き始めた。

フィディオ「要求…?」

ラティア「誘拐された時に言われたの…。『仲間になったら全て元通りにしてやる』って…。でも、私が断ったから…。」

フィディオ「…ラティアの選択は正しかったよ。」

ラティア「…えっ?」

フィディオ「もしラティアが仲間になったら、俺は凄く悲しい。ラティアが悪い奴等の仲間になるなんて…、俺がその場にいたら、絶対に止めてた。」

ラティア「フィディオ…。」

フィディオ「だから、ラティアが責任を感じることはないよ。」

フィディオは微笑みながらラティアの頭を撫でる。

ラティア「…ごめんなさい…っ。私…、何もできなくて…っ。心配かけてばかりでっ…。助けてもらってばかりで…。」

フィディオ「…やっぱり、俺と同じ14歳なんだ…。」

ラティア「…?」

フィディオと呟いた言葉に、ラティアは不思議そうな顔をする。

フィディオ「ラティアってクラリス家の社長だったり、FFIの副大会委員長だったり…。俺とは別の世界にいるような、遠い存在に感じてたけど…。でも、今は凄く近くにラティアがいるような感じだな。」

ラティア「私が泣いたから?」

フィディオ「かもね。」

ラティアはクスリと笑ったあと、真剣な表情をしてこういった。

ラティア「フィディオ、私、明日の代表決定戦見にいくから。」

フィディオ「なっ…?!だめに決まってるだろ!!」

ラティア「フィディオがだめって言っても、絶対に見にいくから!!」

円堂「ラティア、フィディオ、どうしたんだ?そんなに大声で騒いで…。」

全員が驚いた顔で2人を見つめる。

フィディオ「実は…、ラティアが明日の代表決定戦を見にいくって…。」

全「「「はぁ?!?!」」」

フローラ「ラティアお嬢様!!なんてことを仰るんですか?!」

円堂「そうだよ!!熱だって、まだ下がってないんだろ?!」

ラティア「チームKは凄く特殊なチームなの!!私、そのチームを分析したいの!!」

佐久間「特殊なチーム…?」

鬼道「どういうことだ?」

ラティア「詳しくは言えないんだけど…、とにかく、普通じゃないの!!ロビンさん!!お願いします!!外出許可をだして下さい!!」

ロビン「ですが…。」

ラティア「ミスターKは絶対に許せない相手なんです!!もしかしたら、あの時の手がかりがつかめるかもしれないんです!!」

ロビン「…。」

ラティア「お願いします!!私、真実が知りたいんです!!じゃなきゃ…、ユニコーンをやめた意味がないんです!!」

ラティアは鋭い瞳でロビンを見つめる。

ロビン「…分かりました。ただし、無茶は絶対にしないで下さい。骨にひびだって入ってるんですから。」

ラティア「ありがとうございます!!」

ロビン「フィディオさん、ラティアお嬢様のこと、お願いしますね。」

フィディオ「分かりました。」

その後、2人は夕食を食べて眠りについた。




***
題名、超意味不ですね^^;
というか、マジで何が書きたかったんだろう…。