二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.18 )
- 日時: 2011/12/24 21:31
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 明日は終業式!!
第2話「機内で」
飛行機内では、其々自由に過ごしていた。ティアラはゲーム、ビアン&スカイは昼寝、ラティアはパンフレットを読んでいる。
ティアラ「そのパンフレット、私にも見せて!」
ラティア「いいわよ。」
ゲームを終えたティアラがパンフレットを覗きこむ。正反対の2人だが、仲は凄くいい。サッカーでもコンビネーションは抜群だ。「完璧」「最強」「無敵」などの言葉は、彼女達のためにあるといっても過言ではない。
ティアラ「ライオコット島…、別名『サッカーアイランド』かぁ。」
ラティア「世界大会のために丸ごと会場にしたのよ。」
ティアラ「どんな感じになの?」
ラティア「実は私も知らないのよね…。」
ティアラ「そうなんだ…。着いてからの予定は?」
ラティア「まずは別荘で荷物の整理と昼食、午後からはライオコット島の見学よ。どんな感じに仕上がっているのか確認しないと。」
ティアラ「じゃあ、色んなエリアを見て回るんだね!皆に会えるかなぁ?」
ラティア「運が良ければ会えるんじゃない?」
ティアラ「楽しみだなぁ〜!!」
ティアラはパンフレットのページをめくった。そこには、出場チームと選手達の名前が載っていた。
ティアラ「…出たかったね、私達も…。」
ラティア「…そうね。…でも、来年だってあるわ。それに、FFIが全てじゃないもの。」
ティアラ「そっか…。…そうだよね!サッカーができなくなったわけじゃないもんね!」
ラティア「えぇ。それに、練習くらいなら参加させてもらえるんじゃない?」
ティアラ「本当?!じゃあ、今度頼んでみよっと♪」
ラティア「…皆に怪我させちゃだめよ。あと、ゴールやグラウンドを壊さないようにね。」
ティアラ「う〜ん…、ゴールは無理。壊れちゃうんだもん。とりあえず、皆に怪我させないように気をつけるよ。」
ティアラは苦笑しながらそういう。だが、少し悲しそうな顔をしていた。
ラティア「…大丈夫よ。」
ティアラ「えっ?」
ラティア「いくら世界トップレベルの選手でも、私達には到底敵わないわ。追い抜かれることはない。実力は私達の方が格段に上よ。」
ティアラ「…うん!そうだね!私達に欠点なんてないもんね!」
ラティア「えぇ。作戦、守り、攻撃、スピード、テクニック、ジャンプ…、全て完璧だわ。」
ティアラ「だからこそ、私達は一度も負けたことがない。…ううん、3分以上試合をしたことがないもん。」
ラティア「その通り。もし、出場している選手の中で調子にのってる奴がいたら、私達が教えてあげましょう。」
ティアラ「うん。『本当のトッププレイヤーのプレー』ってやつをね。」
2人はライオコット島を見てそういった。
***
ビアンとスカイは一緒にお昼寝です。現実では相性悪いけど…、ここでは仲良いんですw