二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.32 )
日時: 2011/12/24 21:33
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 今日から冬休み!!

第5話「観光〜アメリカエリア〜」


ティアラ「帰ってきた———!!!私達の故郷———!!!」

アメリカエリアについた途端、ティアラは大声で叫ぶ。

ラティア「…ティアラ、周りの人が驚いてるわyティアラ「んじゃ、ユニコーンの宿舎へレッツゴー!!」

ティアラはラティアの話を遮り、走りだす。

ラティア「…場所、知ってるの?」

ティアラ「…知らない…;;」

ラティア「…だと思った。ほら、行くわよ。」

ティアラ「あっ!うん!」

2人はユニコーンの宿舎に向かった。


〜ユニコーン宿舎〜

ティアラはインターホンを押す。直後、パタパタと走る音が聞こえてきた。

?「どなたですか?」

ソプラノ声がドア越しに聞こえる。ラティアとティアラは顔を見合わせ、嬉しそうに微笑んだ。

ティアラ「こんちわっ!!ティアラとラティアでーす♪」

?「ティアラとラティア…?!」

ドアが勢いよく開き、中から日本人の少女が出てきた。まさに「和風美人」だ。

ティアラ「心〜!!久しぶり〜!!」

ティアラは心と呼ばれた少女に抱きつく。彼女は「長宮心ながみやこころ」ユニコーンのマネージャーだ。

心「ティアラ!!久しぶりね!!ラティアも元気そう!!ビアンとスカイも!!とりあえず、ここじゃなんだから入って!!」

心は笑顔で2人を招きいれた。


ティアラ「ちわっす!!皆!!久しぶりだねっ!!」

全「「「ティアラ?!?!」」」

ティアラ「ラティアもいるよ〜♪」

ラティア「こんにちは、久しぶりね。」

全「「「ラティア?!?!」」」

2人は椅子に座り、チームの皆と話をすることになった。

ティアラ「ねぇ、マークとディランは?」

心「出かけてるの。携帯で連絡しよっか?」

ティアラ「いいよ。…あっ!どうせなら、驚かせちゃお♪」

心「サプライズってわけね。」

ティアラ「うん!ぜーったい黙っておいてよ!」

心「はいはい。」

ラティア「心…、あまりティアラを甘やかさないでちょうだい。」

心「ごめんなさい。でも、つい甘やかしちゃうのよね…^^;」

ティアラ「それでよし!><b」

ラティア「いいわけないでしょう。」

ラティアは冷静に答えながら紅茶を飲む。

一哉「ラティアはイナズマジャパンのこと、どう思う?」

ラティア「…えっ?」

突然、一之瀬から質問を受けたラティアは返事に少し戸惑った。

ラティア「えっと…、質問に質問で返して悪いんだけど…、なんで急にそんなこと聞くの?」

土門「イナズマジャパンって、ほとんどが俺達のチームメイトだったんだよ。」

ラティア「えっ?!そうなの?!」

心「そうよ。知らなかった?」

ラティア「3人が日本に帰ったことは知ってたけど…、まさかチームメイトだったとは思わなかったわ。」

心「色々あってあまり連絡できなかったからね…。でも、私も気になるわ。ラティアから見たイナズマジャパン。」

ラティア「えっと…、う〜ん…、面白い…、とか?」

土門「なんで最後が?で終わるんだよ;」

ラティア「上手く言えないのよ…。世界から見ればレベルは低いんだけど…、こう…、持ってる物をちゃんと持ってるっていうか…。純粋にサッカーを楽しんでるっていうか…。」

ティアラ「要するにサッカーバカってことでしょ?」

ラティア「そうね…。簡単に言うならそうかしら。」

心「そんなストレートに…;」

ラティア「でも、興味はあるわよ。彼等、面白いじゃない。あんなチーム、生まれて初めて見たわ。」

ティアラ「私も!!いつかイナズマジャパンと勝負してみたいなぁ!!」

一哉「じゃあ、イナズマジャパンで注目してる選手はいる?知り合いはなし。」

ラティア「知り合いはなし…。不動明王とか…、DFは全員注目してるわ。」

ティアラ「私は豪炎寺修也。炎操るってところが私と同じでムカつく。」

土門「それ、注目してるっていうのか?;」

ラティア「ティアラはムカつく相手=注目選手ってことなのよ。あとは…、」

ラティア・ティアラ「「円堂守。」」

心「お、同じ…!!」

ティアラ「あいつ、なんか分かんないけどムカつく!!同じGKとして絶対負けたくない!!」

ラティア「私も彼は気になってるわ。面白いわよね、彼。是非一度、お手合わせ願いたいわ。」

一哉「ラティアがそこまで褒める相手って珍しいよね。」

ラティア「そう?…あっ、もうこんな時間だわ。そろそろ次のエリアに移動しなきゃ。」

ティアラ「時間が経つのって早いね〜。」


心「今日は久しぶりに会えて嬉しかったわ。」

ティアラ「私も!心と一哉も上手くいってそうでよかった♪」

心「な、なんで知ってるの?!///」

ティアラ「私の勘を甘く見るなよ☆」

ラティア「…あっ、心と一哉って付き合ってたのね。」

ビアン「…ニャア。」

スカイ「クル〜。」

心「…薄々気づいてたけど…、ラティアって恋愛鈍い?(小声)」

ティアラ「…ちょっとね。(小声)」

ラティア「…2人は何コソコソ話してるのかしら。」

ビアン「ニャア?」

スカイ「クル?」

ラティアが2匹問うと、2匹は同時に首を傾げた。

ティアラ「じゃあね〜!!」

ラティア「紅茶、ありがとう。凄く美味しかったわ。」

2人は次のエリアに向かった。




***
観光はあと2つのエリアを回って終わりです。実は観光に出てくるエリア、双子姫にとって特別な関わりがあるエリアなんですよ。