二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.75 )
日時: 2011/12/31 22:44
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 来年も4649だぜ!!((古っ

第18話「水の悪魔姫」


秋「何…?この雰囲気…。」

円堂を探しにきた秋は、緊張感に包まれているグラウンドを見て驚いた。

ティアラ「秋。」

小声で秋を呼ぶティアラ。気がついた秋はティアラの隣に座る。

秋「ティアラちゃん、どうしたの?なんか、凄くピリピリした雰囲気だけど…。」

ティアラ「簡単に言えば…、ラティアと守が喧嘩した。」

秋「えっ?!」

ティアラ「私もよく分かんなくて…。」

ティアラは困ったようにそう答える。

秋「あとの4人って…、世界トップレベルの選手達よね?」

ティアラ「そうだよ。」

秋「凄い…。これが世界トップレベルのプレーなのね…。」

ティアラ「…私、今ならあの4人の考えてることが手に取るように分かるよ。皆、ラティアのことを気にしてる。」

秋「へぇ…。」

ラティアは険しい表情でグラウンドを見つめている。グラウンドは綺麗な夕日で包まれている。

ティアラ(来る!!)

ティアラがそう思った瞬間、ラティアはフィディオからあっという間にボールを奪った。

秋「えっ?!何が起こったの?!」

ティアラ「ラティアがフィディオからボールを奪ったんだよ。」

円堂「フィディオからあんな簡単にボールを奪うなんて…!!」

ラティア「私、超軽きなんだけど。」

円堂「えっ?!」

ラティア「私が本気出したら全員即死よ。流石に私も殺しはしない。」

ラティアはそういうと、高くジャンプした。

円堂「あんなところまでジャンプできるなんて…!!」

秋「ジャンプはティアラちゃんの方が上なんだよね?」

ティアラ「らしいね。」

ラティア「円堂守…、地獄の海で溺れ死になさい!!」

ラティアはそう叫び、ジャンプしたままシュートする。気がつくと、ゴールは粉々に崩れていた。

円堂「えっ?!」

ティアラ「ラティア、ゴールギリギリのところでシュートしたんだよ。あんたに怪我させないためにね。」

円堂「そ、そうだったのか?!全然分かんなかった…。」

ティアラ「そりゃそうだよ。ラティアのシュートした球が見えるの、私とマークとディランだけだもん。」

ラティア「…やっぱりシュートって苦手。」

マーク「ラティア、MFかDFだったもんな。」

ラティア「というか、元々FW嫌いなのよね。」

秋「円堂君!大丈夫?」

円堂「あっ!秋!」

ラティア「あら、秋じゃない。どうしたの?ドレスなんて着て。」

その時、3人の少女と1人の少年が大変なことを忘れている事に気付いた。

ラティア・ティアラ・円堂・秋「「「「ああ————!!!!ナイツオブクイーンのパーティー!!!!」」」」

「ラティアが叫ぶなんて珍しい」と思ってる暇などなく…。

ティアラ「ど、どうしよう?!今から行ったら間に合うのギリギリだよ?!」

ラティア「少しなら大丈夫でしょ?エドガーなら許してくれるわ!もし、許してくれなかったら地獄の海で溺れ死なすから!」

全(((それ、犯罪だし!!!)))

ティアラ「じゃあね!また今度、勝負してね!」

ラティアとティアラは急いで別荘に向かった。




***
もうすぐパーティー編です!準備するところは今日更新できるといいな…。