二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 新・世界で噂の双子姫?! ( No.77 )
日時: 2011/12/31 23:22
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 来年も4649だぜ!!((古っ

第19話「パーティーの準備」


〜クラリス家別荘〜

ジャパンエリアのグラウンドから急いで戻ってきた2人は、其々の部屋でパーティーの準備をしていた。

ティアラ「こんな感じかな♪」

黄色のドレス、黄色のハイヒールを履いたティアラは鏡の前でチェックをしていた。髪は巻かれており、オレンジのカーネーションのコサージュがついたカチューシャをつけていた。

ティアラ「スカイもオシャレしようか!」

スカイ「クル〜♪」

ティアラはそういうと、スカイに黄色のリボンをつけた。

スカイ「クルル〜!」

ティアラ「気に入ってくれたみたいだね!」

ティアラはにっこり笑い、近くにあった椅子に座った。

ティアラ「ラティア…、どうしちゃったんだろ…。あんなに恐い顔したラティア、初めて見た…。」

スカイ「クル〜…。」

ティアラ「…私が考えても仕方ないか。…そうだ!」

ティアラはコテを持ってラティアの部屋に向かった。


〜ラティアの部屋〜

ラティア「はぁ…。」

ドレスに着替えたラティアは、ドレッサーの前で溜息を吐いていた。

ラティア「私…、どうしちゃったのかしら…。」

ビアン「ニャア…。」

エメラルドグリーンのリボンをつけ、おめかししたビアンが心配そうに寄り添う。

ラティア「ビアン…。」

ラティアはビアンの頭を優しく撫でる。その時、ラティアの携帯が鳴った。

ラティア「もしもし?」

フィディオ『ラティア?今、電話しても大丈夫だった?』

ラティア「えぇ。もう少ししたらパーティーに行くけど…。何か用?」

フィディオ『さっき、様子がおかしかっただろ?心配して電話したんだけど…。』

ラティア「そう…。…私もよく分からない…。何が起こったのか…。ただ…、守が憎いって思った…。純粋にサッカーを楽しんでる彼が…、憎いと思ったの…。」

フィディオ『ラティア…。』

ラティア「…ごめんなさい、心配かけちゃって。もう平気だから。」

フィディオ『そっか。』

ラティア「パーティーの準備しなきゃいけないから…、もう切るわね。」

フィディオ『ごめん、忙しい時に電話して…。じゃあ、あんまり無理するなよ?』

ラティア「分かってるわ。じゃあね。」

ラティアが携帯を切った時、ティアラが部屋に入ってきた。

ティアラ「電話、終わった?」

ラティア「えぇ。…それと、ノックしてから入りなさいよ。いつも言ってるじゃない。」

ティアラ「ごめん、いつも忘れちゃうんだよね^^;」

ラティア「…で、何か用?」

ティアラ「髪、セットしてあげようと思って。」

ラティア「お願いするわ。」

ラティアがそういうと、ティアラはラティアの後ろに立つ。そしてコテでラティアの髪を巻き始めた。

ティアラ「あっ、ビアンもおめかししたんだね。」

ラティア「えぇ。スカイもでしょう?」

ティアラ「うん!…大丈夫?」

ラティア「平気よ。…フィディオと同じこと言うのね。」

ティアラ「そりゃあ心配だもん。あんなラティア、見たことなかったし…。」

ラティア「…。」

ティアラ「あのね、さっきマークから誘いがあったんだけど…、イナズマジャパンとナイツオブクイーンの試合、一緒に見にいかない?心達も来るんだって!」

ラティア「行くわ。」

ティアラ「だよね!楽しみだなぁ〜!…はい!セット完了☆」

右サイドに髪をまとめ、コテで巻いたあとに水色のカーネーションのコサージュをつけたヘアだった。

ラティア「ありがとう。じゃあ、行きましょうか。」

ティアラ「うん!ロンドンパレスだったよね?」

2人はリムジンに乗り、ロンドンパレスに向かった。




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今年最後の更新!!皆様、よいお年を^^
来年も姫佳&双子姫をよろしくお願いします<m(__)m>