二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ポケモン短編】Restart!【リク募集】 ( No.18 )
日時: 2012/03/07 19:32
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: pBQ/49vn)

※サブマスが出てくるよ、ゲーム設定。


「作戦会議始めるわよ!」
「おう!」
「はい!」
「何で俺まで…」

説明しよう。
ブルーとイエローとレッドと俺は、俺の家に居る。
ちなみに、いきなりこの3人が入ってきて、イエローが俺をロープで縛った。
何これ何これ。原因はあれしかないんだろうけど。

「まずは、あの二人がどうやってイッシュに向かうのか…だわ!」
「チズルー、知ってるんだろ? 教えてくれよ。な、な!」
「だが断る」

そういうと、ブルーが上目遣いで俺を見る。
フッ…俺には可愛い妹が(まぁ、一人は俺の心の妹だけど)居る、こんな攻撃はどうって事は無い!
俺が平気そうな顔をしているのに気が付いたイエローは、いきなりオムすけを出した。
何するつもりだ…?

「オムすけ、チズルさんにれいとうビー…」
「言います、言いますから止めてください、俺死んじゃう」

そう言って頭を下げると、イエローは【わかれば良いんです】と行ってオムすけをモンスターボールに戻した。
ごめんな、リンちゃん…
クソ…この腹黒め!!

「えーと、シンオウ地方のキッサキシティから船が出るんだよ、そこからイッシュに行く。ちなみに、シンオウまではクチバから船で行く」
「おほほ! ありがとうチズル!」
「あと、どこをどう見て回るんですか?」
「…多分、リンちゃんとグリーンの性格を考えると、行くとしたらライモンシティかホワイトシティ、ブラックシティだろうな」
「何でだ?」
「ライモンシティはバトルのメッカ、ホワイトシティは自然とポケモンがいっぱい、ブラックシティは…治安は少々心配だが、物流が凄いぞ」
「なるほどねぇ…」

ブルーが考え始めた。
やべぇ、本当にごめんリンちゃん。
グリーンはもう知らん。

「と言うより、問題はお金じゃないか?」
「確かにそうね…レッド…」
「そこはチズルさんに何とかして貰えば…」
「無理だよ!! 俺金持ちって訳じゃねぇからな!!」

速攻で拒否する。
当たり前だぞコラ、本当に行くとしていくら掛かると思ってるんだこいつ等。
いや、行くのか…この場合…
すると、いきなり俺のライブキャスターがなった。

「うぉっ!? なんだこの音!?」
「あー、ライブキャスターだ、ちょっと右腕にある腕時計みたいなのを外して、右端の青いボタン押した後、俺に向けてくれないか?」
「は、はい…」

イエローが俺の右腕からライブキャスターを外し、青いボタンを押して俺の顔に向ける。
すると、画面に映ったのは俺の腐れ縁の友人で、俺の妹の勤務先の上司でもある黒と白。
いきなりだなオイ。

【お久しぶりでございます、チズル】
【久し振り−! チズル−!】
【久し振りだな、サブマス】
【チズル相変わらずだね!】
【…何でいきなり連絡してきたんだよ、まぁ、してきたからには妹の現在状況を精密に言え】
【んーとね、毎日元気に掃除してる!】
【簡潔すぎだろーが、まぁいいが…】
【連絡したのは、そちらの博士がチズルに旅行券を渡してくださったと聞いて…】
【それ、俺のもう1人の心の妹にあげた】
【えぇぇ!? つまり、チズル来ないの!? 僕楽しみにしてた!!】
【いかん、いかんから】
【あの、先程から気になっていたのですが、何故チズルはロープで縛られているのですか?】

何か色々あって忘れていたが、ノボリが俺の状況に気が付いてくれた。
素があれだが、こういう所は良い奴だよ本当に。

【いきなりですけど、僕、イエローって言います、ノボリさん…ですか?】
【はい、イエロー様…ですね、何故チズルがこの様な状況に…】
【あの、交渉しませんか?】
【…いきなりでございましね…何をです?】
【はい、ぼくたちがイッシュのノボリさん達が居るところにチズルさんを連れて行く代わりに、ノボリさん達は、ぼくたちがイッシュに行ったり来たりする費用を受け持って欲しいんです】

イエロー、笑顔だけど言ってることが酷く現実的すぎて俺怖い!!
ブルーやレッドも、それ良いな! と、笑顔ではしゃいでいる。
オイオイオイオイ!! ないぞ! 嫌だ!

【チズルが来てくださるなら、それぐらいさせて頂きます故】
【僕たち、サブウェイマスター! お給料もいっぱい!】

許可しおったァァァ!!
俺の死亡フラグが完成してしまった!!

【交渉成立…と言うことで】
【えぇ、交通費は先に支払っておきますので】
【俺達は3日後にそっちに行くから】
【僕、楽しみに待ってる!】

もういやだ…


【交渉成立、材料は…俺】

(おほほほほほ!! いい人達じゃない!!)
(フフフ…これでリンちゃんの後を追えますね)
(グリーンなんかに取られちゃ困るしな)
(しょうがない、妹に会えると思うし、ここは我慢だ俺)
(僕、すっごくわくわくする!)
(えぇ、私もです、クダリ)