二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン短編】Restart!【リク募集】 ( No.25 )
- 日時: 2012/03/09 15:44
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: pBQ/49vn)
「ミュージカル…かぁ…」
俺は1人溜息を吐きながら、客席の前の扉に寄りかかる。
ちなみに、レッド、グリーン、イエローは客席でリンちゃんとグリーンをストーキング中だ。
何で俺が1人でいられるのかというと、監視役としてピーすけがいるからだ。
そういえば、ライモンシティにはあまり良い思い出がないことを思いだしてしまった…
サブウェイはあの変態共、ミュージカルではあの電気モデルに強制出場させられて、遊園地ではトウコちゃん&トウヤ君とリアルファイト。
…本当に良い思い出が思い浮かばないぞ…
「ラン〜?」
「おー、ランクルス…気にすんな、ちょっと思い出に浸っていただけだし」
「ランラン」
いきなり俺のパートナー、ランクルスがモンスターボールから出て来た。
まぁ、何時ものことだから慣れっこだけど。
そういえば、みんなに会ったきっかけを作ったのは全部ランクルスだったなぁ…
まぁ、あの変態双子に会ったときはユニランだったんだけど。
そのころからモンスターボールから出て来てたし。
あー、でも昔はあの双子も大人しかったし(まぁ、クダリはともかく)
そんなことを考えていると、みんなに初めてであったときが思い浮かぶ。
『わぁ〜! その子、自力でボール出れるんだ!』
『お、おう!!』
『クダリ! いきなり失礼ですよ!!』
『うぉ!? なんだそのポケモン!? 俺見たことないぞ!!』
『こいつ、ランクルスっていうんだ』
『ランラン〜♪』
『…レッドのいうとおり、見たことないポケモンだな…』
『逆に、俺からすればそっちのポケモン見たことなかったぞ』
『おほほほ! その子でお金稼ぎできるんじゃないかしら?』
『ガチで止めてくれ』
『可愛いですねぇ〜…あ! すいません…勝手に遊んでしまって…』
『いいっていいって、俺にも君ぐらいの妹いるし、何なら俺の心の妹にでもなるか?』
…あれ? カントーの奴らの反応があんまり良い感じじゃない気がする!!
あ、リンちゃんは良い子だったけどな!!
あれ〜? と唸っていると、いきなり扉が開き、仲にいたお客さんが我先にと外に出てゆく。
何があった!?
俺が思考停止していると、イエロー、レッド、ブルーが出て来た。
「おい、何があったこの状況」
「グリーンさんが、リンちゃんの手を握ろうとしたんです」
「それを見たイエローが、ドドすけのドリルくちばしでグリーンの真上の天井を落とそうとしたんだけど、気配に気づいたらしいグリーンがストライクで事なきを得てしまった、と言う訳よ」
「それでお前等残念そうなのかよ」
「その騒ぎに気が付いた他のお客さんとかも逃げ出した、って言うことだ」
「お前等本当に何してんの、ってかさ、バレたんじゃね?」
「バレてないわ、だって、薄暗かったし」
「何これ本当に」
「そんな口聞いていいんですか? ピーすけ、ギガドレ…」
「すいませんでした」
【ミュージカルの場合】
(事故だったのだろうか…? ま、次の場所に行こうか、リン)
(だだだ大丈夫でしたか!?)
(取り敢えず、尾行を続行しましょ)
(次はバトルサブウェイか…)
(このまま進めれば何とかなりますね)
(あぁ、俺の再会フラグがもう立ってしまった…)