二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン短編】Restart!【リク募集】 ( No.41 )
- 日時: 2012/03/12 19:38
- 名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: pBQ/49vn)
※擬人化話です
「第1回、伝説、幻ポケ会議始めるよ!」
「すいません、私ポケモンじゃないです」
「ティルは私の嫁だから参加!」
「お前の嫁じゃねーだろ—が。天元」
「それより、何で一部のみんなが居ないの−?」
「お前の突拍子のない会議に付き合ってられないってよ」
「えー、酷い」
全体的に白い青年、アルセウスこと天元は、何故かやりの柱で円卓を囲み、会議を開始している。
周りの人(擬人化してるポケモンだが)は、それぞれの性格が一発でわかるくらいの反応を示している。
「フン、さっさと始めて終わらせろ、このバ神」
青髪と赤い目をしていて、鎧のような服を着ている青年、ディアルガこと時元。毒舌家だ。
「俺も早く帰ってお菓子食べてぇぇぇー」
白とピンク色の神に赤い目、時元とは少し違った鎧を着ている青年、パルキアこと空元。ただのニートである。
「…えーと、開いたからには訳があるんですよね、きっと」
金色の髪に赤い目、赤と黒の着物のような服を着た青年、ギラティナこと影元。苦労人体質だ。
「ふむ、僕としては早く海に帰らないとまずいんだが…」
青髪を結っていて金色の目、王冠に赤いマントを着た少年、マナフィこと蒼。見た目は子供、中身は大人である。
「時元、俺って影薄いか?」
黄緑色の髪に水色の目、黄緑と緑のワンピースを着た少女、セレビィこと翡翠。俺っ娘だ。
「よしよし、今すぐここで俺以外の伝説、幻のポケモンはくたばれ」
金色の髪にサファイヤのような目、白い着物を着た少年、ジラーチこと星河。ただの腹黒自己中俺様野郎だ。
「帰っても良いですか?」
黒い髪に何も写さないような白い目、灰色のマフラーにジャージを着た少女、ティル。人間である。
そんなメンバーの中、主催者である天元は、笑顔を崩さずに言う。
「ダメ」
「え、何でです? 私関係ないですよ?」
「んーだって、ティルが帰ると、陰羅も帰るし…」
「あ…そっか…陰羅、出て来てあげて」
ティルが言うと、ティルの影から白い髪を結っていて、青い目、赤いスカーフを巻き、黒い服を着た青年が出て来た。彼がダークライこと陰羅。謎に近い人(?)である。
陰羅はすぐにティルの手を引き、自分の腕の中へと入れる。
その姿を見た天元は始めて顔を歪めた。
周りをよく見ると、他の人(?)達も険悪な雰囲気を出している。
「何抱きしめてるのかなー、陰羅くーん?」
「…お前なんかに触れさせない」
「お前何かって、私一応神様だよー…?」
「それなら、何の会議か話せ、そうしたら良い…」
「うん? あのね、朝はパンかご飯か聞こうかと思ってね!!」
「帰るか…ティル…」
「あ、うん…」
「うわぁぁぁぁ!! 帰らないでぇぇぇ!!」
【伝説、幻会議そのいち】
(ごめんなさい、本当は違います)
(…最初からそう言えばいい…)
(まぁまぁ…)
(早く終わらせろ)
(あー、腹減った…)
(お茶出しましょうか?)
(星河君、君はさっきの状態をどう思う?)
(蒼か。フン、胸くそ悪い。あいつとっとと消えないか?)
(俺影薄くね?)