二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜
日時: 2009/12/06 11:50
名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
参照: *゜。ハリポタ好きのアホです。゜*

こんにちはーっ

また、小説立てちゃいました^^
頑張りますのでどうぞ宜しく。

さてさて、今回のテーマは‘天才’ですね。
まあ、読めば天才だと分かると思います^^;

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Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.1 )
日時: 2009/12/06 12:00
名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
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プロローグ



レイシア・リドル、13歳。


ある日、ポストに手紙が届いた。封筒には──‘レイシア・リドル様’。
切手も貼っていない、変な郵便物。どうやって届いたのかしら?


開けてみると、‘ホグワーツ魔法魔術学校’から。魔法───?


何、何、何よ、この手紙。私が魔女? その、ホグワーツ魔法魔術学校とやらに、転入するって?


この時から───私の人生はガラッと変わった。

Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.2 )
日時: 2009/12/06 20:46
名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
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私は、引越しの準備をしていた。お母さんが新しい仕事をみつけ、その仕事場が遠いから、と。

リドル家には父がいない。というのも、私が幼い頃に殺されたからだ。犯人はまだ捕まっていない──。
お母さんに頑張って働いてもらうしかないのだ。

「ふう」
私は溜息をつく。


その時、郵便受けに何か入った音がした。私は取りに行った。
「───?」
分厚い、黄色みがかった羊皮紙の封筒だ。裏には、‘H’をライオン、穴熊、鷲、蛇が取り囲んでいる紋章。
こんなの、見たことない。


封筒を開けると‘ホグワーツ魔法魔術学校’という文字が見えた。
魔法───?

内容はもっと衝撃的な物だった。私が魔女で、その‘ホグワーツ’に転入する?


「お母さん──?
 コレって───?」
私はその封筒を見せた。

お母さんが封筒を手に取る。そして手紙を読むと───。
「レイシア……おめでとうっ!」
……。おめでとうって、どういう意味?

「お母さ──」
「あなたは、ホグワーツに転入できるのよ!」
私の言葉をお母さんが遮る。

「ホグワーツはね、あなたの祖父母も通っていたのよ。私は魔女じゃないから通っていなかったけどね。
 本当によかったわ。レイシアが11歳の夏休みを普通に過ごした時から諦めていたんだけど。
 すっごく嬉しいわ!」
お母さんは、それだけの言葉を一気に言った。

「えっと……つまり、私の祖父母が魔女と魔法使いで、私も魔女である、と。
 それは本当に? 冗談抜きで?」
戸惑いがちに私が聞く。

「もっちろん!」

Re: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 〜天才の再来〜 ( No.3 )
日時: 2009/12/07 10:14
名前: 零樹 ◆cjsQ37oB4w (ID: MXERWh7v)
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そうして、私たちは新しい土地へと引っ越して行った。お母さんに、魔法界の色々なことを聞きながら。
荷物を解き、各場所へと移動させ、大体の荷物が片付いた。

すると、お母さんが言った。
「さ、お隣さんに挨拶してきましょう」
私は頷いた。


靴をはいて、外へ出る。暑い。そりゃあ、真夏だからな……。そよ風が気持ちいい。

お母さんがベルを鳴らす。と、人が出てきた。
長い首、ガリガリの体系。あまり好きじゃない……。
「初めまして。隣に引っ越してきたリドルという者です」
お母さんが挨拶した。

「ペチュニア・ダーズリーです」
そう言って、ペチュニアさんは会釈した。

「娘のレイシアです」
お母さんが私を前に出す。私は軽く頭を下げた。
ペチュニアさんが私をジロジロ見る。真っ黒な髪、緑の目、整った顔、細く白い体───。上から下へとペチュニアさんの目が動く。

「宜しくお願いします」
私とお母さんは、そういって家に帰った。


「どう?」
私が訊く。
「どうって?」
お母さんに訊き返される。

「んーっとさ、上手くやっていけそう? って」
私はちょっとキツイかもなー、と思いながら訊く。
「さあ……。ま、お母さん的にはキツイかな」
「だよねー」
私とお母さんが笑い合う。


「さてっ」
お母さんが唐突に言った。
「買い物に行きましょうか」
「どこに?」
「ダイアゴン横町よっ!」

ダイア……えっ? 
「魔法用品を買いに行かなくちゃね」


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