二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ひぐらしのなく頃に 輝
日時: 2009/12/15 20:59
名前: マユ ◆vars8VB/bg (ID: XK5.a9Bm)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13247

新しい仲間が増えた時
それは新たな惨劇を意味する

新たなカケラが増えた時
それは戦いのループを意味する

それでも私は戦える

たとえ貴方が信じないとしても、私は絶対信じてる———

これが運命だとしても、奇跡は必ず起きるから———ッ!

☆*☆*☆*☆

お初の人も、前作を見てくれた方も、どうもです☆

大会中に消えるって!て突っ込んでしまいました(汗
まあ、頑張っていこうと思います♪

此方は前作「ひぐらしのなく頃に 歩」の続編です!
・・・それだけです!(オイオイ

前作「ひぐらしのなく頃に 歩」
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14018
前前々回、プロローグ〜10話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13893
前々回、11話〜15話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14084
前回、16話〜21話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14230

♪ひぐらしソング&ひぐらし動画♪
「コンプレックス・イマージュ」FULL
http://www.youtube.com/watch?v=4DtEicUihng
「澪尽し編OP」
http://www.youtube.com/watch?v=hj0HAaK0kfU&feature=related
「その先にある誰かの笑顔のために」
http://www.youtube.com/watch?v=XdvOUCeYYZo&feature=related
神画質 「Super scription of data」
http://www.youtube.com/watch?v=hILGMmFHPnY&feature=related
アニメ「ひぐらしのなく頃に解」厄醒し編〜祭囃し編
http://www.youtube.com/watch?v=GRvlA9TSY6Y&feature=related
「why,or why not」
http://www.youtube.com/watch?v=2Y169Ca5sxE

☆キャラ絵☆
ウチ作、麻由
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?329197
ウチ作、羽入
http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?342488

〜*♪此処に来てくれた仲間達♪*〜
ゆずき
うっさー
ユメさん
m,kさん
藍羽さん
瑠留
月乃さん

皆!ありがトゥーッス☆
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

では楽しんで読んでもらえたら光栄です♪

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Re: ひぐらしのなく頃に 輝 ( No.1 )
日時: 2009/12/13 17:44
名前: まっさん (ID: mQwVxhmC)

消えたんですか。頑張ってね
ちなみに僕M,Kでもあるよー

Re: ひぐらしのなく頃に 輝 ( No.2 )
日時: 2009/12/13 17:50
名前: マユ ◆vars8VB/bg (ID: 6quPP6JX)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13247

        21、不幸

—圭一side—

学校も終わり、テレビを見ようと椅子に腰かけた直後、おふくろが俺を呼ぶ。

「圭一!悪いんだけど、お買い物行ってきてくれない?」
「えぇ!?何でだよ!」
「実はね、村の人からお茶しないかって誘われてるの」
最近、ようやくおふくろは村に溶け込んできて、こういう用事も増えてきた。
それは、おふくろにも仲の良い人が増えたとも解釈できた。
そのことから、俺は「嫌だ」とは拒否出来なかった。

「仕方ないか・・・」
「よかった。はい、これ」
買い物籠を手渡され、俺は外へ駆け出した。
俺は嫌な顔をしたが、両親共に充実した生活を送れてきたことに、内心ホッとしていた。



セブンスマートに到着し、おれは買い物籠を片手に、中に入る。

此処は市内にある、食材品の安売量販店。
雛見沢の大多数の人々が此処へ来るから、仲間と会うことも多い。


中では大勢の人々が賑わっていた。

人気のお菓子など、もう数個しか残っていない。
恐るべしセブンスマート!



リストに睨み付けながら、俺は迷路のような店内をうろついていた。
「えーと・・・。茨城産の人参?て、何処産でもいいだろ!」
買い物リストに奮闘し、それらしい物を次々に籠に放り込んでいく。


そして、遂にラスト一個となり、俺は肉のコーナーに向かった。
到着すると、肉のコーナーで立ち尽くしている優羽の姿が見えた。

「おーい!優羽!」
「あれ?圭一君?」
優羽が此方に振り向き、すぐさま片手にあった肉を戻す。

「偶然だな。今日は1人か?」
優羽が頷くと、「今日はカレーなの!」と楽しそうに食材を見せる。

「俺はおふくろに買い物頼まれてさ!嫌になるぜ!」
そう愚痴を零し、俺は色々な肉に目を配る。

「肉肉・・・おっ!牛肉・・・これかな?」
「それは千葉産だよ。頼まれてるのは鹿児島産でしょ?」
いつの間にか、リストは優羽の手の中にあった。
リストを見て、優羽は鹿児島産の牛肉をひょいっと籠に入れてくれた。


優羽は肉を籠に入れると、また周りに目配せする。
「後は、缶詰缶詰・・・」
周りをキョロキョロ見渡して、傍にあった棚の缶詰めを手に取る。
手にとってラベルを見つめては戻す、その動作を繰り返していた。



俺は優羽に尋ねる。
「優羽も両親に頼まれたのか?それとも今日は不在?」

優羽は一瞬顔を曇らせ、「あぁ・・・」と呟き、傍にあった缶詰に手を伸ばす。
缶詰のラベルに目をやりながら答えた。


「ウチの親ね、放任主義なの」
「え・・・・」
突然の辛い告白に、俺は言葉を失ってしまう。
俺は「しまった」と感じたが、遅すぎた。

「だからね、家のことは殆ど自分でやってるんだ」
優羽は表情を変えず、サラリと言って見せる。


「私に無関心で、遊んでるよ。宏人の家も大体そう・・・」
「宏人も・・・?」
俺が疑問に思うと、優羽は説明してくれた。
「宏人の家も、父親が海外で仕事してるのをいいことに、母親の虐待が酷くてね・・・」
「そんな時、幸弥さんが私達を家に泊めてくれたりしたの。優しいでしょ?」
幸弥が、2人を支えてきたことに、正直驚く。

「でも、私達も幸弥さんにばかり甘えていられなかった・・・」
優羽は俺を横目に、笑みを零しながら言った。
「だからなの、私達が引っ越してきた理由」

数々の辛い告白に、俺は顔を向けられず、俯く。
「ごめん・・・・」
謝罪しか出てこなかった。

優羽は首を振る。
「圭一君は心配して言ってくれたんだもん。謝らなくていいよ」
笑顔で俺を許してくれる優羽に、俺はまたもや疑問を重ねた。



「何で笑ってられるんだよ?」
優羽は缶詰を手放すと、俺の正面に向き合う。

「恨んだりしてないのか・・・?」
訊いてはいけないことだとしても、これは訊きたかった。

優が俺の目を見て、口を開けようとした瞬間。


「お知らせです——・・・」
アナウンスの声が遮り、優羽が口を閉ざす。
もうすぐ閉店間際のBGMが鳴り、優羽は騒がしく走り出した。


「じゃあね圭一君。また明日!」
「あ、あぁ・・・」
急いで手を振る動作をする優羽に、俺は曖昧に返事をする。



あの疑問が、優羽の怒りを増幅させることになるなんて、俺は夢にも思わなかった。

Re: ひぐらしのなく頃に 輝 ( No.3 )
日時: 2009/12/13 17:52
名前: マユ ◆vars8VB/bg (ID: 6quPP6JX)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13247

まっさん★
はい、消えました〜!

そして知ってるよー!
梨花「知らない方がおかしいしね・・・」


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