二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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will you be my pet?
日時: 2009/12/28 23:09
名前: 木下 愛 (ID: GpNW5AXi)

*注意書き*

・ワンピの夢小説です★

・腐ではありませんよ(^皿^;)

・性格&キャラがメッチャ崩壊です・・・・(- -;)

・エースとルフィがメインですね、あ、はい。

・ルフィは未成年。エースはホストです(笑)

〜登場人物〜

エース ♂

ある日、ルフィを拾った。No1ホストでもある。

ルフィ ♂

全てが謎。ミステリアスな性格・・・・?

マルコ ♂

言葉の最後に「ぃ」を付ける癖がある。エースと同期の同僚

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will you be my pet? ( No.1 )
日時: 2009/12/28 23:50
名前: 木下 愛 (ID: GpNW5AXi)

 01. 「人を拾った日」


早くして死んだ母親。

それでも家を省みることのなかった父親

母親とも、父親とも仲良く過ごした記憶はない

そして仕事バカの父親は、税金ほどの多額の遺産。

このコンクリートの塊である家を残して死んでった

自分では何一つ楽しむことなく

だから、真面目に働くなんて馬鹿くさい 。

真面目に人と関わるなんて馬鹿くさい。

ホストのように繕った笑顔と人格が面白いんだ。

暇な時間を潰すだけの仕事が自分にはあってるんだ。


クソさみぃ明け方の朝と街。

ふと、歓楽街をだるそうに歩きながら考え込んだ。

今日は珍しく、歩き帰っている。

いつもはタクシーだったから、酷く疲れこんでいる。

・・・タクシーで行けば良かった。

でも、せっかくだもんなと、ふらふらと歩く。

途中で錆びれた神社を見つけた。

小さいけど、雑草一つ無く、逆に綺麗な神社だ。

四季の花々が咲き誇っている。

そこもまた。綺麗で怪しく魅力的な雰囲気・・・・

俺は入り込んだ。

気になるから? ・・いいや、興味本位で。

ふと、人影を見つける。

・・・体育座りをしている子供だ。

「おい、何でこんなところにいるんだ?」
「・・・・」

弱ったなぁ........

俺は頭を掻いて、悩んだ。

いくら何でも見捨てるわけにはいかない。

ガタッ...

「・・・!? お、おい・・・」

倒れた子供。

俺はすぐに息をしているか確認をした。

あ・・・生きている。

仕方ねぇな、一時的に家に連れて帰ろう。

ほっといて置くよりも、まだ犯罪にはならねぇだろ。

俺はその謎の少年を背負い、家に帰る。




——will you be my pet?

Re: will you be my pet? ( No.2 )
日時: 2009/12/29 00:19
名前: 木下 愛 (ID: GpNW5AXi)

 02. 「ミステリアス」

「・・・ん?」
「気づいたか、ほら飲めよ」

俺は気づいた奴にコーヒーを差し出す。

といっても、蜂蜜と牛乳タップリだけどな。

そいつはチビチビと飲んだ。

「俺はエースだ。年齢は不明。男でホストだ」

ははははと笑うが無視かよ・・・・

暗いとゆーか、つかめねぇというか、何だろうな。

「・・・ルフィ。16歳」
「そっか・・・」

ふと、ルフィの首にネックレスを見る。

小さな銀色の十字架のシンプルなネックレス。

女の子かよ・・・・ネックレスだなんて。

そんな感じで飲み干したらしく、机に置く。

「で、何で神社にいたんだ?」
「・・・・・」

言いたくねぇんだと悟った。

でも、何でなんだろう? 親はいないのか?

・・・もしかして捨てられた?

考えにふけこんでると・・・・・・・・

「あ、り、が、と......じゃあな」
「おい、待て。お前・・・何処に行くんだ」

普通に気になるから。

一応、大人としての使命って奴だ。

「・・・・」



新たな暇潰しを

   思いついた瞬間だ—————




「うちで飼ってやろうか?」
「・・・・」
「猫みたいに自由に暮らすんだ」
「・・・・・」

一から説明するぜと言った。

「今日からお前はホストになれ」
「・・・・嫌だ」
「うるせぇな、言う事を聞け」
「い、嫌だッ!」
「親とかいねぇんだろ?」
「いる・・・ジジイもいる」
「じゃあ、何で帰らない」
「俺の自由・・だ」
「・・・そうか」

俺は近くにあった陶器でルフィの頭を殴った。

——面白い——


絶対に乗るだろーな、親父も・・マルコも・・・

みんなも・・・・





興味本位だからだろうしさ。

Re: will you be my pet? ( No.3 )
日時: 2009/12/29 00:40
名前: 木下 愛 (ID: GpNW5AXi)

 03. 「強制的」

パチッと音がする感じで目覚めたルフィ。

コイツ・・・よく寝るよなぁ。

ここはホスト「LeISA」俺はここで働いてる。

「ホスト・・・だから働かないって」
「これを見ろ」
「ッ?!」

一応分かった名前と偽りの年齢を書いた契約書。

マルコとみんなと親父に事情を話して、俺が書いた奴

みんなはもちろん大賛成だった。

ルフィは途端に顔が変わる。

まぁ、無理もねぇけど。

「・・・知らない。こ、んなの・・・・」
「でも書いてあるぜ? グラララッ!」
「俺の字じゃない。知らない」
「まぁ、よろしくな新人さんよぃ」
「嫌だ。じゃ、サヨウナラ」

店を出る前に親父がルフィの腕をつかむ。

すぐに豪快な笑いをする。

・・・ルフィは涙目になっていた。

「...16歳、犯罪」
「まぁ、大丈夫だ。童顔でイケるぜぃ」
「死んだ方がマシだ」
「ま、契約だから、諦めろ」

本当にこの世の終わりだという顔をしてんな、おい。

無理やりの強制的に働かされるんだから。

「新人さんよぃ、エースのマンションに住むんだろ?
・・・兄弟みてぇだな、おい」
「神社」
「・・・神社ぁ? あぁ、あそこの謎的な?」
「四季の花々で怪しい感じの店の近くの?」
「無断で中に入ってんじゃねーだろーな」
「・・・・」
「入ってるのかよぃ」

もう呆れ果てるとしか言い様がねぇよ。

「親とじいさんは神社の中にいるのかよぃ・・・?
遺骨の箱に入れられて、並んでんのかぃ?」
「それは冗談キツイぜ」
「だぜ、グラララ・・・・!」

だが、一瞬で静まった。

何故なら・・・ルフィが頷いたから。

そして———泣いた・・・・・・

「お、お前の所為だぞッ! マルコッ!」
「じょ、冗談だぜぃッ!」
「でも当たってたじゃねーかァ!」
「元々は・・・・?!」

ルフィが店を出て行った。

俺はすぐに後を追う。






——何処に行くんだ・・・・・・?


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