二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園アリス 
日時: 2010/01/05 09:21
名前: チャミー (ID: Y9gy.IyS)

ョロ∑d(ゝω・o)йё∮

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Re: 学園アリス  ( No.1 )
日時: 2010/01/05 10:07
名前: チャミー (ID: Y9gy.IyS)

第1話「アリス学園」


ここは、『アリス学園』。
アリスと呼ばれる不思議な力を持った子供たちが、学園生活を送る場所。

その、アリス学園の初等部B組では、いつもなにか問題が起こっていた。
そして、もちろん今日も——


***


「佐倉、今井、本当にやるの……?」
「心配いらへんって、ルカぴょん」
「そうよ。いざとなればこの『バカン砲』で攻撃するから」
「…………」

今日も、蜜柑たちは何かをたくらんでいた。
ルカが止めに入っているということは、あまりいいことではないのだろう。

「よし、行くで!! 心読み君!!」
「はーい」

蜜柑に呼ばれて出てきたのは心読み君。
キラーンと目を輝かせて、こう言った。

「蜜柑ちゃんの探してるものは、職員室の奥の引き出しの上から4段目、右奥に入ってるよ」
「ナイス!! 心読み君!!」
「えへへー」

心読み君は、蜜柑にほめられて思わず笑みをこぼした。
……いや、やっぱり普段と変わらない顔だった。


***


「……いい? 私が合図したら、蜜柑が走るのよ。ルカ君は窓から鳥と侵入させて、先生の気をそらすの。わかった?」
「わかってるって。ルカぴょん、準備できた??」

蛍と蜜柑はやる気になっているが、ルカだけは乗り気じゃなかった。

『だいたい、なんで俺まで巻き込まれなきゃいけないんだよ。いくら佐倉の頼みでも、アレを持ち出すなんて無理なんじゃ……』

全員の視線が、ルカに集まった。
そして、蛍が言った。

「ルカ君、どうしたの?」
「てゆーか、なんかルカぴょん、いつもと声違わへん?」

蜜柑も蛍に続けていった。
すると、ルカの後から『ふふふ』という笑い声が聞こえてきた。

「————ッッ!!!」

蜜柑が声にならない悲鳴を上げた。
すると、それとほぼ同時にルカの後からゆら〜っと人影が……


「えへ☆ 蜜柑ちゃん変な顔〜」


——心読みかよ

全員の心がひとつになった瞬間でした☆


***


「……あなた、まだいたの?」

蛍が不機嫌そうに言った。
……が、心読み君はいつもの心読みスマイルで言った。

「鳴海先生や岬先生の子供の頃の写真を写真に撮って、生徒に売りさばく……なるほどねー」
「え!? 蛍、写真売るつもりやったんか!?」

どこまでも暴走し続ける心読み君は、結局蜜柑たちについてくることになった。

「……なんでついてきとんねん」

蜜柑がボソッとつぶやいた。



続く

Re: 学園アリス  ( No.2 )
日時: 2010/01/05 11:22
名前: チャミー (ID: GzJPdjfy)

第2話

「いよいよやな・・・・・・・」
蜜柑はつぶやいた。

「いい?写真を撮ったら全身全力で逃げるのよ。」
蛍は真剣な顔をした。

「じゃあルカぴょん、今や!」

『ピユゥ——・・・・・・・・』

「うわっ!なんだ!」
中から先生たちの声が聞こえた。

さて—————————?


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