二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ヒーロ大戦記
- 日時: 2010/01/06 22:49
- 名前: 酢豚 (ID: qrnJbgt/)
神話の時代、かつて神と人間の間に戦いが起こった、神にも匹敵する文明を得て創られた要塞を持つ王と、強大な力を持つ破壊神の戦いは、後に魔大戦と呼ばれた、二つの力のぶつかり合いに大地は裂け、海は荒れ狂い、世界は崩壊しつつあった、誰もが絶望を抱いた時 、大地の守護者でもある女神マナは精霊が選んだ勇者ロトに聖剣を与えた、
長い戦いの末、勇者ロトと英雄達はは神を打ち倒し、要塞をも封印した、破壊神の力は4つのクリスタル、
トライアルフォースにてその存在を封印した
かくして平和が訪れたかに見えた
しかし、争いの爪痕は残された人々の生活に大きな打撃を与えた、未知の種族モンスターの出現である
彼らは国や土地によってあらゆる種類、種族と共存、または争っていた
そして永劫の時が流れた
巨大な軍事力を誇るパルメキア帝国の皇帝が邪教の大神官ハーゴンと悪魔を操る大魔司教ガリウスや近隣の勢力と手を組み世界征服へと乗り出したのである
これに対し各大陸の反乱勢力はフィン王国を筆頭に立ち上がるが敵の猛攻を受け
港町アルテアにて後退を余儀なくされていた
そして港町アルテアに向かう旅人もに敵の猛攻が迫っていた・・・・
関連作品(仮)
ファイナルファンタジーⅡ(1987年 FC)
ファイナルファンタジーⅥ(1994年 SFC)
ヴァンパイアハンター(1996年 SS)
メタルスラッグ(2003年 PL2 )
ドラゴンクエストⅡ(1987年 FC)
ドラゴンクエストⅥ(1995年 SFC)
聖剣伝説2(1993年 SFC)
悪魔城ドラキュラ(1986年 FC)
月風魔伝(1987年 FC)
ストリートファイターⅢ(2004年 PS2)
メタルギアソリッド2(2005年 PS2 )
源平討魔伝(1990年 PCE)
大魔司教ガリウス(1987年 FC)
ワルキューレの伝説(1990年 PCE)
魔界村(1986年 FC)
イースⅠ Ⅱ(1989 PCE)
ゼルダの冒険〜時のオカリナ〜(1998年 64)
ゴールデンアックス(1989年 MD)
クレイモア(月刊少年ジャンプにて連載)
鉄拳チンミ(月刊マガジンにて連載)
PC原人(1989年 PCE)
バイオ戦士DAN(1987年 FC)
ストライダー飛竜(1999年 PS)
KOF11(2006年 PS2)
ドルアガーの搭(1984 FC)
妖怪道中記(1988 PCE)
吸血鬼ハンターD(1983 小説)
ギルティーギア(2007 PL3)
レッドアリーマ(1990年 GB)
モンスターハンター3(2009 wii)
鬼武者(2001 PS2)
忍者じゃじゃ丸君(1985年 FC)
獣王記(1988 MD)
ナノブレイカー(2005 PS2)
アゼルーパンツアードラグーンRPG(1998年 ss)
レディ-ストーカ(1995年 SFC)
ガーディック外伝(1988年 FC)
バイオミラクルぼくってウパ(1988年FC)
バレットウィッチ(2007年 Xbox)
大神(2006年 PS2)
プリンスオブペルシャ(1992年 SFC)
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- ヒーロ大戦記 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/06 22:44
- 名前: 酢豚 (ID: qrnJbgt/)
「どうです?助かりますか?」
「はい、じきに意識をとりもどすでしょう力強い生命力を感じます」
魔方陣に横たわれた青年の前に気品漂う女性と白装束を纏った魔道士が彼を見守っていた
フィン王国の王女「ヒルダ」と白魔道士「ミンウ」
である、
ヒルダ「こうも簡単に見る事になるとは、聖剣、彼が聖剣に選ばれた勇者だというのでしょうか」
ミンウ「わかりません、この魔方陣が生命力を増幅してくれるはずです、今は彼の回復を見守りましょう」
ヒルダ「安心しました、では行きましょう皆集まっている頃です、子供達ばかり狙った誘拐事件、ほおっておく事はできません」
2人が去り、少しの沈黙がながれた
「ここは?」
魔方陣から青年が起き上がった、辺りを見渡すとここが何所だか判らなかった、確か自分は魔人を倒しにプリムやポロンと共に南の遺跡へと向かったのだが途中キメラタイガーに襲われたのだ、もう駄目かと思った時に気を失ったようで、そこから先の記憶がないのだ
幸い身体は異常がなく、所持品は盗まれてはいなかった、少なくとも自分は安全な場所にいるという事は確かだ
部屋を出ると一人の男が近づいて来た
「よう、もう大丈夫みたいだな」
男は見慣れない格好だった、赤い胴衣に金髪、屈託の無い顔立ちからは想像もしない、たくましい体と闘気に満ちた容姿からは一目で普通の人物ではなく戦士だと言う事だった
「貴方は?」
「おいおい命の恩人に礼もなしかよ」
「命の恩人?、いったい僕は?」
「何にも覚えてないのかよ」
男は首を傾げつつ両手を広げた
「気付いたら、見覚えの無い部屋で寝かされてたんだ、無理もないさ」
金髪男の傍らにもう一人の男が近寄って来た
「俺の名はリュウ、こっちがケンだ、ワケあって、街の人達に世話になっている」
「僕はランディていいます、南の遺跡に行く途中モンスターに襲われて・・・」
ケン「何も覚えていないようだな、君はこの街の近くで傷だらけになって倒れていたんだ、それを助けたのが俺達てわけさ」ケンが答える
ランディ「あの、僕の他に仲間がいたんですが」
リュウ「いや、倒れていたのは君一人だけだった」
ランディ「そうですか」
リュウ「さっそくで、悪いが、俺達と一緒に来てくれないか、君に会わせたい人がいるんだ」
2人は奥の広間にランディーを案内した
続く
- Re: ヒーロ大戦記 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/07 22:52
- 名前: 酢豚 (ID: qrnJbgt/)
そこは薄暗い場所だった、壁や床は全て石造りになっている、周りには異形の姿をした怪物のオブジェ達が列をなしており、中央にある祭壇には一回り巨大な怪物の像が立っていた、怪物の象の前には何故か黒い棺桶が置いてあり、両脇に立てられている蝋燭がその姿を不気味に照らしている、娘は牢屋に入れられていた
娘はなぜあの時あんな選択をしたのか自分の身を哀れんだ、給料がいいと言う理由だった、ただそれだけの事でその話を飲んだ、娘の家は宿屋を営んでいた元々は小さな村の宿だったが港町の通りにあるというのもあって経営は良く娘自身も不自由の無い暮らしを送っていた、しかし戦争が始まると同時に宿屋の経営は傾きだした、さらに村の外にも大型モンスターが現れた事が経営難に拍車を掛けた、父は心労が祟ってか寝たきりの状態となった、街へ働こうにも戦争により何所も不景気だ、ましてや村の外に出ようなら凶暴なモンスターや野党に襲われても仕方がない、家族は先の見えない不安に打ちのめされていた、その時だった街から来たという男が村の近くにある古城の召使を探しているというので、どうだ?と娘に話を持ち掛けてきた娘は素直に首を縦にふった、そして此処まで来た、しかし城に着くなり男の態度が変わった、娘を城に連れて来るなり、牢屋へと放り込んだのだそれから夜が来た、何やら声がしだした
「ちょっと」自分を呼ぶ声が聞こえる?誰かいるのかと思い辺りを見回すが、誰もいない「ちょっと、そこの貴女」娘「誰?!誰かいるの?!」娘は闇に向かって呼びかけた、その時娘の影が小刻みに動きだした、娘「ヒッ」影はゆっくりと形を成していき、その姿を整えていった、
「フーやっと外の世界に出られたと思ったら、こんな黴臭い所にでるなんてね、あら?貴方は使用人さん?この館の主人は何所かしら?」緑の長髪にグラマラスな肉体からは普通の人間と変わらなかったが、登場の仕方が人間離れしていた
娘は酷く怯えた、無理もない相手は人間ではないと直に悟ったからだ
「あら、何だか嫌われてるわね、心配しないで貴女をどうこうしようなんて、興味はないわ、只私に協力してくれたらの話だけど」女は怪しく微笑んだ。
「暗黒神シドーよの我が名においてこの者に力を」悪魔司教ガリウスは手にした短剣を振り下ろした短剣は深々と娘の腹部に突き刺さった、腹部からはおびただしい血が流れるすると驚く事に血は祭壇を伝って真っ直ぐに棺桶に吸い込まれていった、娘の体内から全ての血が流れ出た後、棺桶の蓋がゆっくりと開いた
「私を目覚めさせるのは誰だ?」
ガリウス「目覚めたかドラキュラ伯爵よ、我が名は大司教ガリウス、我が守護神シドー様の復活の為にそなたを蘇らせたのだ」
ドラキャラ「何?」
ガリウス「ドラキュラ伯爵よシドー様の復活が間近に迫っている、オマエには復活のために手助けをしてもらいたい」
ドラキュラ伯爵は即座に断った、魔人と言えども彼も生前は貴族の一人だ、いきなり目覚めさせておいて手先になれというのも無礼な話である、
ガリウス「ベルモンド家に復讐できるチャンスでもあるのだぞ」ドラキュラ伯爵「ベルモンドと?!」クリトファーベルモント、かつて無敗を誇っていた彼に唯一敗北を味わせた張本人ドラキュラ「ベルモンド、かつて私に敗北を味合わせた男・・・」ガリウス「そうだ、100年前貴様を打ち倒したベルモンド家の子孫はまだ生きておる」
ドラキュラ「何が望みだ」
ガリウス「シドー様が現世に復活するには新しい体が必要だ、それも生まれて間もない強い純粋な心と身体を持つ子供がな」ドラキュラ「よかろう、かつてこの世を破壊に導いた暗黒神シドー、その姿を見るのも悪くない!」100年振りに復活した魔人ドラキュラ伯爵の声が夜の古城にこだました
- 聖剣記 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/08 23:32
- 名前: 酢豚 (ID: qrnJbgt/)
ランディー「本当に此処が待ち合わせ場所なんですか?」ランディーはミンウに訪ねた
ミンウ「間違いない、彼が指定してきた場所だ」
ケン「そいつが今回の事件とどう関係があるんだ?」
ミンウ「事件に関する貴重な情報提供者だ、今は少しの情報でも欲しい」
そこは町外れの古びた教会だった
ランディー達がケンとリュウ達の案内された場所により王女ヒルダと魔道士ミンウと合ったランディーはこれまでの経歴を話した、自分が聖剣を抜いた経歴を、ヒルダ「だとしたらあなたが、聖剣に選ばれし、勇者なのでしょう、ここへ来たのもマナの導きかもしれません」
水の神殿でルカに伝説の事を聞かされたが正直実感がわかなかったが、やはり二度も突きつけられるとさすがに受け入れらずをえない
ミンウ「君を助けたリュウとケンは元々我々とは違う世界に住んでいたのだ」
リュウ「俺達は元の世界に戻るための術を探すために此処で情報を集めているてわけさ」
ミンウ「帝国の皇帝は伝説のクリスタルとトライアルフォースを手に入れようとしている、そうなれば世界の破滅だ、伝説が本当だとすれば君が持っている聖剣こそが希望だ」
ヒルダ「貴女に残された選択は3つ剣を捨て家へ帰るか、このまま別れた仲間を探しつつ聖剣の謎を解く旅を続けるか、私達と共に闘うか」
聞かされた事が事実だとしたら自分は今とんでもない事に巻き込まれている、いや、聖剣の謎を探るにつれ大きな渦に飲み込まれつつある、だとすれば今までの旅とはケタ違いだ、今の自分にはどうする事も出来ない、かといって自分には帰る場所も無い
ランディ「僕はいったい、どうすれば」
ヒルダ「答えがでるまで暫く、ここに留まると良いでしょう、別れた貴方の仲間は我々が探します」
ミンウ「リュウ、ケン、さっそくで悪いが私と一緒に来て貰えないだろうか、例の事件の情報提供者と会いたい」
リュウ「子供の連続失踪事件でしょうか」
ミンウ「そうだ、今後この街に身を置く事になっている以上黙っておくわけにはいかん」
ケン「パトロン維持てわけでもあるわけか、Ok」
ランディー「僕も行きます、何だか胸騒ぎがするんです」、自分でもワケが判らなかった、ただ何故かいかければならないような気がしてたまらなかった
ミンウ「ランディー・・助かる」
かくして、一向は情報提供者が指定してきた教会へと足を踏み入れた
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