二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp
日時: 2010/01/24 16:07
名前: 羽蛇瑠 ◆WVzCAtIspA (ID: tR/vZAE7)
参照: ホムペはブログへと化しました

19回になってしまった……俺は管理人に嫌われているようで……
↓ブログ(ホムペ)です
http://id7.fm-p.jp/342/pksplove/
元偽りの世界です
表紙です
http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file129.bmp
これは現在連載してるダイヤモンド.パール.プラチナ編のその頃レッド達は…と言うエメラルド編の1年後の続編です
ラストスパートだぜ!!!ーー!!!
第1章の主人公はルビーとサファイア.エメラルドです
ほとんどルサです(最初だけ)
コメントくださいねー

荒らしなしやでー
荒らした奴は管理人にそいつをアク禁にしてと報告しますので……

新イメージop[奈落の花]
http://www.youtube.com/watch?v=XmYgNl3pIn0
新イメージed[流星]
http://www.youtube.com/watch?v=a7Gmrq-MEH4&feature=related←ポケスペ画像あり(ほとんど女)

1話〜19話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12627
20話〜31話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13441
32話〜34話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13659
35話〜37話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13749
38話〜41話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13852
42話〜49話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13960
50話〜57話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14451
58話〜61話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15023
62話〜64話
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=11105
お客様  
大親友 
大庭さん 空羽さん  妃女癒さん ミニモネさん
親友
美弥さん ルナさん  鱒鳥さん 
友達
哭辿さん 黒魔術さん

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Re: ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp ( No.124 )
日時: 2010/05/04 22:52
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)

第76話 [バトルタワー決戦16]

シズク達と一緒に何処かへ消えたイズミ
その頃30階ではリラとカガリの壮絶なバトルが起こっていた
リラ「くっ!このマグマ団!!中々やる!!」
カガリ「せめて名前で言ってくれよ!!だいもんじ!!」
カガリのキュウコンがリラのテッカニンにだいもんじを放つ
しかしテッカニンのスピードで軽く交わされてしまう
2人のバトルはほぼ互角…では無く少々リラが押していた
カガリ「ちっ…さすがお強い事…手も足も出ないよ…」
相手に感心するカガリ
それに返事するかの様に返すリラ
リラ「当たり前だ…私は強者だ。負ける訳にはいかない」
その一言にカガリは反応して急にニヤッと笑う
カガリ「強者…ねぇ……フフ…」
リラ「何がおかしい?」
リラが聞くとカガリはリラの方を見つめて問いだす

カガリ「ねぇ?…本当の強さって何だと思う?」
リラ「!?」

リラがそれを聞かれた時一瞬戸惑う
カガリ「ねぇ…答えてくれない?本当の強さっと何だと思う?」
リラ「本当の……強さ…だと?」
リラはさらに戸惑っていく
カガリ「ただ強いだけで強者と呼べるのかしら?それは多分間違ってるわ。いえ…間違ってるはずよ…」
リラ「強いだけで強者とは呼べない?何を言ってる貴様…」
カガリ「私はこの世界に強者なんてどこにもいないと思うの…人類は強い生き物じゃないのよ…」
リラ「何だと?この世に強者はいない?」
カガリ「そうよ…この世界に強者なんていない…人類全てが弱者なのよ」
その瞬間リラは目を丸くして言う
リラ「人類全てが弱者!?」
そのリラの反応に返事を返すカガリ

カガリ「そうよ!人類全てが弱者!!私もあんたも勿論弱者なのよ!!」
リラ「!!?」
カガリがその力強い言葉を放った時リラは唖然とする
するとまたニヤッと笑いだすカガリ
カガリ「隙だらけよ?」
リラ「!?」
気付いた時には遅かった
カガリのキュウコンがリラのテッカニンに火炎放射を浴びせる
そして戦闘不能になるテッカニンを急いでボールに戻すリラ
次のポケモンを出そうとボールを掴もうとした瞬間……

カガリ「降参〜」
その一言にリラは驚愕する
リラ「何!!?」
リラはバッとカガリの顔を見て言った
カガリは良い訳を言うようにベラベラと喋る
カガリ「このまま戦ったって勝敗はあんたの勝利って決まってる事だし…私の役目は終わったし……」
するとカガリがリラの方へニッコリと笑って言った

カガリ「行きな」

その言葉はとても優しいものだった
とても敵とは感じられぬ言い草だった
そしてリラは言われるままに走って上へと向かう

そして……


カガリ「遅いわよ?で…見つかったの?宝珠は?」
???「そんな物とっくに見つけたわ…それより早く持ち場に戻ってボスに報告…
ただでさえ戦闘から逃げたんだから良い訳ぐらい考えてるわよね?」
カガリ「全然?♪」
???「…………もう行くわ…」
カガリ「バイバ〜イ♪」

そう言ってブレーン達を襲っていくあの謎の人物はさらに上へと進む
この謎の人物…カガリとの関係は?

次回第77話 [バトルタワー決戦17]

Re: ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp ( No.125 )
日時: 2010/05/06 19:54
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)

第77話 [バトルタワー決戦17]

カガリの謎の降参により,カガリは急いで上へ行く
その頃35階ではハヤトとエンテイの死闘が繰り広げられていた
ハヤト「ッ!!…エンテイ!!!」
エンテイ「グオォォ!!」
ハヤトはピジョットの背に乗り,宙を飛びながらブーメラン形ボールを多く投げながら攻撃していた
捕獲も兼ねて戦闘しているのだ
しかしもちろんボールは全てエンテイの炎に一瞬で燃やされ散る
ここは全てのポケモンを出して戦おうと決めたハヤトはピジョットの背から飛び降り残りのボールを投げる
ハヤト「行け!エアームド!!オニドリル!!ヨルノズク!!ドードリオ!!オオスバメ!!」
ハヤトは全ての手持ちポケモンを出すと一斉攻撃を始める
ハヤト「ピジョット!ゴッドバード!!オニドリル!ドリルくちばし!!ドードリオ!トライアタック!!
ヨルノズク!サイコキネシス!!エアームド!鋼の翼!!オオスバメ!エアカッター!!」
数多の攻撃がエンテイに向けて繰り出される
それに対抗するようにエンテイも爆炎の炎を口から放出する
多数のエネルギーがぶつかる事で大きな衝撃が35階の部屋を覆う
それと同時に煙も巻き上がる
ハヤトは咳をしながら煙を払う
そして煙が晴れる
あの大きな衝突があったにも関わらずエンテイは無傷で立っていた
ハヤトのポケモン達は全て倒れていた
ハヤトは愕然とするしか無かった
ハヤトはそのままポケモン達をボールへ納める
自分の負けだと確信したからである
ハヤト「やっぱり君は凄いよ…エンテイ…僕の完敗だ……!!」
ハヤトは今は敵であるエンテイに感心する
するとエンテイが何かに反応してビクッと上を見上げる
そしてエンテイは上の階へと走って行ってしまう
ハヤト「なっ!エンテイ!?何処へ!?」
リラ「!!?君は!?」
ハヤトは後ろから声がしたのでバッと振り向く
そこにはカガリ戦を終えたリラの姿だった
しかしリラはハヤト達の空の柱の侵入を知らなかった事で一瞬疑うが事情を聞いて納得する
リラ「そうか…君達はジョウトとカントーのジムリーダーで私達の援護に?」
ハヤト「ええ!恐らくもう1人は上の階へ戦っていますが,今さっきエンテイが上へ……」
それを聞いた瞬間リラが焦る
リラ「と言う事は上に居るもう1人のジムリーダーが…!!」
ハヤト「危ない!!」

2人は急いで40階へ目指す
しかしエンテイはただ逃げたのではなかった

次回第78話 [バトルタワー決戦18]

Re: ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp ( No.126 )
日時: 2010/05/11 23:07
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)

第78話 [バトルタワー決戦18]

ハヤトと合流したリラは急に逃げ出したと言うエンテイを追って40階を目指す
そしてアンズとスイクンが戦っている40階へ到着する
そこにいたのはアンズ1人だった
アンズ「ぬっ!ハヤト殿!!」
ハヤト「アンズさん!!無事ですか?!スイクンは!?」
アンズ「ああ,何とか…スイクンは今さっき急に上へ逃げて行ってしまった……その殿は?」
アンズがリラの方へ目をやる
リラの事を説明し,アンズの事をリラに説明するハヤト
リラ「そうか…2人とも私たちの援護の為に遥々ホウエンまで…」
ハヤト「いえ…そんな事より…」
アンズ「ああ,ミナキと言う者が上へ向かってる最中だ」
リラ「と言う事は今ミナキはエンテイ!スイクン!ライコウの3匹と戦っている!?」
ハヤト「可能性が高いです。急いで上へ!!」
アンズ「御意!!」
3人は急いで45階へ向かう
そして到着した時見た光景はリラの予想通りだった
ライコウと向かいあっているミナキの後ろにエンテイとスイクンに囲まれている状態だった
そんな中ミナキがリラ達に気づく
ミナキ「!!リラとジムリーダー!!エンテイ達が来たからやられたと思ったぞ!!」
リラ達はボールを構えて戦闘態勢を取る
リラ「バカ言え…強者がやられて……」
リラはそこで口を止める
ミナキ「…リラ?」
リラはカガリの言っていたセリフを思い出す

(この世に強者はいない…)

この言葉が頭から離れなかった
リラ「クソッ」
ハヤト「?どうしたんです?」
リラ「いや!何でも無い…行くぞ!!」
リラ達はボールを投げ,ポケモン達を繰り出そうとした
次の瞬間!!

ドシーン!!!と上から大きな振動が来た
それは何かが倒れた感じだった
リラ「今の地震は!?」
アンズ「上からだな!」
すると3匹は見つめあって頷く
その後エンテイが急に壁に向けて炎を噴き出す
その事によって壁が破壊される
すると3匹はその壁に飛び出し本当に逃げて行ってしまう
その事に4人は驚愕する
アンズ「にっ逃げた!?」
ハヤト「どうして!!」
リラ「…………おそらくさっきの地震と関連してるだろう…なら私達の進むべき道は分かった」
ミナキ「最上階…だな?」
リラ「ああ!アオギリやマツブサが何かした可能性が高い…急ごう!!後少しだ!!」

そして…リラ達は50階へ進む
そこで起きていたのは……!!

次回第79話 [バトルタワー決選FINAL]

Re: ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp ( No.127 )
日時: 2010/07/30 11:32
名前: 羽蛇瑠 (ID: gUuaCkKN)

第79話 [バトルタワー決選FINAL]パート1

リラ達は謎の地震を探る事もかねて,最上階へ進む
そして50階に到達したリラ達が最初に見たのは大きな穴の空いた天井だった
アンズ「!!この上に2人のボスがいるのだな?」
ハヤト「そして天空ポケモンのレックウザも!!」
リラ「ああ,いる。おそらくさっきの地震は戦闘による物だろう。」
ミナキ「では早く上に行かなければ…!!」
リラ「いや待て!!」
そう言うと辺りをキョロキョロ見渡すリラ
すると不思議な顔をして言う
リラ「みんな…何とも無いのか?」
リラは心配して言うがその言葉に疑問を持つしかなかった3人
ミナキ「何とも無い…とは?」
リラ「全員…苦しかったりしないか?平気なのか?」
また心配そうに聞くリラだが…
アンズ「拙者は何とも無いが?」
ミナキ「私も無事だが?」
ハヤト「俺も何とも無いけど…どうかしたんですか?」
今度はハヤトが問う番だったが…
リラ「いや…何でも無い」
と言って返してしまうリラ
リラは1人疑問と戦っていた
リラ(どういう事だ?確かこの上の階にはレックウザが好むオゾンという空気があるはず…
しかしその空気は人間には害があり,吸い過ぎたら命に関わる…
そのオゾンが無いとはどういう事だ?)
リラはこんな大きな穴があると言うのにオゾンが空の柱の中に侵入していない事に疑問を思っていた
リラ(少なくともオゾンの発生する階の下にいる私達には害が出るはず…本当なら空の柱全体にオゾンが満ちているはず…
いったい上で何が起こっているんだ!?)
リラがそう思っているその頃上の階…51階では……


マツブサ「はぁ…はぁ…やっと倒せたぜ…」
マツブサが荒い呼吸をしながらそう言う
それは隣にいるアオギリもそうだった
アオギリ「2人がかりでもかなり手こずったな……」
2人共ポケモンを数匹出しており,辺りは戦闘による被害が出ていた
2人はポケモン達をボールに戻し,何かを見つめて言う

マツブサ「さすが…もう1匹の超古代ポケモン…レックウザ…」
アオギリ「倒すのにやたら時間を掛けてしまった…」
2人が見つめた先にいたのは倒れていたレックウザの姿だった
さっきの地震はレックウザが倒れた時の振動だったのだ
落ち着いてくると上を見つめて,呟くアオギリ

アオギリ「現実的には…アイツがオゾンを吸いこんでくれなければ戦う事も出来なかったな……」
マツブサ「そうだな……」
アオギリが言うと終ると同時にマツブサも上へ見上げる
空を見上げると,ハクリューの頭の上に乗っている人影があった
その人物は体のあちこちに緑の機械の防具を着ており,仮面も付けていた
そして左手には何かを吸いこむ様な装置を付けていた
その装置を見ながらマツブサが睨み切って言う
マツブサ「あの野郎がオゾンを吸いこんでくれた事には感謝だな…」
そう…51階にオゾンが無かったのは謎の人物が付けている装置によって吸いこまれた性であった
すると謎の人物はハクリューから飛び降り,マツブサ達の前へ着地する
そして立ち上がってボールを手にし,ハクリューを戻す
すると謎の沈黙が起こるが,それを破ったのはマツブサだった
マツブサはその緑の鎧を着た謎の人物を睨んで言う

マツブサ「お前……スカイ団だろ?」
そう問う
すると……
????「ああ。そうだ」
と言って普通に返事するスカイ団兵士
スカイ団と分かるとマツブサは再びボールからポケモンを出す
繰り出されたのはバクーダだった
するとアオギリもボールを構えだす
敵は先に処理する。と考えているのだ
すると後ろから声がする

リラ「アオギリ!!マツブサ!!」
それは頂上まで来たリラ達だった
ライコウの雷で壊れた天井の穴から上がったのだ
アオギリは体を逆にひねってボールからトドゼルガを出す
アオギリ「ちっ…リラ達か…もうここまで来たのか…」
アオギリは睨みつけてそう言う
それに少し恐縮す3人
ハヤト「こいつが…アクア団のリーダー…」
アンズ「アオギリか…」
ミナキ「それに…レックウザが倒されている……」
4人もアオギリを睨み,ボールを構えて戦闘態勢に入る
するとリラ達の後ろから女の声がする
???「おい!リュウビ!!遊んでる場合じゃないだろ!!」
リラ達は驚きながら急いで後ろへ振り向く
そこにいたのはオゾンを吸った人物と同じ格好をした女の姿…
そして次々と下にいるブレーン達を奇襲し,倒して来た人物であった
マツブサも気になったのか後ろを見るため振り向こうとするが……

リュウビ「おっと待ちな…」
リュウビと呼ばれた者は左手に付いてる装置をマツブサに向けて脅し始めた

リュウビ…スカイ団のメンバー。相当の実力の持ち主
左手にはつねに人間には害のある空気を吸い込める装置を付けている(オリジナルキャラクター)

リュウビ「この装置はお前達が知っての通りオゾンがたっぷり入ってる…
俺がこの装置のボタンを押せばオゾンを発射してここにいる全員お陀仏に出来るんだぜ?
まぁ俺とそこの女…まぁ俺の仲間は特性仮面を付けてるから何とも無いがな…へへっ」
最後にそう告げて笑い出すリュウビ
「ッ!」と舌打ちするマツブサ
するとまた怒り出すリュウビの仲間
???「だから遊んでる場合じゃ無いと言ってるでしょう!!」
そう言われると今度はリュウビが舌打ちをする
リュウビ「へいへい,分かったよ。」
リュウビは両腕を頭の後ろへ持って行く
するとリュウビの仲間の女がレックウザの所まで歩くと不思議な言葉を呟く

Re: ポケスペ 1章[真実の想い]表紙うp ( No.128 )
日時: 2010/07/30 11:33
名前: 羽蛇瑠 (ID: gUuaCkKN)

第79話 [バトルタワー決選FINAL]パート2


???「そろそろ行きましょう…レックウザ…」
すると次の瞬間!!…レックウザの両目が大きく開く
そし体を起こして気高く吠える

レックウザ「キエアァァァァァァァ!!!」

その爆声に耳を塞ぐリラ達とアオギリとマツブサ
マツブサ「何!!?レックウザが…!!」
アオギリ「復活した?!」
2人はまずそこに驚くしかなかった
それをバカにして笑うリュウビ
リュウビ「バーカ!レックウザがお前ら如きにヤラれる訳ねぇだろ!!
倒れこんだのはお前らとの戦いを寝過ごす為だろうよ!!」
リラ「では何故今目を覚ますのだ!!?まるで命令を聞いたかのように!!」
今度はリラが疑問を持つ
すると謎の女がリラの方を向いてニヤッと笑いながら言う

???「あなたの言うとおり…レックウザは私の言う事を聞いたのよ」
リラ「なんだって!!?」

そう言うと謎の女とリュウビはレックウザの頭の上へ飛び移る
リュウビ「じゃあなっ!!愚民共!!はっはは…!!」
レックウザは2人を乗せて何処かへ飛んで行ってしまう
マツブサ「あのガキィ〜!!」
マツブサが怒りをあらわにするとアオギリがマツブサの耳元で言う
アオギリ「奴らが向かったのは恐らくルネシティだ…そしてグラードンとカイオーガもそこに向かってるはずだ。」
マツブサ「分かった…今から向かうぞ…フィント!!!」
マツブサがフィントの名を吠える様に呼ぶ
すると風の様に表れたフィント
フィント「何?ボス?」
マツブサ「お前のポケモンの一斉テレポートでアオギリの部下と俺の部下,そして俺達をルネへ飛ばせ」
マツブサの要件はスカイ団より先にルネへ到着し,待ち伏せする事だった
フィントは言われるままにユンゲラーを出す
しかしフィントは心の中で呟く
フィント(ボス達をルネに移したら帰るか…マジで…)
フィントはもう戦う事に飽きていた…と言うより疲れていた
そしてテレポートの体制に入るとリラが叫ぶ
リラ「待て!!アオギリ!!マツブサ!!」
しかしその叫びは届かずマツブサとアオギリ達はテレポートで消える
リラはそれを愕然とするしか無かった

リラ「くっそーーー!!!」
嵐の中,リラは空に向かって叫ぶ
そして全員が黙り込む…お互い言う言葉が見つからないのだ
するとハヤトのボケギアが鳴り始める
ハヤトはそれを受け取る。電話を掛けて来たのは何とジョウトのポケモン協会からだった
ハヤト「はい。ハヤトです。……残念ながら,奴らの動きを阻止出来ませんでした…

え!?何故です!!?」
ハヤトが急に驚く事で3人が注目する
ハヤト「しかし…!!……はい…分かりました……」
何かを承諾してハヤトはボケギアを切る
アンズが一番に問いだす
アンズ「どうした?」
ハヤトは呆然とした様な顔で言う

ハヤト「ポケモン協会の方が言っていた……ジョウトに戻れって……」
アンズ「!!?」
全員が驚く
アンズ「何故だ!?ここまで来て何故我々がジョウトに戻らねば…!!」
アンズは必死に反抗していた
しかしそれをハヤトは拒否する様に説明する
ハヤト「これからのホウエン事件はホウエンのジムリーダー,四天王が任せられると言われ,帰還命令が出たんだ…」
その言葉にアンズも唖然とする
また沈黙が起こる……
するとミナキが口を開く
ミナキ「私は最後までこの事件を追う!!」
ミナキのその言葉に3人がミナキに目をやる
ミナキ「私はスイクンの全てを知っているつもりだったが…この事件を通して私はスイクンの謎に気づいた!!
だから私はスイクン達を追う!!戦いから逃げる訳では無い!!ただ真実を知りたいんだ!!」
ミナキのその勇志に3人が心打たれる
ハヤト「ですよね…リラさん…申し訳ありませんが,俺達はジョウトの方へ戻らせていただきます」
リラ「ああ。援護感謝する」
アンズ「うん。行こう…ハヤト殿!!」
ハヤト「ああ。ではまた会う日まで!!」
2人はそれぞれ飛行ポケモンを出し,空へ飛び立つ
そしてリラはミナキを見つめる
リラ「お前も行くんだな?」
ミナキ「ああ。本当の真実が知りたくなった」
リラ「じゃあ…ライコウ達を…任せたぞ」
ミナキ「任せろ!!私はスイクンハンターのミナキだ!!必ず真実を掴み取る!!ではリラ!!さらば!!」
ミナキはマントを大きく舞ってボールからワタッコ出し,ワタッコの足を掴んで嵐の中へ消える
そして1人になったリラは下の階にいるブレーン達を助けようと動く
すると光を放つ何かがこっちに向かって来ている事に気付いたリラ
リラ「あれは…なんだ?」
その光を放っていたのは……

ミクリ「ルビー!見えてきたぞ…空の柱だ……」
ルビー「あれが…空の柱ですか……」
リラが見えたその光はルビー達が乗っているミクリのエアカーだった

ついに!!図鑑所有者再登場!!そして……

次回第80話 [再開]


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