二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- -銀魂- 青く遠く羽ばたいて
- 日時: 2010/01/22 23:28
- 名前: 長月 (ID: WVtTCwMY)
消えました。
長月です。
落ち込んでる暇が欲しいですけど、
早速注意事項などを!
【注意事項】
・銀魂の二次小説です。
・オリキャラなどがでます。
・亀さん更新です。
・シリアスが目標なのに、ギャグになると思います。
これらを読んで「無理だ!」という方は、お戻りを。
お客様
迷鎖さん 華魄さん 智那さん
以前読んでくれた方々スミマセンでした。
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- Re: -銀魂- 青く遠く羽ばたいて ( No.1 )
- 日時: 2010/01/22 23:29
- 名前: 長月 (ID: WVtTCwMY)
プロローグ
天使とは2種類ある。
1つはキューピットなどの可愛らしい者。
もう1つは天界を通報された者。
簡単に言うと、堕天使——。
数日前。
私は掟を破り天界を通報された。
手首についている鎖は堕天使の印。
私は黒っぽい羽根を広げ、暗い闇の中へと溶け込んだ。
——
オリキャラ
名前/読み
【空雪 涙/そらゆき るい】
性別/年齢
【女/17】
性格
【クール、無口、冷静、毒舌。】
容姿
【黒い髪は腰まで、目も黒。150cm。
地上にいるときは普通の人。
飛ぶときは灰色のワンピース。】
武器
【弓・鎌】
追記
【左右の手首にそれぞれ鎖がついている。
羽は少しずつ黒くなっていき、真っ黒になると存在が消えてしまう。】
- Re: -銀魂- 青く遠く羽ばたいて ( No.2 )
- 日時: 2010/01/22 23:30
- 名前: 長月 (ID: WVtTCwMY)
第1訓 風邪ひいてるときは無理するな
やばい、つらい。
奴らを撒いたのは良いけど何処に下りよう。
だんだん空が紫っぽくなってくる。
ということは、もう明け方だ。
私は、思うように動かない翼に文句を言う。
(もう少し頑張りなさいよ、バカ)
羽が重い。
ジャラリと両手首についている鎖が音をたてる。
「ハァ……、ハァ……」
呼吸が苦しくなってくる。
倒れる。
そう思った瞬間。
目の前の景色が歪み、羽は上下するのをやめ、私は落ちた。
あの時と同じような感覚で。
——
第2訓
ダ眼鏡こと志村新八の1日は万事屋へ行くことから始まる。
夜兎の神楽とマダオの坂田銀時を起こし、ご飯を作り、依頼を待つ。
たった、それだけのこと。
「神楽ちゃーん、銀さん、起きろ!」
慣れた手つきで押入れの戸を開け神楽を起こす。
そのまま銀時の寝ている寝室の襖を開ける。
「…………」
そして閉める。
疲れているのかな?、頭に手を置くが熱はない。
「何してるアルカ」
目を擦りながら神楽がやってきて、慌てて扉を背にする新八。
「ななな何もしてないよ!?」
「怪しいネ」
ニヤリと神楽は笑い、襖を開けようとする。
が、新八の苦労もむなしく神楽は扉に手をかけた。
「神楽ちゃん! ダメ!」
スパーンといい音がして、戸が開くと。
そこには血まみれの少女が銀時の上に被さっていたのだった。
- Re: -銀魂- 青く遠く羽ばたいて ( No.3 )
- 日時: 2010/01/22 23:31
- 名前: 長月 (ID: WVtTCwMY)
第3訓 過去の自分に悩む前に、今の自分に悩め
私のした事は間違ってたの——?
助けたかった
結びたかった
後悔させたくなかった
天使ってそういうものでしょう?
掟に縛られている自分が嫌いだった。
堕天使になりたかった。
私は白にいつも同じ事を繰り返していた。
「……堕天使になりたい」
「そしたら私が消してあげる」
幾度とその台詞を吐いてきたのだろう。
白は私にとって、先輩でもありお姉さんでもあった。
白と話しているときだけは自分がとても綺麗に思えた。
キューピッドの事なんか忘れていられた。
私たち天使は"どんな手段を使ってもいいから結ばせる"、その掟が気に入らなかった。
斬る者、撃つ者、きっかけを作る者、今思えば私は"きっかけを作る者"だったのかな。
文句を言っても所詮天使、仕事は仕事だった。
だけど、あの日悲劇は起きた————。
——
新八たちは今、志村家へと向かっている。
「で、なんで俺が運んでんだよ」
銀時の背中にはさっきの血まみれ少女。
少女の上に羽織を被せておんぶしている。
「なんでって、そんなの」
新八は思い当たることを言い始めた。
「まず万事屋は天井に穴が開いてる。
次にその子は怪我をしている。
最後に……」
神楽と新八はチラリと銀時を横目に見てから一言。
「「原因はお前だろ、どうせ」」
「どうせってなんだぁっ!!!」
第4訓 言い訳をしていいのは中2まで
「ったく。だから俺は何もしてねーよ?」
「嘘つくなよ、ロリコンミラクル天然パーマ」
「神楽ちゃん!? どこで覚えてきたのそんな言葉!」
銀時たちの声を聞きつつも、新八は少し気になることがあった。
それが何なのかは自分でもわからないが。
ふと新八の頭の中に"あるニュース"が思い出されてハッとする。
「銀さん、銀さん」
「あ? どしたダ眼鏡」
今は突っ込んでる場合じゃない、そう思い話を小声で続ける。
「もしかして、その子……」
「知ってる奴アルカ?」
新八は小さく頷き、言った。
「天使なんじゃ……」
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