二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ
日時: 2010/04/08 18:03
名前: ソラネコ (ID: uRjlitq/)

 
  
  「右は人間の為に…」
      ヒト

      「左はアクマの為に…」



     ≪どちらも救済する!!≫



  笑顔の裏にある闇は
      どれほど深く永い?
  脳裏に浮かぶ神々の残した結晶は
    彼らをどれほど苦しめる。

 この世は全て結晶に踊らされ
    やがては
       欲望の彼方へと君を誘う−


::::::::::::::::::::::::

  はい、変なプロロから始まりましたスイマセン
いろいろとヤバイかもしれませんがこんなでもよければ応援よろしくお願いします。

 オリキャラばんばんでるかもしれません
あと、オリ機関とかも出る予定。
 でも原作の感じを崩さない程度に書いていきます!

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Re: D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ ( No.4 )
日時: 2010/01/30 08:22
名前: なさにえる (ID: tSCp5ots)

はじめまして♪

私もD灰を執筆する者です^^
お上手ですね^^頑張ってください!!!

Re: D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ ( No.5 )
日時: 2010/01/31 09:12
名前: 秋空 (ID: .CNDwTgw)

退魔の剣とマテールと言う事はアレンの夢と言う事でしょうね…
凄く良く書けてると思いますvv

この調子でガンバです!!

Re: D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ ( No.6 )
日時: 2010/01/31 15:42
名前: ソラネコ (ID: 7naEO2Nt)


  「・・・・ッ」
 重い瞳を開けると、視界に入ったのは白い部屋
  微かに薬品の匂いがする。

    「ここ…は…」
   「教団の病室だよ」

 聞き覚えの無い声に、戸惑いながらその方を向いた
金髪の髪をし眼鏡をかけた男が、椅子に腰掛けていた
 アレンは状況を理解しようと下を向いた。

(確か…僕はロンドンで任務中にアクマの攻撃で…)
     「気絶…してた」
    思わず出した言葉。
 アレンはハッとした顔を男に向ける。


男はその様子を見て、『ふぅ』とため息をついた。

 「気絶…?…そのくらいで、教団に強制送還されると思うかい?」


 アレンは男の言葉を聴き、自分の手、体の状態を見て目を丸くした。

   「痛ッ!!!!」
 確認すると同時に、全身に激しい痛みが回った。

 
 体が包帯で巻かれており、所々、赤く染まっていた
左手は、かなりの損傷をしている。

  「……ぁの、貴方は、」
 アレンは体を抑えながら、男に視線を注いだ。
男はアレンの様子を見るなり苦笑いを零した。

 「…昨日、入団したばかりのエクソシストだよ…私の名前は≪アスター・レオナルド≫。前は古い教会で聖職者を勤めていた」
 アスターは、優しく微笑する。
アレンも急いで笑顔を作った。

「は、初めまして…僕はアレン・ウォーカーって言います」
 「…作り笑いは頂けないな」
「スイマセン、これ癖で…」
  アレンは、またハハッと笑った。


 「…あ、任務は…」
「イノセンスは、全て回収したよ 同行したラビ君、ブックマン、ミランダさん達も無事だ」
 「良かった」

ほぅとため息をついた。







「動けるようになったら、私の所に来てくれないかな?」
     「へ?」
「…聞きたいこと山とあるんだ」
「あ、あぁはい分かりました」
アレンは気の抜けた返事を返すと、アスターはまた微笑した。

   そしてアスターは部屋から出た。


 — 聞きたいことが山とあるんだ —

       — 私の所に来てくれるかい? —


 アスターは廊下を歩きながら目を瞑った。

 「…アレン・ウォーカー君には悪いけど
       これも、また神のお告げ…かな?」







   (14番目の事でね…) 





    
  
        第1夜 双子ノ夢 終 〜

Re: D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ ( No.7 )
日時: 2010/01/31 15:46
名前: ソラネコ (ID: 7naEO2Nt)

なさにえるs>>コメントありがとうございます!
   上手…?うわあああぁ恐れ多いです…;
 同じDぐれ執筆者ですね!!
   いっしょに頑張りましょう。

Re: D.Gray−man【足跡ノ軌跡】ζ ( No.8 )
日時: 2010/01/31 19:32
名前: ソラネコ (ID: 7naEO2Nt)

          第2夜 ζ 聖職者 ζ




 
   「ありがとうございます聖者様」
 赤子を抱えた、女が涙を零しながら頭を下げた。
  アスターは何も言わず、ただ笑っている

『この子供は、病をわずらっていた。
  丁度、今日が峠だったのであろう苦しそうに息をしていた。
 母親は迷わず赤子をアスターの元に連れて行った。
アスターは、奇怪な能力をもっていた、傷や病気などを一瞬に癒す力…。
 そうして赤子は救われた』


   母親は、背を向け帰っていった。

そして、とうとうあの日が来た。




     
 「私は初めて…神という存在を怨み殺そうと思った」




     「………ふぅ」


    血生臭い…独特な匂いに私は鼻を塞いだ
 近くで戦があったのだろう、剣や盾がたくさん転がっていた。
 …慰霊を捧げようと思い、戦場の中心に歩いていった。

   ザリッ ザリッ

 屍を踏みながら、中心にたどり着いた。
さすがに、精神の限界に達した。
 無残な人間の姿が、どこを向いても視界に入る。

   「……ぅ」
 思わず口を押さえた
目を瞑って、その場に屈んだ。
すると、酷い頭痛が私を襲った。

  「…!!ッ…!!!!」


 — 全て消してしまえ —

      — 全て消してしまえ —

  — それが 掟 魅入られし者の 末路 —

  ≪ 逃れられる事はない!!!!!!! ≫







     「があああぁああぁ!!!!!」
   自分に語りかけてる 何かが
  自分自身が蝕まれていく 何かに
   「やめろ…ヤメロォォ!!!」



 ≪ ………汚れ生きるがいい……!!≫
    
   そこから 記憶 が 消えた。
 気がつけば、自分は黒の教団という場所に居た。
  そこがどうゆう場所か、コムイに説明を受けた
ただ、まだわからないのが自分があの時 何をしたのか あの声は何だったのか…。

 コムイやエクソシストに聞いても、何も言わず苦笑を浮かべるだけだった。




    
   — なぜ、誰も言わない —

 — あの声が神ならば —
          — この力が神ならば —


  — 貴様がこの世にある必要などない —

        

  嘆きは受け入れられず 車輪 は廻る
   時は止められず 運命 は酷く残酷だ

 — 結晶に全ては踊らされた —





  ≪すべて 消して しまえ ≫
    
 


 
 


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