二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂 紅 −aka−
- 日時: 2010/03/22 15:17
- 名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
銀魂二次は初めてでーす、宜しくお願いします!
ルール
壱・荒らし帰れ
弐・オリ出るんでそういうの嫌な人もUターン
参・不定期更新(大抵休日)で平気な人見ていって下さい
取り敢えずこんな感じでやってきまーす!
コメ下さいねー。
オリ紹介
名前・緋褪胡桃
年齢・17
容姿・赤く短い髪、睫長い、目ぱっちり
性格・+思考 ナイフを持つと人格が変わる
人間関係・誰とでも仲がいい
誰と恋愛したい?・沖田(お楽しみに)
その他・ サンボイ=「塩を侮らないで下さい」
「そこ! 不衛生ですよ!」
「沖田さん、バズーカって何ですか?」
応募待ってます!!
★キリバン★
>>100志筑様
キリバンの方にはもれなくvip読者の称号をプレゼント(え?いらない?まぁまぁそう言わず)!
★vip★
志筑様
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- Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.119 )
- 日時: 2010/04/10 21:24
- 名前: †槐朱† ◆ZnBI2EKkq. (ID: 3xnkBRQd)
- 参照: 復活できたぁ><またよろしくお願いしやさァ・元勇羅より
でもなかなか思いつかないのはしょうがないですよね^^わかります><
- 銀魂 紅 −aka− ( No.120 )
- 日時: 2010/04/10 21:58
- 名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
- 参照: 中三
第八訓 女の過去には触れるな
胡桃はオフを貰った。
「最近良く働いているからな、少しくれぇいいだろ」
と、副長に言われたのだ。
「・・・暇だなぁ・・・」
呟いてみるが、返事は無い。
「動いていたいのにな、なるべく・・・」
———じゃないと、嫌なこと、思い出すから———
と続く筈の言葉を飲み込んだ。
「殺し合い・・・か・・・」
———少しだけ、自分の過去、見つめなおしてみようか・・・
「行くぞ、胡桃! あの過激派攘夷を一網打尽にしてやるんだ」
「そんな、父さん・・・いくら皆が私を認めてくれても、私はまだこの歳だし、それに・・・」
「そんなこたぁどーだっていいんだ! 我々は警察側の一族! 攘夷を放っておく訳にはいかんのだ!私達の遠縁だって警察の一味なんだぞ!」
「え・・・?」
「とにかく、私達は攘夷をやっつけに行くんだ!
お前は従っていればいい!」
「・・・・・・っ・・・」
言おうとした言葉を丸呑みした。
悔しくて仕方が無かった。
そんなことのために?
下らない意地のために、そんな・・・
命を捨てるの?
「・・・い、おーい」
「!!」
次に私の意識が定かになった時、私の目前には、栗色の髪をそよがせる、私の遠縁(その時は分からなかったのだが)がいた。
「あー、安心しろィ、此処は屯所でィ」
「え・・・」
「お前、あんなとこに倒れてて、良くとどめ刺されなかったなァ」
「え! 私倒れ・・・っ! 痛・・・」
「腕斬られて、出血多量で気絶したんだろィ? 覚えてねーのか」
「あ、そうか・・・」
結局、私は、無理矢理連れて行かれて・・・
迷っているうちに斬られちゃって・・・
「お前って、確か、俺の遠縁じゃなかったかィ?」
「・・・はい?」
「やっぱそーか、その髪にその声、やっぱ緋褪家の娘、・・・えーと、胡桃だったっけ」
「・・・会ったことありましたっけ」
「お前がまだ5歳の時にな・・・そりゃ覚えてねーよなァ」
「!! まさか・・・『総悟』!?」
「やっと思い出したかィ」
「あの、一緒に砂で遊んだ・・・!!」
「そうでィ」
言葉を失ってしまった。
でもそれと同時に新たな思いが脳を過った。
「・・・! あのっ・・・!! 私の両親は・・・」
瞬間、彼は目を逸らした。 けれどそれはほんの一瞬のことで、また顔を上げた。
「死んでらァ、どっちとも」
「そんなぁ・・・」
絶望の谷に落とされたような感覚に襲われた。
傷が痛い。 瞼が重くなってくる。
————嫌だ・・・!!
そう思った時、不意に柔らかいものに体を包まれた。
「ま、薄くても血が繋がってんだ・・・そのよしみでィ。此処は音が響きにくい。
・・・泣けば少しは楽になれんじゃねーのかィ」
私の眼から落ちた涙は、総悟の掌に当たった。
- Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.121 )
- 日時: 2010/04/25 21:17
- 名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
- 参照: 中三
やばっ・・・自分で言うのもなんだけどさ、胡桃って乙女だな! 純粋の塊だな!!
- 銀魂 紅 −aka− ( No.122 )
- 日時: 2010/05/08 22:44
- 名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
- 参照: 19日で15歳
最終訓 朝ってなんか爽やかな空気のような気もするけど結局は夜汚れた空気が冷やされただけである
「皆さん、ご飯冷めちゃいますよ!」
透き通る空気が漂う爽やかな朝。
厨房から飛び出すそれは、この集団の中では一際目立つ、少女の声。
「おお!」
局長がまず初めに返事をする。
「俺冷めた飯なんて嫌なんで、先上がらせてもらいまさァ」
「っておい、総悟!」
まともに朝練もやってない彼は、隊士を置いて彼女の元へ駆け寄る。
「あ、そ・・・沖田さん、今朝はカレーにしてみましたよ!」
「見りゃ分からァんなもん。 何で朝からカレーなんざ・・・」
「おっ、知らないんですか沖田さん? カレーって朝食べるとスパイスが何かを刺激して頭が良くなるそうですよ! えと、ほら、それを応用して、仕事の効率をアップさせてあげたいなって」
胡桃はにこっと微笑む。
「・・・お前」
沖田は声を潜める。
「傷は癒えたかィ?」
胡桃の行動(ルーをおたまでかき混ぜていた)は、一時停止したように綺麗に止まった。
しかし、またすぐにおたまを操る。
「勿論」
眼を細めて、愛らしげに笑う彼女は、沖田を尊敬の眼差しでじっと見ていた。
沖田の眼が「ふぅん」と、笑った。
「ありがとう、総悟」
end
★★★★★
閲覧ありがとうございました!
本当に感謝しております。
拙い文ですが、これからもマナを宜しくお願い申し上げます。
- Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.123 )
- 日時: 2010/05/15 21:46
- 名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
無事完結!
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