二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒魔女さんの白雪姫
日時: 2010/02/22 17:33
名前: 黒魔女アール (ID: UumlEqfp)

主な登場人物

・黒鳥 千代子(チョコ)
・ギュービット
・紫苑 メグ

第一章黒魔女さん、白雪姫になる!?
「はーっ」「なんだよ、チョコ。さっきからため息ばっかつきやがって。修行にならないじゃないか。白雪姫やらされるのが、そんなに嫌かよ。」
だって・・。あたしそんなのやりたくないもん・・・しかも王子役は麻倉君だし・・・
「エロエースよりマシじゃないか、それにドレスまで貸してくれるんだから、買わなくてすんでよかったじゃないか。・・・よし、チョコ、今日は修行休んでいいぞ。」えぇッホントに?「あぁ。そのかわり麻倉の家へ行け。」えぇっなんでよ!「良いからいくの!」

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Re: 黒魔女さんの白雪姫 ( No.19 )
日時: 2010/05/25 19:50
名前: 黒魔女アール (ID: owa39mxZ)

劇はなにごともなく進み、あたしがガラスのひつぎに入り、王子様が来るシーン。
「なんて美しい姫君だ、小人たちよ、この姫を私にくれないか」
このまま終わればいいけど・・。
「ルキウゲ・ルキウゲ・ムオべーレ」
え?なにいまの・・確か、瞬間移動魔法・・。
フワッ
その瞬間体が浮いた気がした。
「もう目を開けていいよ」
あたしが言われるがままに目を開けると、そこは体育館のステージじゃない、どこかの部屋のベッド。
「ここどこ?」
「死の国の城の君の部屋だよ」
死の国!ってあの妖怪・牛男・・じゃなくて、エクソノーム様のいる国だよね・・・。
「エクソノーム?あぁ、そいつは牢屋に放り込んでおいたよ」
そんな!ってことは、前みたいに大形君が死の国を支配してるわけ?
「ま、そんなとこかな。でもまだこれからさ、僕は残りの三つの国も支配する。そして魔界の王になる」
まだそんなこと言ってるの!?
「そして、君には僕の王妃になってもらう」
誰が大形君なんかの王妃何かになるもんですか!
絶対逃げてやる!
「一応言っておくけど、この城では僕以外は魔法を使えないからね」
何ですって?じゃあこのまま大形君の王妃になるしかないってこと?
そんなぁ・・・
でも、ギュービットが助けに来てくれるかも!
「あ、言い忘れたけど君のインストラクターは助けに来ないよ」
ど、どうしてよ・・
「今頃火の国の牢屋かな」
でも、火の国にはメリュジーヌ先生や瑞樹さんが・・
「あいつが入ってるのは元はあの恐怖の悪魔ベルセブルが住んでいた城さ、あそこからは絶対に抜け出せない」
そ、そんな・・あたしは一生大形くんの王妃として生きてかなきゃいけないの・・・
「今夜は結婚祝いのパーティーがあるからね」
バタン
コンコン
「あれ?もしかして悪魔情さん?」
「大正解!悪魔が名字で情が名前ね。そこんとこよろしく」
で、どうしてきたの?
「メリュジーヌ先生からお手紙です!」
あ、ありがとう・・
「どういたしまして!」
そういうと悪魔情さん、さっさと帰っちゃった。
でも、何が書いてあるんだろう・・。
「チョコちゃん、あなたが捕まったと聞いて、急いでこの手紙を書きました。
大形はかなり手ごわい奴なので、すぐには助けに行けるか分かりません。でも、信じていてください。
必ずあなたを助けにいきます」
メリュジーヌ先生・・・
ようし、魔法が使えなくたってあたしには仲間がいる。森川さんや黒雷さん、桜田さんだっている。
それにギュ—ビットさまが簡単に捕まるわけがないじゃない!
コンコン
「ど、どうぞ」
すると何人かの女の人が入ってきた。
「そろそろパーティーの時間ですのでお召変えを」

Re: 黒魔女さんの白雪姫 ( No.20 )
日時: 2010/06/05 17:18
名前: 黒魔女アール (ID: kpG4msIT)

森川瑞樹の店
「チョコちゃんを助けるためには、まずギュ—ビッドを助けてからの方がいいわね」
今は私とメリュジーヌ校長、瑞樹さんと黒雷さんにピーチさんで緊急会議中。
「でも、先輩はあのベルセブル城にいるんでしょう?」
「私は七段黒魔女ですし、森川達も黒魔女学校の卒業生です、あなただってただの黒魔女ではありません」
「ってことは、乗り込むんですか?」
今の発言はピーチさん。
「・・そういうことになるでしょう」
「大丈夫さ!ギュ—ビッドは簡単にくたばるようなヤワな黒魔女じゃないし、あたしらだって戦うことぐらいできるさ!」
「ですよね!あたしだっていざという時はダイナマイトがありますっ」
死の国
コンコン
「どっどうぞ・・」
すると、ぞろぞろと何人かの女の人が入ってきた。
「そろそろパーティが始まりますので、お召変えを」
は、はぁ・・・
あたし、このまま大形君のお妃にならなくちゃいけないのかなぁ・・・。いやっ大丈夫!信じてればきっと助けに来てくれるよね・・・。

「やぁ、とっても綺麗だよ。」
うるさいっドレスなんて着たくないのに・・。
黒っていうのはまだいいかもしれないけど、スカートの部分は三段くらいのティアードになってるし、黒いヴェールなんて腰ぐらいきてるし。
「ほんと、なんて可愛らしいお妃さまなのかしら」
「元人間のお二人なんですって、王様はこの歳で五段以上だし、お妃さまは三級なんですって。」
ひそひそ話しているのが聞こえてくる。
「さぁ、一緒に踊ろう」
コツコツ
あっあれっ?体が勝手に・・あっコントロール魔法・・・
そしてワルツが流れ始める・・
曲も終盤に近付いてきたとき・・
バーン
勢いよく扉が開いた。
ってそこにいるのはギュ—ビッド様にメリュジーヌ先生と、森川さん、黒雷さん、ピーチさん、桃花ちゃん!?

Re: 黒魔女さんの白雪姫 ( No.21 )
日時: 2010/06/06 11:05
名前: ナッチ (ID: a6Ny8FKk)

黒魔女さんダイスキ♪

楽しみにしてます

Re: 黒魔女さんの白雪姫 ( No.22 )
日時: 2010/06/06 18:40
名前: 黒魔女アール (ID: kpG4msIT)

ナッチ様も黒魔女さんのファンですか!
いやぁ、意外に結構いるんですね♪

「ギュ—ビッドっどうしてここに?」
「ふん、あたしは簡単に捕まるような黒魔女じゃないぜ、映ルンですを使えばこんなの・・」
「先輩っまたあたしのパクりましたねっ」
「とにかく、チョコちゃんが無事で良かった」
森川さんに黒雷さんと桜田さん、メリュジーヌ先生まで・・
「大形京、プルトン様はどうしたのです?」
「ふん、地下の牢獄につないであるさ」
「じゃあ助けないとっ」
森川さんたちが走り出した。
「そうはさせないよルキウゲ・ルキウゲ・レッガーレ」
それって、瞬間シャーベット魔法?(違うかも
あぁっ森川さんたち、固まっちゃってる・・・。
「邪魔はさせないよ」
ど、どうしよう・・・
「大形京!あなたは何をしたか分かっているのですか!」
メリュジーヌ先生、遂に激怒。
「僕は死の国の王になるためプルトンを牢獄につなぎ、黒鳥さんを妻に迎えた。それだけさ」
あたしは妻になる気なんかありませんっ。
とはいえ、大形君は暗御留燃阿を超える黒魔法使いだもん、下手に手出しは出来ないよ。
「さぁ、行こう黒鳥さん」
大形君が手を伸ばしてきた。
固まったままの森川さんや黒雷さんたちをおいてこっちにこいですって?
千代子、ついにブチ切れました。
「あたしが大形君の妻ぁ?冗談じゃないよっ大形君なんて、すぐに誰かを牢獄に繋いだり、魔法を悪用したり、最悪じゃないっ」
ギュ—ビッドやメリュジーヌ先生たちは、絶対に魔法を悪用なんてしない、困っている人のために魔法を使うんだよ、なのに、大形君はいつも人を苦しめることしか考えてないじゃないっ。
「よく言ったぜ、チョコ。あとはあたしにまかせな」
ギュ—ビッド、でも大形君はギュ—ビッドよりつよいんだよ
「あたしは、今は二段でもな、本当は五段以上の実力があるんだよっ」
そ、そうだけど・・・

Re: 黒魔女さんの白雪姫 ( No.23 )
日時: 2010/06/11 19:55
名前: 黒魔女アール (ID: kpG4msIT)

多分今回と次回で最終回(でも短編とかやるので安心してね


、ギュ—ビッドさま・・・・
「あたしを誰だと思ってんだ!魔界一美しくておちゃめで優秀な黒魔女だぞっ」
で、でも・・・
「ふっ、くだらない会話はもう終わりさ。ルキウゲ・ルキウゲ・・・・」
「ルキウゲ・ルキウゲ・レッガーレ!」
え?この声は、まさかグラシュティグ会長?
あ、大形君に黒いロープがまきついてもジタバタしてる。
「く、くそっ」
「グラシュティグ会長、あの、なんでここに?」
「悪魔情から情報が来た」
悪魔情さん!そういえば、さっきもあたしに手紙を届けてくれたよね。


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