二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師*ハマルが輝く空*
日時: 2010/02/26 17:17
名前: 秋穂 ◆snOmi.Vpfo (ID: mOILM.Mp)

こんにちわ! クリックありがとうございます。
 
初めまして! 秋穂と申しますv
ここでは、大好きな鋼の錬金術師の小説を、書いてみたいと思います。コミックがないので、細かいところが多分間違っていると思います;;。初めてで、リバウンドが起きていると思いますが、どうぞごゆるりとお楽しみください♪

〜注意事項など〜
①シリアス気味です。ギャグも入れるように努力しますが……できればネタが欲しい;;
②荒らし・チェーンメールはお断りです。

オリキャラプロフィール

名前 セイラ  

年  14歳

性別 女

性格
口数が少なく、黙っていることが多いが、芯はとてもしっかりしている少女。人見知りをするため、初対面の人間にはよそよそしい態度をとる。慣れてくると、優しい気遣いや細かいところによく気がつくマメな部分を表に出す。本当は心優しく、穏やかな少女。
星座に関する神話の本が大好きで、常に持ち歩いて読んでいる。錬金術が何か分からず、常に考えている。

容姿
瞳は色素が薄く、うっすらとした黒。一重の切れ長で、クールな雰囲気を醸し出している。目が悪いのか、黒ぶちの眼鏡をかけている。髪の毛は、濃い緑色。髪の毛は長めで、普段はおさげにしている。
子供っぽい顔つきをしているが、背はすらりと高い。

うー・・また明日追加です



じゃあ描き手のプロ…・・

エド「こいつのプロフィール。好きなキャラは、俺様とゲームのソフィだそうだ。語りあいて募集中」

・・・・・・では、スタートです♪

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Re: 鋼の錬金術師*ハマルが輝く空* ( No.1 )
日時: 2010/02/26 17:02
名前: 秋穂 ◆snOmi.Vpfo (ID: mOILM.Mp)

序章〜nothing〜

「待って! 行かないで!」

 私は、腹の底から声を出して叫んだ。
 離れて行く。遠ざかっていく。大切な誰かが、どこかへ行ってしまう。どんなに手を伸ばしても、手は虚空をつかむ。どんなに叫んでも、その子は振り向きもせずにどんどん進んで行ってしまう。
 彼女の行く先は、星達が力いっぱい輝く空。その中でも、ひときわ強い「ハマル」……そこへ進んで。いや、飛んで行ってしまうのだ。ハマルが、彼女を攫おうとしていた。

「嫌だ! 私は一人になりたくない!」

 瞳から光のしずくが零れる。
 それは星達の光をその内に宿し、私の頬を、一つ、また一つと滑り落ちて行く。もう止められない。瞳が、雨雲になってしまったようだ。
 雨雲の力は、勢力を衰えさせるどころか、ますます強大化し、光のしずくが落ちるスピードを速めさせる。
 なんで。今までとても仲が良かったのに。今まで一緒に過ごしてきたのに。どうして、あなたは私を捨てて行くの……?

 私の口をついて出た言葉に反応したのか、彼女は足を止める。でも振りかえってはくれない。ああ。本当に行ってしまう気のようだ。どうしてこう、人間は変化するものなんだろう。
 ポロン、ポロンと言う音が、三回した。ハープの音だ。泣く子供あやす、母親を連想させる優しいメロディーだった。そして、彼女の口がゆっくりと動いた。その口が作った言の葉は——

〜つづく〜


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