二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- biohazard4 新章 オリキャラ募集中
- 日時: 2010/03/07 13:36
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
- 参照: http://www.kakiko.cc./novel/novel3/index.cgi?mode
登場人物
レオン・S・ケネディ
27歳。
合衆国の優秀なエージェント。
アンブレラ事件の真相を知る、数少ない生き残り。
アシュリー・グラハム
20歳。
アメリカ合衆国大統領の娘。
マサチューセッツ州の大学から帰宅途中、何者かに
連れ去られてしまう。
エイダ・ウォン
年齢不詳。
年齢、本名、目的などすべてが謎に包まれた
東洋系美女。
アンブレラ事件にて命を落としたと思われているが。
ルイス・セラ
28歳。
村の小屋に監禁されていた男。
身勝手な行動をしつつも、レオンとともに行動する。
ジャック・クラウザー
戦闘服に身を包んだ、屈強な男。
2年前の事故で死亡した、レオンの元相棒だが。
オズムンド・サドラー
今回の舞台となる地方の宗教団体のカリスマ。
そして、驚異的な力を持つ教祖。
アルバート・ウェスカー
「第3の組織」のリーダー。
数年前の洋館事件の陰で糸を引き死亡した。
しかし、ロックフォード島で生存が確認された。
Page:1
- Re: バイオハザード4 新章 ( No.1 )
- 日時: 2010/03/04 17:10
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
- 参照: http://www.kakiko.cc./novel/novel3/index.cgi?mode
プロローグ
今から6年前…1998年10月1日の事を忘れる事
ができる者がただひとりでもいるだろうか?
その日、10万人の市民と共に消滅した街。
アメリカ中西小都市、ラクーンシティー。
人間を人喰いの怪物に変貌させる兵器、T-ウィルスの
漏出が引き起こした未曾有の大事件。
市民のほとんどがゾンビ化した地獄のような街に
さらなる感染拡大(アウトブレイク)を恐れた政府は
ミサイルによる『滅菌作戦』を実行した。
街全域が巨大な火柱と爆風によって浄化された。
まるで
神罰を受けた罪業の街
ソドムとゴモラのように。
昼だというのに、厚い雲が景色を陰鬱に染める。
整備されていない林道に入ってから、霧が薄く視界
を覆い始めていた。
路面の凸凹がひどく、型遅れのワゴンのくさびれた
サスペンションでは、伝わってくる衝撃をほとんど
吸収できない。
後部座席で景色を頬杖を突いて見ていた、男・・・
レオン・S・ケネディは衝撃による乗り上げで頬杖が
外れ、小声で悪態着いた。
運転している警備員がバックミラー越しに笑う。
いい気味だ、とでも言いたげな表情だ。
車内にはフラメンコが大音量で流されていた。
助手席の警備員は掛け声に合わせて歌い、黙り込む。
「ったく、とんだ貧乏くじだぜ!」
運転手が言う。
「上官の命令だから仕方ねぇが、八つ当たりなんて冗談じゃないぜ。」
助手席の警備員も釣られて言う。
「ごあいさつだな。用件は聞いているだろう?迷子の娘の捜索だ。」
レオンも言った。
「アン?一人でか!?」
鼻で笑いながら運転手が言う。
「アンタ等なら、やりかねないからな。」
「ヘッ、よく言うぜ・・・。」
再び静寂が走る。
惨劇の幕は上がっているとも知らずに・・・。
- Re: バイオハザード4 新章 ( No.2 )
- 日時: 2010/03/06 09:11
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
- 参照: http://www.kakiko.cc./novel/novel3/index.cgi?mode
第一話 「遭遇」
レオンは変わらぬ景色にはそろそろ飽きてしまった。
すると、ワゴンは停止し助手席の男は外に出て行った。
男が外に出た理由はレオンは知っていた。
さらにため息が出る。
「アンタ、タバコは吸うか?」
運転席の男がタバコを差し出してきた。
「いや、いらん。」
レオンは右手を前に出して断った。
そうか、と言った男はタバコを吹かし始めた。
霧が濃くなっていった、任務に支障は出ない。
レオンはそう思っていた。
アメリカの大統領の娘、アシュリー・グラハムが数日前に
何者かの手によって誘拐された。
アシュリーの護衛にあたるはずだったレオンに大統領は、捜索と救出をエージェントに命じた。
レオンがあの「アンブレラ事件」の生存者と言うのは
同じエージェント達でも知る者は右手で数えられるほどしかいない。
その経験があってこそ、大統領の命により、特殊訓練を受け、今ここにいる。
(地獄からの生存者か、とんだ十字架だ・・・。)
レオンは心のどこかでこういった感情があった。
外にいた男は何かの気配を感じたのか・・・
「何だよ?急に冷えて居やがった。」
そこで何者かの影を見たような・・・しかし・・・
「はっ、気のせいか」
と言ってそそくさと車に戻っていった。
「わりぃ、待たせたな。」
「おせぇよ、バカ!」
ワゴンは渓谷のつり橋を渡り止まった。
「車で行けるのはここまでだ。」
「あぁ、助かるよ。」
長く車に揺られたせいか、足が訛っている。
「こんなヨーロッパの片田舎だが少し行った所に村があるそこに行けば何かあるかもな。」
レオンは車から降りた。
「へっ、ビビんなよ!」
笑い気に男が言った。
「なけるぜ。」
「アン?なんか言ったか?」
「いや何も言ってない。」
レオンはホルスターからハンドガンを抜いた。
近くには小屋があった。
どう見ても寂れているとしか言えないが、中からは
人気らしきものを感じた。
鉄製の扉を静かに開ける、相手に気取られない為だ。
やはり、誰かが暖炉に火を焚き何かをしている。
しかし、あたりには腐ったような臭いが立ち込めている。
「なぁ、そこの人。ちょっと用があるんだが・・・」
男だ。しかし男は振り向かない。
言語が違うのか?、レオンは溜息を付く。
「この娘を探しているんだが・・・。」
写真を取り出し男に見せる
男はレオンを見たがまた暖炉に向いた。
「邪魔して悪かった。」
写真を仕舞おうとした時だった。
「なに!?」
男が斧を持って襲いかかってきた。
鍛えた身のこなしで側転した。
「テ ボイア マタル(ぶっ殺してやる)」
どこの言葉だ?、レオンはハンドガンを構える。
「動くな。」
しかし、男は斧を構えて、レオンに歩み寄る。
「止まれ!!」
濁った眼でレオンを睨む。
しかしレオンは怯まず、引き金を引いた。
炸裂音と共に9ミリバラベラム弾が銃口から放たれ、
男の膝に命中した。
レオンは空かさず回し蹴りを入れた。
男は再び立った、すさまじい生命力だ。
レオンの中にあの時の惨劇がよみがえった。
つづく
- Re: バイオハザード4 新章 ( No.3 )
- 日時: 2010/03/07 13:34
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
- 参照: http://www.kakiko.cc./novel/novel3/index.cgi?mode
バイオハザード5を買った。
ジルがかっこいいな!
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。