二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 囚人・紙飛行機(完結しました!! サンクス!!)
- 日時: 2010/04/28 22:27
- 名前: 梨恋 (ID: ty0KknfA)
こんにちわ、初投稿します!!
梨恋といいます。
今回は、VOCALOID「鏡音リン・レン」による、
「囚人」と「紙飛行機」という曲の小説を
書こうと思っています^^
@登場人物@
・レン
ワケあって投獄されている、14歳の男の子。
リンに恋をする。
・リン
かなり重い病気にかかっている同じく14歳の女の子。
父親が牢屋の看守をしており、よく仕事場に遊びに行く。
※注意※
・初心者なので、おかしなことをしてしまうかも
知れませんが、ご了承くださいませ;;
・曲の解釈は、梨恋によるものです。
おかしくてもお見逃し下さい;;
4/28 完結しました!!
何かリクエストあれば書きます!!←
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- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.58 )
- 日時: 2010/04/25 20:49
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
8.
彼の声を聞いてから、もう幾月経っただろうか。
私の体は、もう指先すら動かせないほど衰弱しきっていた。
(ああ・・・もうすぐ、お迎えが来るのかな)
あの時の別れ際に———
振り返っていればよかったのかな。
私は少しだけ後悔した。
もう一生会えない彼との思い出を、少しでも多く持って行きたくて・・・
でももう遅い。
今もどこかで笑う君に———
「・・・あい、た・・・い・・・」
ちぎれそうな声を紡ぎ、私は必死に言った。
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.59 )
- 日時: 2010/04/26 22:31
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
病室に咲く光の当たらない花は、
ただ朽ちていくのを待つ運命(さだめ)。
でも、そんな花に———私に光をくれたのは、
君の手紙と、君の存在でした。
でももう———目が霞んで、君の手紙も読めない。
私の余命を告げる、無機質な機械の音すらも遠い。
お願い、もしこれが最後なら、
行かせて・・・彼の元へ・・・
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.60 )
- 日時: 2010/04/26 22:36
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
—————————————
隣に座る君に、そっと笑いかける私。
それに応えるように、君も笑った。
私は、折りたたんだ紙飛行機を広げ、君に見せる。
『あなたがいたから 私は
笑顔を忘れずにいられました。
一度は、深い闇が私たちを切り裂いて、
どうしようもない悲しみが押し寄せたけど、
深い闇が、もう一度私たちを巡り合わせて
今、私たちは——————』
その手紙の続きは、二人だけの秘密。
君からの手紙も、また機会があれば・・・
『———また明日』
『あの場所で・・・』
—第二章「紙飛行機」(リン目線) END—
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.61 )
- 日時: 2010/04/28 22:18
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
——————
『君がいたから、ずっと僕は
笑顔を忘れずにいられました。
一度は果てしない闇が僕たちを切り裂いたけど、
射し込む光が、また僕たちを巡り合わせた。
今、僕たちは——— 』
心地よい風のそよぐ、春の日のこと———
<囚人・紙飛行機 END>
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.62 )
- 日時: 2010/04/28 22:24
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
囚人・紙飛行機、ついに完結しました!!
これも、この小説を少しでも見ていただいた方々のおかげです!!
ありがとうございました(´∀`)
gdgdな文章でしたが、ここまで付き合ってくださった方々に、この場を借りて感謝の言葉を申しあげます。
本当にありがとうございました!!
さて.今後なのですが・・・w
何書けばいいですかね?←
リクエストがあれば書きます!!(..*)φ))
というわけで、無事終了いたしましたゞ
次の小説を書き始めるまで、皆様とはしばしの別れでs(黙
でわでわ!!
しーゆーあげいん♪
(といってもまだちょくちょくこの掲示板に来ますが←)
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