二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

大空と夜空・交じ合う時—REBORN—
日時: 2010/04/09 10:35
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

包容です!
シリアス多めです!
嫌われ基本ですが、一応、明るめにします。
グロ控えめです!


登場人物設定

・夜神 空 「死神」
実は女で男装をしている。
死神少女。
容姿:黒髪に薄暗いオレンジの瞳。凛々しい顔立ち。普段は黒装束を着ている。
武器:ナイフ・大鎌。夜空の炎。


・嫌われヒロインは笹川京子です!
主人公、結構謎ありです!
主人公は並中生でツナ達とは違うクラスです。





・目次
Prt0 プロローグ
Prt1 哀哭 『声を上げて悲しみ、泣く事』
Prt2 アタラクシア 『乱されない、平静な心情』

Page:1



Re: 大空と夜空・交じ合う時—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/04/09 09:50
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

Prt0 プロローグ


ある夜の日。

少女は満月の夜を歩いていました。

その少女は、黒装束です。
すると、少女とは違う、音が聞こえてきました。

歩いてくる音。


  コツコツコツ、と。


    『ソレ』は、ゆっくりと近づいてきました。


そして。


その音は。


急に、






















サァ、

キミ達は、


真実を見つけられるか?

Re: 大空と夜空・交じ合う時—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/04/09 10:09
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

Prt1 哀哭


サミシイサミシイ。


キミはソレを何度言っただろう。
「・・・」
俺は、あるクラスを見て、呆れたように顔をゆがめる。
「・・・」

信じず、信じられず。

ボロボロになりながらも。

彼女は訴えていると言うのに。


シンジナイ。


馬鹿みたいに。
囚われた様に。
「・・・」
俺は無言でそのクラスを通り過ぎる。
片手には本を持って。

——

クルシイ

クルシイ

「・・・笹川京子・・・」
俺はその名を呼ぶ。

鎖で繋がれ、虚ろな眼の少女。

「笹川京子。」

もう一度呼ぶ。
少女はビクッと振るえ、虚ろな眼で、震えながら俺を見た。
俺はそんな少女を、静かに見て。
「俺が、貴様を助けよう。」

タスケル?

彼女はそういった。
俺は眼を閉じて、彼女を再び見た。
「ああ。お前が、前のように生活できるように。」

・・・。

少女は無言。
俺はしばらく少女を見つめると、少女は静かに、頷いた。
「じゃあ、契約だ。」
そう言って、俺は静かに、微笑んだ。


——


イタイ     イタイ

私は何度も叫んだ。

シテイナイ、

ワタシハシテイナイ。

何度叫んだだろう。
そして、私は知らない場所へと、放り込まれた。


鎖で繋がれ。


        クサリデツナガレ。


その時、静かに音が響いた。
誰も居ないはずなのに。

現れたのは良く知らない、少年。

同年代だろか。
綺麗な顔立ちで、中世的だった。
彼は静かに私に近寄り、名前を二回、言った。
私は二回目に顔を上げた。
綺麗な顔。

凄く。

スゴク。

何故か安心した。

彼は契約だ、と言って、私の鎖をちぎった。

手で、素手で。


「契約だ、お前は俺の言う事を聞け。お前の言う事を俺は聞く。」


そう言って、フワッと笑った。

Re: 大空と夜空・交じ合う時—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/04/09 10:34
名前: 包容 (ID: tgMaGFHR)

Prt2 アタラクシア


次の日。

学校では、公開処刑が、始まった。

俺は、その台にある十字架を見つめた。(あんな物何処から出したんだ。)
そこに貼り付けられている、虚ろな少女。
昨日契約した、笹川京子。

自然と口の端が吊りあがる、

横を見れば現況の沢田秋が歪んだ顔で笑っていた。


笑うのは、オレダヨ?


「笹川京子・・・。」

俺は呟いて、歩き出す。
目的は、救出。
静かに笑って、十字架に近づく。
そこで。

「テメェ!何してやガンだ!」

獄寺隼人が、ほえた。

「・・・笹川京子・・・。」
俺は静かに呟く。
目の前に居る、京子は虚ろな眼で俺を見た。

「————。」

「!」

俺の言葉に眼を見開く京子。

その瞬間。

「!?何だ!?」

聞こえもしない声が、

             聞こえた。

「う、ァァァァァァァァ!」

一番最初に狂ったのは、沢田綱吉。
もがき苦しんだ。

「!、イテェェェェェェェ!」

次、山本武。
腕を押さえ、苦しんだ。

「あ、熱い、熱いィィィィィィィィ!」

次、獄寺隼人。
ありもしない感覚を、感じた。

「うあァァァァッァァァァァァァァ!」

次、雲雀恭弥。

体中を押さえ、苦しんだ。
そして、最後は。

「キミだよ。沢田、いや?———。」

「!」

彼女は震える。

京子を十字架から外し、俺はその場から消えた。






















































(後でちゃんと、) (クスリを打って置いたよ?)


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。