二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 大空の子供たち物語—REBORN—
- 日時: 2010/04/19 08:45
- 名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)
今回は10年後設定でツナの双子の子供が主人公です!
色々訳アリでツナは子供を発表できなかったりします。(てか単に11代目にしたくなかったりします)
登場人物設定
・沢田 空 『ブラッドオブボンゴレ』
歴代最強のブラッド・オブ・ボンゴレを持つ少女。
全てを見透かす為、人の死をも察知する事をあまりよく思ってない。
死ぬ気の炎の力はいまだ未知数。
容姿:ツナソックリの容姿に水色の瞳。可愛い系。
武器:グローブ・大空の炎(?)・超直感。
・沢田 錬
歴代最強の炎を持つ少年。
性格が半端無いほどスレ。
戦闘能力はかなり高い。
容姿:ツナソックリ。だけどハイパーモード寄り。青い瞳。
武器:グローブ・大空の炎。微妙だが超直感。
・目次
プロローグ
第一話 陰と陽
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- Re: 大空の子供たち物語—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/04/19 08:18
- 名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)
プロローグ
「空、錬。」
「「父さん?」」
朝、起きると父さんが部屋に入ってきた。
何か凄い不安げにしている。
「明日、父さんがやってる会社に来て欲しいんだ。二人を紹介するから。」
そう言って、無理に笑った。
空はニッコリ笑って、
「うん!判ったよ!」
「・・・」
空の素直さに呆れた。
誰かも知らない場所に行くのに。
「俺もいいよ」
「ん、じゃあ準備しておいてね」
父さんは部屋から出て行った。
大空の子供たち。
包容の大空と
飲み込む大空。
一人もかけてはいけない大空の断片たち。
二人で一人。
力と心。
天候達に、会うことが出来るのだろうか——。
- Re: 大空の子供たち物語—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/04/19 08:45
- 名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 陰と陽
「なんのようだ、ダメツナ」
「もうダメツナじゃないって・・・(汗)」
沢田綱吉——現時点で10代目ボスの彼は、緊急会議を行っていた。
守護者は勿論、リボーンも呼んである。
「で、なんなんだい・・・僕、忙しいんだけど」
そういったのは一番機嫌が悪い、雲の守護者、雲雀恭弥だった。
彼は背中を壁につけてたっている。
「あ、ハイ。実は、紹介したい子達がいて・・・」
扉が勢い良く開いた。
そこに居たのは。
「え・・・」
守護者全員が、驚愕した。
瞳の色こそ違うが、全く同じ容姿の、少年と少女。
一人は笑い、一人は笑っていない。
「俺の子供の——空と錬だよ」
「は、始めまして」
「・・・」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
雲の守護者、霧の守護者も少なからず驚いていた。
なんせ今まで誰もが知らなかったのだから。
情報を掴むのが早い彼らでさえも。
「何で今まで黙ってやがった・・・ダメツナ」
およそ何故言わなかったのかは判るのだが、リボーンはわざわざ理由を聞いた。
案の定、返ってきた答えは。
「だって皆11代目にするとか言い出すから」
そういった。
勿論、敵対ファミリーにばれない為でもあったが。
空と錬はお互い手を握り合ってジッと守護者達を見ていた。
「何で今言うんだ?」
そういったのは雨の守護者の山本武。
刀を背中に背負っている。
「それが、もう隠し切れなさそうだったから」
そう言って二人を見てニコッと笑った。
本当にお父さんのような微笑だった。
「だからと言って今まで黙るなんて・・・」
そういったのは嵐の守護者、獄寺隼人だった。
すると空がピクッと反応した。
「何か来る・・・」
「え?」
「・・・具体的に何が来るの、空」
錬は空に聞く。
すると空はプルプル震えて、
「何か、危ない人・・・」
「危ない人?」
バァンッと扉が開いて、白い人が立っていた。
「やぁ、綱吉君♪」
「ゲッ・・・」
白蘭と入江正一だった。
空は錬の後ろに隠れて出てこない。
「今日は何しに来たんですか・・・」
「いやぁ、面白そうだな、と思って♪」
「だからと言って仕事ほったらかしにして出て行かないで下さいよ」
呆れながら言った正一。
「・・・ツナ、さっきのは超直感か?」
リボーンがつい先ほどの空の言動を思い出し、疑問を口に出した。
「うん。多分歴代最強の超直感だと思うよ。」
「歴代最強ッスか!?」
「スゲーな・・・」
空は錬の影に隠れたまま出てこない。
錬は白蘭をジッと見て、一瞬にして殺気をほとばしらせる。
それは雲雀並みの殺気だった。
キツイのか、雲雀と骸以外顔を歪ませる。
「・・・」
—ボァッ!
純度の高い、オレンジ色の炎が額と両手にともる。
瞳がオレンジ色に変わる。
「!?」
全員が驚愕した。
沢田綱吉までも驚いていた。
「錬・・・そんな物何処で覚えたんだ?」
「・・・この前、空が泣いた時に出た。」
人よりも覚悟が強いのか、純度の高めな炎が灯っていた。
空は錬の手を掴んでフルフルと首を横に降った。
炎は消える。
「・・・歴代最強の炎に歴代最強の超直感・・・」
「スゲー・・・」
すると沢田綱吉は苦笑いをしながら。
「とりあえず・・・今日から錬と空はこの屋敷に住む事にするから。」
「「宜しく」」
陰と陽の二人は、笑って、笑わなかった。
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