二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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闇色の空の守り人—REBORN—
日時: 2010/04/21 16:32
名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)

氷空です!
今回の主人公は結構な特殊設定だったりでなかったり・・・(曖昧だな)


登場人物設定

・青崎 錬
最近ツナが不登校について心配している少女。
普通の中学生だが性格は結構無関心。
容姿:黒髪黒目、中世的な顔立ちの所為か男に見られることもしばしば。
武器:刀・竹刀・夜空の炎。
所属:ボンゴレファミリー






・目次
序章 『ある場所で狂った』
第一話 動機
第二話 心に鎖を縛った

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Re: 闇色の空の守り人—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/04/21 15:47
名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)

序章


完全な闇。

孤独な孤立。

闇の光。

真実なる嘘。



——孤独に成り、閉じこもってしまった少年。


——麻薬に手を染め、幻覚症状を出し始めた少年。


——同じく麻薬に手を染め、犯罪を犯す少年。


——全てに絶望し、自殺しようとする少年。


——何も聞けず、何も考えれなくなった人質の少年。


——人を殺す以外、何も出来なくなった少年。










————そして。










全てを信じ全てを製作し全てを守りきろうとし全てを、全てを。


包容し、包み込む聖なるもう一人の大空。


過酷など知らず全てにおいて無知な、存在が大きすぎる、少女。
物語はある場所で狂ってしまった。

時計が狂ってしまった。

真実をも、狂ってしまった。



狂喜となり、凶悪な、物語・・・。

Re: 闇色の空の守り人—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/04/21 16:13
名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 動機


最近可笑しいと思う。

クラスの殆どが登校していない。

最近起こっている、事件の数々。
私は嫌な予感がしていた。


・・・授業に集中できねぇ・・・


「お前は何時も集中してねェだろ馬鹿!」

パカーンッ!

「先生!人が考えている最中に叩かないで下さい!」

涙目に成る自分。
先生ひどいです・・・。
「馬鹿。ったく・・・最近のことを考えてたんだろう?」
「なんでわかるんですか・・・」
「顔に書いてある。」
「・・・マジで?」
「マジで。獄寺や山本やダメツナの事だろ?」
「ハイ」
空席のまま、来ない少年達。

一種の登校拒否。

「行って見ればいいんじゃないか?」
「・・・そうですねー・・・」
うーん、と考えながらも私はバッグを持った。
「じゃあ帰ります!」
「おう。」


思えば、コレが私の最初の動機だった。

Re: 闇色の空の守り人—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/04/21 16:32
名前: 氷空 (ID: X9/3/8Rv)

第二話 心に鎖を縛った


「ここかー」

沢田君が最初だ。

普通の家ですねー。
当たり前ですけどー・・・。

「レッツピンポン♪」

インターホンを鳴らせば扉が開いた。
お母さんらしい人が出てきて、ニッコリ笑った。
「誰かしら?」
「あの、綱吉君に会いに来たんですけど・・・」
するとお母さんの顔が険しくなった。

何故か禁忌に触れてしまったみたいだ。

「何しに来たの・・・」
「いえ、ただ、」
空を見上げて、私は言った。

「空が凄く澄んでいるんで一緒に散歩しようかと思って!」

ポカンとした表情になったお母さん。(奈々さん)
私はアハハッと笑ってみる。


「・・・判ったわ。彼方のような人なら、あの子を変えられるかも知れない・・・」


そういったのを、不思議そうに想いながら、うえへ上った。

目の前に立つ、彼の扉をコンコンっと、鳴らした。
嫌な予感がした。
その為ノックをしたのだ。

「沢田君!遊びましょ!」

シーン・・・。

うっわ滑った自分で言って滑った!
そう後悔しながら私は顔を紅くした。

「自分で言って自分ですべるとか・・・どんだけ恥かしいんだ私ッ・・・」

すると少しだけど。
扉が開いた。

「久しぶりだね。綱吉君!」

ニッコリと、彼に微笑んだ。

だけどこれは通常ではない。
もはや異常だ。

部屋を空けるとまず目に飛び込んできたのが赤い部屋。

まるで血のように。

真っ赤に、真っ赤になった部屋。

そして。


彼、沢田綱吉。


真っ暗な目をして、全てが絶望になったような瞳。
悲しみと辛さが伝わる。

「・・・」

完全無言な彼に私は微笑んで、ギュッと手を握った。
一瞬震え、そしてカタカタと、震え始める。

「怖い、来ないでッ・・・」

拒絶反応を示した。
私はその顔を手で包んで、
「大丈夫だよ、怖いものなんて何も無い。」
そう言って私はカーテンをシャッを、あけた。
光が入る。
「あるのは綺麗な空と綺麗な太陽と空気と、大空だけだよ」
「・・・」

まぶしそうにしながら、震える綱吉に私は構わず抱き締める。

「何があったかは知らないけど、今まで頑張ったね。」
「!」
「じゃあ、私もう帰るね。」

そう言って私は部屋の扉を締めた。


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