二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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大空の《剥奪》—REBORN—《第一章 再会》
日時: 2010/04/27 15:58
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—キミ達が俺を殺したんだよ?—

—俺は、今憎しみで一杯なんだ。—

—今更遅い—

—ねぇ?誰か—

—俺と《復讐》しよう—


消失です!
結構嫌われ要素入ってます。
グロはなるべく控えめ。(にしたいとおもいます)
ツナが嫌われて大体がツナ視点。
では頑張ります!
それと剥奪は(はくだつ)と読みます。



登場人物設定

・神崎 錬 『中立者』
ツナとは大親友で死んだ時一番悲しんだ人物。
最強で誰もかなわないほど強い。
現在は学校に通っているが元気をなくしたように無表情と成っている。保健室登校。
年齢:14歳
体重:いえないです・・・。
身長:ツナくらいかな。
容姿:黒髪に黒目。結構中性的でカッコいい系。男装している。
戦闘服:黒いパーカー。
武器:ナイフ・銀色の拳銃。(実弾)
属性:夜空《特徴・支配》
所属:ボンゴレ(仮)
通り名:漆黒の大空(リボーン以上に最強)
詳細:ツナと大親友で、(少なくとも錬本人はそう思っている)何時も一緒に居て助けていた。
だが、錬本人は『助けられなかった』と悔やんでいる。
全てを知っている人物。
また、ボンゴレファミリーだが、リボーンがツナに味方したと言い、脱会。
だが九代目はボンゴレファミリーに入れることを賛成している。
《夜空のアルコバレーノ》を知っている人物。
一言:『ツナ・・・お前を守れなかった・・・』


・沢田綱吉 『復讐者』
屋上から落とされ、死亡。
したはずだったが、『生き返った。』
綱吉本人は何故生き返ったのかをしっているが他の人物には全く教えていない。
一度は地獄に行った。
容姿:変わらないが唯一変わったのが目。茶色からどす黒いオレンジに変わった。
性格:少々グロイ考え方をする。復讐だけを考えるようになった。(後錬の事だけ)
詳細:実は錬のことが好き。だけど錬は気付かない。ボンゴレ10代目を剥奪された。(現在候補はザンザスだがザンザスはそれを頑なに断っている)
錬を『前までは』純愛していたが、現在『狂愛』。
一言:『絶対に許さないよ、皆?』


・姫沢 絵里(ひめさわ えり) 『張本人』
何処かの中小ファミリーの一人娘。
現在錬を嵌めようとする計画を練っていたがツナが生き返ったため、それを止めた。
性悪女。悪女。
容姿:ピンク色のカールの髪。(染めた)ピンクのカラコン
厚化粧に香水。
武器:特に無いが使うならば毒や薬品。
所属:ボンゴレ夜空の守護者(?)
一言:『宜しくねぇVv』


キャスト

・仲間
???(現在不明)

・敵
リボーン
獄寺隼人
山本武
雲雀恭弥
笹川良平
六道骸
並盛中学生
沢田奈菜
沢田家光
バジル
ビアンキ

・中立
神崎錬
大空のアルコバレーノ(アリア・ユニ・ルーチェ)
夜空のアルコバレーノ(詳細不明)
チビたち
笹川京子
三浦ハル
黒川花
クローム髑髏






・目次《第一章 再会》
プロローグ 
第一話 復讐劇開幕 《何かが始まる》
第二話 遮断された光 《キミが居なくなってから》
第三話 確認不可能 《当たり前》
第四話 溢れたのは 《久しぶり♪》

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Re: 大空の《剥奪》—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/04/27 14:00
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

プロローグ


「・・・ツナ・・・!?」
目の前に、親友の死んだ顔があった。
瞬間に来る、絶望、後悔、虚ろ、

悲しみ


「う、ァァァァァァァァアアアアアアア!」


瞬間に俺の頭の中は真っ白になった。

————

「・・・錬」

泣き叫ぶ錬の声が聞こえる。
そして、聞こえる声。
『ツナ、ツナ!』
何度も何度も俺を呼んだ。
俺は、もう『そっち』には行けないんだ。

『本当、バカよね。私にたてつくから。』

瞬間に来る、怒り、絶望。

憎しみ、復讐。

《その怒り。果たしたいか?》
声の主が誰かも認識せぬまま、俺は言う。

「復讐、したい・・・」

それは、純粋な殺意と、歪んだ覚悟。

《お前の願い、聞き届けよう》


—これから始まる物語—

—歪んだ世界しかなかった—

—ツナ—

—お前は、この時点で間違ってたんだ—




—アトガキ—
嫌われってギャグほとんど無いですよね・・・。
だけど、一応は無理矢理ギャグ入れようと思います←オイ
グダグダになるかもしれませんが、頑張ります!

Re: 大空の《剥奪》—REBORN—《第一章 再会》 ( No.2 )
日時: 2010/04/27 14:25
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 復讐劇開幕


「フフッ・・・久しぶりだなぁ・・・」

そういう彼は、暗い、闇のようなオレンジ色の瞳の少年だった。
表情は、子供が玩具でも手に入れたような、そんな笑みだった。

「ククッ・・・どんな顔をするんだろうね・・・皆」

きっと、絶望の顔を見せてくれるんだろうなぁ・・・。

「だけど、錬は違うだろうな・・・」
きっと、俺を見た瞬間泣くだろう。

嬉し泣きか、それとも・・・。

「・・・」
無言になった少年は、ゆっくりと、並盛中学へ入っていった。



「お、錬ちゃんか」

保健室では。
一人の少年の姿をした少女が虚ろな眼で登校していた。
だけどその目は。
何時ものような虚ろで虚空な目ではなく。
何かを、察したかのような虚ろな眼。
「どうした、錬ちゃん」
シャマルが聞く。
錬は、ゆっくりと口を開いた。


「何かが、起こる」



「久しぶりですねぇ、雲雀さん♪」
「何で、キミがッ・・・!」

少年は、応接室に来ていた。
応接室では雲雀恭弥がデスク上の書類を整理していた。
だが、彼の手からペンが落ちる。
目の前の少年に驚きを隠せないで居るのだ。
「ハハッ、そんな表情しないで下さい——って言うのも、無理でしょうけどね」

コツン、と、
少年は靴を響かせた。

「とりあえず——久しぶりです、雲雀さん」

笑いながら、少年はそういった。
雲雀は驚愕と、恐怖に駆られていた。
死んだはずの人間が生きているのだから。
否。

《殺したはずの人間が生きているのだから。》

「何で、生きてるの・・・・!」
「クスクスッ・・・復讐しに来たんですよ」
俺を殺した、彼方達に。
少年は低い声でそういった。
瞬間、来る殺気に雲雀は後ろに下がった。

—コレが、沢田綱吉の殺気・・・!?

「キミ・・・何者なの・・・!?」
「やだな・・・忘れたんですか?俺は《沢田綱吉》ですよ」
そう言ってのけた沢田綱吉。
笑顔だが、まだ殺気が抑え切れていない。
一般人でもわかるほどの、殺気だ。
「ッ・・・!」
「では、俺はもう行きますね」

そう言って少年は——沢田綱吉は。

応接室を後にした。



《ああ、もう遅い》

《復讐劇は始まってしまった》


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